まるこの「時事和訳ブログ」

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花嫁衣裳を着た女性がケベックの川で溺死

2012-08-26 | Weblog

 

(写真)ドーウインの滝で溺死した女性の遺体を発見した警察

警察は、結婚式の写真を写してもらっている時にモントリオールからおよそ75キロ北にあるOuareau川に落ちた30才の女性の死亡を確認しました。

女性は、30才のマリア・パンタゾパウロスさんであることが分りました。

ケベック地方警察のムクルニス報道官によると、彼女は滝からおよそ15~30センチの所に立って写真を写してもらっていました。

彼女のドレスが水を吸って重くなったので彼女は救いを求めたと彼は言いました。

カメラマンも助手も彼女を助け出すことができませんでした。まさにその時、彼女は急流に流されて水の中に消えました。

ケベック地方警察は、事故の後4時間近くダイバーの助けを得て彼女を探しました。ダイバーは水の底に彼女を見つけました。

彼女は、6月9日に結婚しましたが、花嫁衣装を着た自分の写真をもっとたくさん川で撮影してもらいたかったのです。

川の流れは非常に速いので生存の可能性は低いと当局は言います。

彼女は正装した人々がちょっと場所違いのような環境の中で写真を写してもらう"trash the dress"撮影をしていたのかもしれないと警察報道官が言いました。

花嫁が花嫁衣裳を着たまま浜辺の波にチャレンジできる場所での結婚式をする傾向がしばしば見られます。

女性の家族はメディアへの発言を拒否しています。

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"trash the dress"(トラッシュ・ザ・ドレス)というのは日本語にし難いのですが、あえて言うなら「ドレスをゴミのように汚す」というところでしょうか。

「トラッシュ・ザ・ ドレス」は、ドレスのままで水の中に入ったり、森の中で自然な感じに振舞ったりと斬新な新しいウエディングフォトスタイルだそうです。

せっかくのドレスがゴミのように扱われるのって、資源の無駄であり環境破壊にもつながるようで感心しませんが、若い人たちにとってはアートのようです。でも、命を失っては何にもなりません。

なお、この方法は1998年にハリウッドで発生したようです。日本上陸は阻止したいですね。

↓ "trash the dress"の画像(参考までに)

http://www.google.co.jp/search?q=trash+the+dress&hl=ja&prmd=imvnsl&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=SDI6UKWIH47PmAW5r4GADg&sqi=2&ved=0CCEQsAQ&biw=728&bih=320


ベネズエラのAmuay製油所で大爆発

2012-08-25 | Weblog

ベネズエラ最大の石油精製所が爆発して、少なくとも19人が死亡、57人が負傷したと地方政府が伝えています。

ベネズエラ北部のAmuay製油所での更なる爆発のリスクはないとルゴ氏が言いました。

夜、ガソリンタンクが爆発して製油所と近くの建物に被害を与えたと役人が言いました。

Amuay製油所は世界で最大規模の製油所の一つで日産645,000バレルです。

ハルコン州知事のルゴ氏は、およそ57人が爆発で怪我をして現地病院で治療を受けていると言いました。

まだ大きな炎が工場から出ているが鎮静化に向かっていると言いました。

その前に、ラミレス・エネルギー相がガス漏れによる爆発を批難しました。

「大爆発だったので製油所の反対側の施設や家にかなりの損傷がある。」と彼は言いました。

南アメリカで最大の石油を産出するベネズエラの製油所は停電や事故を含めて多くの問題を抱えていると専門家は言います。

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世界各地でよくある事故ですが、今日の事故としてニュースになっています。原因はガス漏れのようですが、ガス漏れの原因はこれから調査するのでしょう。


南アフリカのカバが救助される前にプールで死ぬ

2012-08-24 | Weblog

 

