廊下のむし探検 第359弾
1月15日にマンションの廊下で見つけた虫の続きです。難しいハエばかり残ってしまいました。
初めは夏の間、道路沿いの茂みでよく見かけるハエで、ヤマギシモリノキモグリバエです。
これはよく分かりませんでした。それで翅脈がよく見てみました。いわゆるsc切目がありません。sc脈とR1脈が非常に接近しています。こんなところから、アブラコバエ科ではないかと思いました。
雰囲気はショウジョウバエに似ているのですが、ショウジョウバエに見られるsc切目付近の突起がありません。触角刺毛の毛も見えません。それで今のところよく分かりません。
これはシマバエ科のSteganopsis dichroaです。正面から写すと意外に面白いですね。
最後はノミバエなのですが、中脚脛節背面に刺毛が何本も生えています。それで、いつものトゲナシノミバエ亜科ではなく、ノミバエ亜科ではないかと思いました。さらに、刺毛の数が多いのでノミバエ属かなと思っています。
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