(写真)Pussy Riotのメンバー
ロシアのパンク・グループPussy Riotのメンバーが、不良行為をしたとして3人のメンバーが裁判にかけられているにもかかわらず、反プーチン運動を続ける計画を立てています。
頭巾を付けた7人の女性が、ニックネームを使って、抵抗運動についてBBCニュースに語りました。
Pussy Riotは前のように抵抗運動を続けるつもりかと尋ねられて、マザー(Mother)と呼ばれるバンド・メンバーは「もちろん」と答えました。
「言論の自由という私達の方針に基づいて、獄中にある仲間を支持するために運動を続けます。」
インタビューを受けた何人かは2月21日の抵抗運動に参加し、3人が逮捕され裁判にかけられました。
判決は金曜日に行われる予定です。ロシアの検察は彼女達に3年の投獄を求めました。
Pussy Riotは、モスクワのキリスト救世主大聖堂の祭壇でロシアのプーチン大統領を非難する歌を演奏しました。
バンドは、12月の議会選挙が多くの不正で損なわれたとしてプーチンと彼の統一ロシア党に対して大規模デモを行った人々と共にいました。
別のバンド・メンバーTerminatorは、インタビューで、「誰も私達を黙らせることはできない。誰も私達がしたいことを禁止することはできない。私達はロシアにもっと良い国になってほしい。私達は止めない。もう一度やります。」と言いました。
Terminatorは続けました:「今、政治家はとてもひどい、悪いことをしていることを政府の中の誰かに気づいてほしい。そしてそれを止めてほしい。」
教会での抗議活動は不良行為ではなく、明確に反宗教活動でもなく、プーチン大統領に対する政治行動だと彼女は言いました。
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金曜日に行われる仲間の判決の前にPussy Riotは抗議活動をするようです。政府に対する抵抗運動に厳罰を科することを決めたロシア政府を相手に抵抗運動をするには勇気が要ることでしょう。更なる締め付けに遭うのではないでしょうか。