(写真)カバはモゥネイト保護区のスタッフにSollyと名付けられました

南ア北部の野生動物保護区のスイミングプールに4日間立ち往生していたカバが死にました。

カバを階段が付いていないプールから出すために静かにさせる前に死んだと記者が伝えています。

プールの水が抜かれていたので、カバは静かにクレーンで持ち上げられました。

その前に保護区の管理人が、プールが空だったのでカバは幾分戸惑っていたとBBCに語りました。

カバは、火曜日に、ヨハネスブルグ北部にあるモネィト保護区のプールに移動しました。

南ア国立動物虐待防止協会は、4才のカバは強い雄から居場所を追われていたとAP通信に語りました。

保護区の管理人は、カバのSollyは、深さ2メートル・長さ10メートル・幅5メートルのプールでとても幸せそうに泳いでいたとBBCに語りました。

しかし、カバを助ける準備中にプールの水を抜いたので金曜日の朝はストレス状態になったと彼女は言いました。

カバがおぼれないように水を抜く必要がありました。

例えカバに水を与え続けるために水を注いでいても死んでいたと野生救助専門家がAP通信に語りました。

カバを静める予定だった獣医は、4時間近く遅れて現場に着いたので間に合わなかったと南アの通信局が報じています。

「午前中ずっと待っていました。Sollyを失ってとても胸が痛みます。」

今週の初めに、2才の迷子の子牛がZeekoevleiにいるのでケープタウンの住民に警報が出されていました。同じく仲間から外れていました。

野生動物担当者は、子牛をRondevlei自然保護区の自宅に帰してやりたいと願っています。

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アフリカは野生動物が多いので保護区があるのですね。そこからカバや子牛などが逃げるようです。カバのSollyは力の強い雄に追い出されて、最後はプールで死にました。居場所がなくなって死亡したSollyがかわいそうです。


マチュピチュ: ペルーが新空港計画

2012-08-23 | Weblog

ペルーのウマーラ大統領が、マチュピチュのインカ遺跡や周辺地域への観光事業を発展させることになるとして、クスコの近くに新しい空港を作る計画を発表しました。

昼間だけのフライト用の現空港では不十分と大統領は言いました。

政府は新空港計画に4億600万ドル出資すると言いました。

マチュピチュはペルーで1番の観光地ですが、多くの訪問者の受け入れに問題があります。

「この新空港は、今まで以上の観光客を受け入れるだけでなく、より多くの仕事をつくり、周辺地域を助けることになる、」と大統領は言いました。

水曜日の儀式で、彼は新国際空港が建設されるチンチェロ(Chinchero)の町の土地の収用を認める法律を制定しました。

「投資は政府の貧困政策を助け、また、古代文化の尊重を常に促すことになる」と彼は言いました。

観光業が地域の主要な収入源です。

マチュピチュは世界遺産の地なので、国連の文化庁ユネスコはアクセスの不規則さについて警告を発し、政府に環境保全を促しています。

現在、マチュピチュの入り口は、環境や要塞への影響を考慮して、1日およそ2,500人の訪問客に制限しています。

観光客はクスコから、112キロを歩くかバスか列車で行かなければなりません。

マチュピチュ要塞は海抜2,500メートルにあり、インカ帝国により15世紀に建てられました。

1911年に米国の歴史家ハイラム・ビンガム氏に再発見されました。

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マチュピチュには行ったことがありません。 1度は行きたいと思いながら実現が遠のいていきます。どんな地形なのか分りませんが、近くに空港を作り、雇用や観光業を活性化させたいと願う大統領の気持ちは分ります。 

でも、空港を作り、より多くの観光客を受け入れるとマチュピチュはどうなるのでしょうか。それが心配です。

↓草木に隠れていたマチュピチュが発見され、形が出現する過程の映像(音楽祭も)

http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-14057296

 


日本大使が韓国へ戻る

2012-08-22 | Weblog

 日本は、未解決の島に関する外交論争の最中に呼び戻した大使を韓国に戻す予定です。

武藤正敏氏は、韓国大統領の突然の島訪問に抗議して今月初めに呼び戻されました。

両国は、韓国で独島、日本では竹島と呼ばれる島の所有権を主張しています。

日本は、韓国が実行支配している島に関して国際仲裁を望んでいます。

日本は、論争にけじめをつけるために国際裁判所(ICJ)に正式に3回目の提訴を求めました。1回目は1954年と2回目は1962年でした。

しかし、韓国の外務相は、火曜日に、要求を断りました。

「独島は我が国の領土なので独島に関する領土問題は存在しないというのが我々の立場だ、」と外務大臣が議会で語ったとして聯合ニュースが引用しました。「ICJに訴えることは一顧だにしない。」

両国からほぼ等距離にある島は小島ながら、魚場であり大ガス鉱床もあります。

日本の玄場外相は、武藤氏は自国のために領土問題を改善してくれる立場にあると報道陣に語りました。

歴史問題に関して両国民に反感が残るなかで、ここ数年散発的に両国間の対立が再燃しています。

韓国大統領として初めての李大統領の8月10日の訪問は、1945年の日本からの解放記念日に40人の韓国人が島に泳いで渡ったことに続くものでした。

水曜日に、島(独島)の日本の所有権の主張に抗議して彼のトラックをソウルの日本大使館の門にぶつけた男はソウルで裁判にかけられると共同通信が伝えています。

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このところ、竹島や尖閣の領土問題に関するニュースが多いです。こういう記事を読む外国人はアジアで戦争が勃発するのではないかと思うかもしれませんね。

日本の情報の発信の役割が期待されている武藤氏の肩の荷は重い事でしょう。