朝9時チョイ過ぎに携帯が鳴り響く。俺は電話を取って見たら、今日釜山に来る社長さん達と一緒に来る俺の友達からだった。
「明浩に電話するけど、何回しても出らんのよー。ほんでヒョンスンも出らんけ、ちょっとお前から電話しとってくれん」
そら出らんやろ、俺たち寝たの5時過ぎよ!俺も眠いわ!!!!
「いいけど、なんち言うん?」
「11時半に着くけ迎えに来てくれって言っといてくれん?」
「おう、電話して言っとくわ」
なんかこんな会話して電話を切った。もう一度寝ようとしたけど、俺は一回目が醒めるとなかなか寝られない…。10時まで頑張ったけど諦めて、釜山の友達に電話をした。
一緒に向かえに行くかと言われたんで、一緒に行くことにした。40人ぐらいの団体で来るのに、あの人達いきなり別行動しても平気なんだろうか?
釜山の友達と俺達3人はちょうど11時半に釜山国際ターミナルに着いた。ちょっと待ってたら2人が出てきた。どうも釜山に着いていきなり一緒に来たみんなとは別行動するつもりみたいだ。俺達とこの2人は前からこの釜山の友達とは知り合いだった。
俺達は南浦洞に飯食いに行くことになった。社長お気に入りの、いつもの海鮮鍋の店だ。ここで吐くほど飯を食い、真っ直ぐ歩けないほど酒を飲んだ。
社長達の泊まるホテルはチェックインが15時からしか出来ないらしく、それまでカジノで時間を潰すことになった。ヒョンスンにロッテまで送ってもらい、3時に迎えにきてくれるよう頼んで俺達はカジノに入った。
土曜日だからか、昼間っから客が多くBJに座れない。俺は仕方なくみんなとルーレットを囲んだ。俺は\10,000で嫌になってルーレットを離れた。離れたものの他のゲームも客が多く座れない。ようやくBJが空いたときには約束の時間が近づいて、みんなでカジノを出る事になった。
まだ20分程時間があるんで、喫茶店に行こうって事になり外に出ると、ビールのイベントをやってて、そこに立ち止まった。
なんかルーレットを回して、止まった所に書いてある銘柄のビールを無料で試飲させてくれるイベントだった。俺はもう飲めなかったから、少し離れて見ていたけど、他の3人は何回もそのルーレットを回し、何杯もビールを飲んでいた(笑)。
そうこうしてたら時間も無くなり、ヒョンスンと待ち合わせる事になっていたロッテホテルの入り口に戻ってヒョンスンを待った。時間ピッタリにヒョンスンは現れた。俺達もその車に乗り込み、社長達が泊まることになっているホテルまで一緒に行くことになった。
そこは俺と後輩が昨日行った「農心ホテル」だった。社長達とホテルの部屋まで入ったけど、やっぱ俺達が泊まる安ホテルとはまったく違うね。やっぱ値段取るだけの差はあるわ。
少しだけホテルでゆっくりして、車で1時間かけて美味しい焼肉を食べに行くことになった。なんで1時間もかけて行く事になったかというと、俺達がその後行くクラブが近いからだった。
庶民の暮らしが垣間見える地域にあったその焼肉屋は、俺が今まで韓国で食った牛肉やホルモンの中では一番美味しかった。最後に食った味噌汁もチョー美味かった。ヒョンスンが言うには、この味噌汁を食いたいが為にこの店に来る人がいるぐらいなんだそうだ。納得できる味だね。
クラブが開くのは20時なのに、まだ19時前だった。社長と友達がマッサージに行きたいと言ったんで、光復洞にある「アロマリラックスマッサージ」に予約を入れて2人を連れて行った。
残った俺達3人は国際市場の中にあるサウナに行くことにした。
そのサウナはヒョンスンがよく行く所で、地元の人達ばっかりで、日本人や観光客は全くいない。俺もここは2回目なんだけど、こんな所が大好きなんだよね~、俺。入浴料はW4,000だぜ!
