ナトー軍によれば、ヘルマンド地方で制服を着て銃を持った男に3人の米兵が殺され1人が負傷したそうです。
木曜日の午後、サンギン地域で撃たれた3人は特殊部隊のメンバーだったとアフガニスタン政府がBBCに語りました。
正確な状況は不明です。一連の"green-on-blue"攻撃の最近の攻撃で、男達はアフガニスタンの軍服を着ていて銃を連合軍に向けているとナトー軍は言います。
しかし、地方役人は、3人は彼らが会っていた長老に殺されたと言います。
長老は警察に加わりたいと言ったが、実際はタリバンの潜入者だと役人がBBC記者に語りました。
ナトーの報道官は、ならず者の襲撃だったのか反乱軍の潜入によるものだったのか決めつけるのは早過ぎるとロイター通信に語りました。
「分っていることは兵士がアフガニスタンで制服を着た者に撃たれたということだけだ。」と報道官が言いました。
2012年を通して"green-on-blue"銃撃作戦が劇的に増えて平均1週間に1回にもなっています。
火曜日には、ナトー軍の米兵が、アフガニスタン軍の制服を着た2人の男にアフガニスタン東部で殺されました。
その攻撃により、ナトー軍とアフガニスタン軍の間の信用性がひどく損なわれています。
別件で、ヘルマンド地方のムサ・カラで、道路に仕掛けられた爆弾が爆発して少なくとも6人の市民が死亡しました。女性と子供が含まれていたと地方警察長がBBCに語りました。
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分りにくい記事ですが、ナトー軍は米兵を殺したのはアフガニスタンの兵士ではないかと疑っているようです。アフガニスタン側はタリバンの攻撃によるものとしたいようです。いずれにしろ、過激派(タリバンや部族)にとって、特別部隊であれ、一般兵士であれ、米軍の存在そのものが彼らの敵になっているのです。米軍はそのことに早く気付いて総撤退すべきでしょう。("green-on-blue"攻撃作戦はタリバンの作戦と思われます)