(写真)イスラエルのスデロットの町の南部にあるシャー・ハネゲフ・スクールのロケット防御の仕組みが施されている校舎の傍の避難所の木陰に座る高校生。27,500,000米ドルでコンクリート壁を作り窓を強化するなどロケット発射に耐える特別な機能が施された特殊な建築物。
イスラエルの空軍がガザ地区北部の武器の製造拠点と兵器貯蔵施設を爆撃しました。
火曜日の早朝の攻撃は、イスラエル南部への最近のロケット攻撃に対する報復だとイスラエル国防軍が声明で述べました。
カッサム・ロケット3弾が、学校初日の月曜日に子供達が登校している時に、スデロットとその周辺地域に打ち込まれました。日曜日には、3発がイスラエル南部に発射されました。スデロットの二つの工場とシャー・ハネゲフ地域協議会が攻撃され共に被害を受けました。
サラフィ原理主義組織のJamiat ul-Mujahedin Bayt al-Maqdisが、日曜日に、3発のロケット発射を認めました。組織はアルカイダとつながっていてガザ地区で活動していると考えられています。
「イスラエル国防軍は、イスラエルの国民と国防軍兵士を標的にするテロ集団によるいかなる試みも許容せず、イスラエル国家に対するテロ行為に対して行動をとり続ける。ハマスのテロ組織が唯一ガザ地区から全てのテロ行為を行っている。」と国防軍が声明で語りました。
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写真は昨日の記事の写真です。ガザ地区の近くにある学校は、ガザ地区から飛んでくるロケットに備えてロケット防御のための頑丈な設備が政府によって整えられたという記事です。それまでは生徒達はロケット発射通知のサイレンが鳴ったら即座に防空壕に逃げていて落ち着いて勉強ができなかったそうです。(数年前にイスラエル軍がガザ地区に反撃の爆撃をして1,400人以上の死者を出した事件以来ロケット発射は止まっていたそうです。)
そして、今日のこの記事です。まるで防御策が施された校舎を試すかのようにロケットが飛んできて、すぐさまイスラエル軍が反撃したようです。この地域でも紛争は止まないのですね。