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新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

廊下のむし探検 甲虫

2020-11-17 20:41:39 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第312弾


最近は暖かいですね。というより、暑いくらいです。こんな日は虫も多いだろうと思って、今日の午後、マンションの廊下を歩いてみました。そんなに数は多くはなかったのですが、そこそこ見つかりました。そのうち、甲虫だけです。



例によって、甲虫がひっくり返っていました。たぶん、野外だと何か掴むものがあるのでしょうけど、廊下ではなすすべもありません。



ちょっと起こしてやりました。マルガタゴミムシの仲間です。「里山のゴミムシ」を見ると、マルガタゴミムシそのものに似ている感じなのですが、似た種との区別が分かりません。交尾器を見るしか仕方がないのでしょうか。



これは別のところにいた個体です。同じ仲間みたいです。



カッコウムシの仲間であるのはすぐに分かりますが、さて何でしょう。「原色日本甲虫図鑑III」を見ると、クロダンダラカッコウムシ Stigmatium nakaneiとよく似ています。これかもしれません。





今頃になるとテントウムシをよく見かけます。ナナホシテントウナミテントウです。



これはヤサイゾウムシ



最後はこの間からよく見かけるカツオゾウムシです。

雑談)頼んでいた「日本産ハバチ・キバチ類図鑑」(北大出版会、2020)が今日届きました。これまでハバチの検索は「大阪府のハバチ・キバチ類」と「絵解きで調べる昆虫」に載っている検索表を使っていました。ただ、ハバチ科の亜科の検索で、最初に「前翅基脈と肘脈の亜前縁脈との合流部が離れる」というところでいつも躓いていました。また、ヒゲナガハバチ亜科とマルハバチ亜科の属への検索表がないので困っていました。「日本産ハバチ・キバチ類図鑑」では、ハバチ科の亜科が別の形質を使って分けていることと、ヒゲナガハバチ亜科とマルハバチ亜科の属への検索表が載っているのでちょっと楽しみです。


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