マッサージが終わる時間になったんで、俺達3人は社長達を迎えに行ってクラブに向かった。「アロマリラックスマッサージ」から俺達が行くクラブまでは5分も歩けば着く距離だ。サッパリした俺達は映画「チング」の撮影にも使われたそのクラブに入った。
しばらく待ってもなかなか酒も運ばれないし女の子達も入ってこない。ヒョンスンが事情を調べたところ、店とのトラブルで女の子が2人しか来ないんだってさ。こっちは5人いるのにさ。頭にきたヒョンスンがマネージャーにやかまし文句言って、この系列の別の店に行くことになった。今度はコモドホテルの前にあるクラブだった。
そのクラブで散々飲んだくれたあと、社長と友達はカジノに行くと言い出し、俺達を置いてタクシーでロッテホテルに行った。俺達3人はクラブの女の子達と飯を食いに西面に行った。
ミリオレの横に車を停めて、西面の街中の地元の人しかいないような店に入って、また飲みだした。でも俺の後輩はここでダウン。便所に行ったまま帰ってこない。俺とヒョンスンは腹一杯だったけど、女の子達は腹が減ってたらしくて、バクバク飯食ってたな。俺はもうただただ眠たくて、早く食い終わるのを祈っていた。まー、明日は帰るだけだからいいかなんて思ってたら、
「社長が明日4時に今日の女の子達とご飯食べたりショッピングしたりするから、首藤さんも来るようにって言ってましたよ」
ってヒョンスンが言い出した。来たっ!金持ちの必殺技や!全て自分の思い通りになるぐらい思ってるわ。明日の帰りの船、15時半だぜ。付き合ったら帰れねーじゃん!月曜日の午後から仕事の打ち合わせが入っていた俺は、月曜日の朝一のビートルが取れたら、もう1泊するわと言った。
ダウンしている後輩を何とか起こして、ホテルに帰った。明日帰れば最後の夜だと思い、1人でカジノに向かった。行く途中で友達に電話をしたら、もう派手に負けたし酔っ払ってるからホテルに帰るってさ。誰も知り合いのいなくなったカジノに1人で入った。俺も酔っ払ってるのに来なきゃ良かった。\40,000ほぼストレートで負けてしまった。
朝4時、とぼとぼと西面の街を歩いて帰ってたら、少しづつ雨が落ちだして、ホテルに辿り着く頃には土砂降りに。踏んだり蹴ったりや!!!!
「明浩に電話するけど、何回しても出らんのよー。ほんでヒョンスンも出らんけ、ちょっとお前から電話しとってくれん」
そら出らんやろ、俺たち寝たの5時過ぎよ!俺も眠いわ!!!!
「いいけど、なんち言うん?」
「11時半に着くけ迎えに来てくれって言っといてくれん?」
「おう、電話して言っとくわ」
なんかこんな会話して電話を切った。もう一度寝ようとしたけど、俺は一回目が醒めるとなかなか寝られない…。10時まで頑張ったけど諦めて、釜山の友達に電話をした。
一緒に向かえに行くかと言われたんで、一緒に行くことにした。40人ぐらいの団体で来るのに、あの人達いきなり別行動しても平気なんだろうか?
釜山の友達と俺達3人はちょうど11時半に釜山国際ターミナルに着いた。ちょっと待ってたら2人が出てきた。どうも釜山に着いていきなり一緒に来たみんなとは別行動するつもりみたいだ。俺達とこの2人は前からこの釜山の友達とは知り合いだった。
俺達は南浦洞に飯食いに行くことになった。社長お気に入りの、いつもの海鮮鍋の店だ。ここで吐くほど飯を食い、真っ直ぐ歩けないほど酒を飲んだ。
社長達の泊まるホテルはチェックインが15時からしか出来ないらしく、それまでカジノで時間を潰すことになった。ヒョンスンにロッテまで送ってもらい、3時に迎えにきてくれるよう頼んで俺達はカジノに入った。
土曜日だからか、昼間っから客が多くBJに座れない。俺は仕方なくみんなとルーレットを囲んだ。俺は\10,000で嫌になってルーレットを離れた。離れたものの他のゲームも客が多く座れない。ようやくBJが空いたときには約束の時間が近づいて、みんなでカジノを出る事になった。
まだ20分程時間があるんで、喫茶店に行こうって事になり外に出ると、ビールのイベントをやってて、そこに立ち止まった。
