(写真)左から3番目がキラニ・ジェームズ
カリブ海の島のグレナダの国民はロンドンのオリンピックでキラニ・ジェームズが400メートルで勝利したことを大いに祝いました。
19才のジェームズが自己ベスト43.94秒でグレナダ初の金メダルを勝ち取った後、グレナダの人々は通りで踊ったり叫んだり旗を振ったりして祝いました。
「ジェイムズは国の若い人々にとって本当に良きモデルだ。」とグレナダのトーマス首相がBBCに語りました。
政府は、火曜日の午後を祭日にすると宣言しました。
すでに世界チャンピオンのジェームズは、44秒以下でそのコースを走る初めてのアメリカ人以外の選手になりました。
「今までしてきた事をこれからもし続けるようにとキラニ・ジェームズに伝えたい。彼は我が国の若者に良い影響を与えてきた。彼はとても規律正しく筋道が通っていて集中力がある。」と首相は言いました。
ジェームズの故郷ではうるさい位の祝いが行われました。
「金メダルを取るなんて思ってもいなかった。」
グレナダ人はジェームズの勝利が自分たちの国の名を高めてくれることを期待しています。この国は人口がわずか100,000人超で、観光業で成り立っています。
「彼の勝利からもっと多くのことを期待し、もっと多くの人がグレナダについて調べてくれることを期待します。」と銀行家のフレデリック氏がAFPに語りました。
*************
グレナダはカリブ海の島の国でフランスやイギリスの植民地を経て1974年に独立しました。人口10万人。その国からオリンピックの金メダリストが出たのです。お祭り騒ぎになるはずですね。
ところで、私は彼のレースを見ませんでした。この記事を読んだ、今、ちょっと残念・・・