(写真)ダイアナ・ヌャドさんは三日間眠らずに泳ぐつもりです
62才のアメリカ人女性は、サメ除けの防具を身に着けないでキューバから米国に泳ぐ最初の泳者になるために4度目の試みを行っています。
ダイアナ・ヌヤドさんは、すでに数回クラゲに刺されたが166キロメートル泳ぎ続けているとチーム・メンバーが言いました。
彼女は、キューバの首都ハバナ(Havana)を土曜日の午後出発し、火曜日にフロリダ(Florida)に着く予定です。
彼女はサメ除けとして電気シールドに頼っています。
1978年に最初に泳いで渡ろうとしたヌヤドさんは、フロリダ海峡を独力で泳いで渡る記録を作る最初の泳者になることを望んでいます。
長距離スイマーの彼女は、昨年9月にごく間近の試みをしましたが、クジラに刺された致命的な傷のために中止を余儀なくされました。その前の試みは、肩の痛みと喘息発作で距離を短縮しました。
彼女の支援チームによれば、ヌヤドさんは泳ぎ始めてちょうど5時間くらいにオリンディアス・フォルモサ・クラゲ(アカ・ハナガサ・クラゲ)に首を刺されました。そのクジラは昨年彼女の泳ぎを中止させたハコ・クラゲほど危険ではありません。
「彼女は外用クリームで治療し、痛みが取れ泳ぎ続けています。」とチームは報告しました。
それから続けて3回以上刺され、1回は唇を刺されたとAFP通信が報じています。
生き物の脅威を最小限にするために、彼女、夜は頭からつま先までの特別な水着を着ます。
彼女は、サメから身を守るためにクラゲ専門家とサポート・チームにダイバーと探知機を加えたとハバナのBBCは報じます。
それが機能しなくても、ダイバーチームは常に飛び込める警戒態勢をとりサメを遠くに誘導すると記者は言います。
泳ぐ前に、ヌヤドさんはわくわくしているが危険は意識していると言いました。
「この試みは大事なのです。いかに困難なことかは分っています。誰もこのことをしたことがないというのが理由です。でも、準備は整えています。」
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信じられない試みですね。世の中には冒険好きというか物好きというか、いろいろな人がいるものですね。無事を祈るのみです。