なんかルーレットを回して、止まった所に書いてある銘柄のビールを無料で試飲させてくれるイベントだった。俺はもう飲めなかったから、少し離れて見ていたけど、他の3人は何回もそのルーレットを回し、何杯もビールを飲んでいた(笑)。
そうこうしてたら時間も無くなり、ヒョンスンと待ち合わせる事になっていたロッテホテルの入り口に戻ってヒョンスンを待った。時間ピッタリにヒョンスンは現れた。俺達もその車に乗り込み、社長達が泊まることになっているホテルまで一緒に行くことになった。
そこは俺と後輩が昨日行った「農心ホテル」だった。社長達とホテルの部屋まで入ったけど、やっぱ俺達が泊まる安ホテルとはまったく違うね。やっぱ値段取るだけの差はあるわ。
少しだけホテルでゆっくりして、車で1時間かけて美味しい焼肉を食べに行くことになった。なんで1時間もかけて行く事になったかというと、俺達がその後行くクラブが近いからだった。
庶民の暮らしが垣間見える地域にあったその焼肉屋は、俺が今まで韓国で食った牛肉やホルモンの中では一番美味しかった。最後に食った味噌汁もチョー美味かった。ヒョンスンが言うには、この味噌汁を食いたいが為にこの店に来る人がいるぐらいなんだそうだ。納得できる味だね。
クラブが開くのは20時なのに、まだ19時前だった。社長と友達がマッサージに行きたいと言ったんで、光復洞にある「アロマリラックスマッサージ」に予約を入れて2人を連れて行った。
残った俺達3人は国際市場の中にあるサウナに行くことにした。
そのサウナはヒョンスンがよく行く所で、地元の人達ばっかりで、日本人や観光客は全くいない。俺もここは2回目なんだけど、こんな所が大好きなんだよね~、俺。入浴料はW4,000だぜ!
マッサージが終わる時間になったんで、俺達3人は社長達を迎えに行ってクラブに向かった。「アロマリラックスマッサージ」から俺達が行くクラブまでは5分も歩けば着く距離だ。サッパリした俺達は映画「チング」の撮影にも使われたそのクラブに入った。
しばらく待ってもなかなか酒も運ばれないし女の子達も入ってこない。ヒョンスンが事情を調べたところ、店とのトラブルで女の子が2人しか来ないんだってさ。こっちは5人いるのにさ。頭にきたヒョンスンがマネージャーにやかまし文句言って、この系列の別の店に行くことになった。今度はコモドホテルの前にあるクラブだった。
そのクラブで散々飲んだくれたあと、社長と友達はカジノに行くと言い出し、俺達を置いてタクシーでロッテホテルに行った。俺達3人はクラブの女の子達と飯を食いに西面に行った。
ミリオレの横に車を停めて、西面の街中の地元の人しかいないような店に入って、また飲みだした。でも俺の後輩はここでダウン。便所に行ったまま帰ってこない。俺とヒョンスンは腹一杯だったけど、女の子達は腹が減ってたらしくて、バクバク飯食ってたな。俺はもうただただ眠たくて、早く食い終わるのを祈っていた。まー、明日は帰るだけだからいいかなんて思ってたら、
「社長が明日4時に今日の女の子達とご飯食べたりショッピングしたりするから、首藤さんも来るようにって言ってましたよ」
ってヒョンスンが言い出した。来たっ!金持ちの必殺技や!全て自分の思い通りになるぐらい思ってるわ。明日の帰りの船、15時半だぜ。付き合ったら帰れねーじゃん!月曜日の午後から仕事の打ち合わせが入っていた俺は、月曜日の朝一のビートルが取れたら、もう1泊するわと言った。
ダウンしている後輩を何とか起こして、ホテルに帰った。明日帰れば最後の夜だと思い、1人でカジノに向かった。行く途中で友達に電話をしたら、もう派手に負けたし酔っ払ってるからホテルに帰るってさ。誰も知り合いのいなくなったカジノに1人で入った。俺も酔っ払ってるのに来なきゃ良かった。\40,000ほぼストレートで負けてしまった。
朝4時、とぼとぼと西面の街を歩いて帰ってたら、少しづつ雨が落ちだして、ホテルに辿り着く頃には土砂降りに。踏んだり蹴ったりや!!!!