S&R shudo's life

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人生はバクチだぜ!!!!

釜山はもう地元やん! 3

2009-07-23 13:58:50 | 韓国
 朝11時に後輩に電話をかけて、俺の部屋までくるように言った。隣の部屋だった後輩はもう準備が出来てたらしく、すぐに部屋にきた。俺は昨日の話しを後輩にして、帰るか帰らないかお前が決めれと言ったら、俺に任せると言ったんで、昨日の晩考えた通り朝一の便が取れたらもう1泊しようと後輩に言って、釜山国際ターミナルに電話をかけた。
 朝一と15:30の便が空いてるそうだ。もう一度後輩に確認して、朝一8:30の便を予約した。俺達のチケットは2泊3日限定で10,000だったんで、新たにチケットを買う必要があった。変更になった予約番号を今日帰るはずだったバウチャーに書き込み、俺達はホテルのフロントに行った。
 ホテルのフロントで、もう1泊することを告げて宿泊代1部屋W44,000を前払いでそれぞれ払った。後払いでもいいそうだけど、先に払ったほうがなんとなく楽に思えて、いつも先払いしてしまうんだよね。

 Wが乏しくなった俺達はカジノでWに換えようとカジノに行った。そしたらWに換えるどころかまで失うはめに。
 友達から電話がかかり、昨日のマッサージ店に行っとくから16時にそこで待ち合わせようって。時計を見たらもう15時前だった。じゃー俺もそろそろその辺に行っとくわと言って電話切ってカジノを出た。
 
 南浦堂に向かう地下鉄の中で、ヒョンスンからの電話をとった。どうも社長と友達の女の子は来れなくなったらしくて、昨日の夜俺と飲んだ女の子だけが来るらしかった。
 地下鉄を降りたけど、まだ16時までは30分ぐらいあった。俺と後輩は時間潰しにとりあえずPIFF広場まで行った。そしたら、人混みから俺を呼ぶ声がする。社長だった。やっぱ、もう土地っ子だね。こんな所で偶然人と会ったりするんだから。社長は友達と別行動で買い物をしてたらしい。俺達はその辺の喫茶店に入って涼むことにした。ヒョンスンにも連絡を入れて、そこで合流することにした。
 
 16時ちょいすぎ、友達とも合流して俺達はジャガルチ市場まで刺身を食いに行くことになった。
 

 
 俺達は市場の目の前の食堂に入った。

 
 
 涼しすぎるくらいの2階の座敷に案内された。適当に料理を頼みビールを飲んでいたら、昨日俺の相手をしてくれた女の子がやってきた。1人だった。社長や友達の相手の女の子達はこれなくなったそうだ。


 
 刺身や天ぷら、ヘムルタンにこれまた食べてみたかったコムジャンオをなんかを、1時間ぐらいかけて食ったあと店を出た。女の子は風邪をこじらせているらしく調子が悪そうだったんで、ここでタクシーに乗せて帰らせた。あんなに調子が悪いのに来るってことは、よっぽど人が良いか、俺に惚れてるな(笑)。

 女の子達が来なくて具合が悪くなった友達は、ホテルに帰ると言い出してタクシーに飛び乗った。社長はカジノに行くと言って、これまたタクシーに飛び乗った。残った俺達はちょっと買い物をしてから、カジノで社長に合流することにした。

 前回5月末にソウルに行ったときにお土産を買いに入った「NATUR REPUBLIC」ってコスメ店で、男性用化粧品が気になってたんで、最近釜山にも出来たその店がこの近くにあるんで行くことにした。俺はローションとクリーム、パック2種類を買い込んでヒョンスンと別れた。それから少し服なんかを買ってタクシーで一度ホテルに戻った。

 買い物した荷物を部屋に投げ込んで、暑い外を避けて、地下街を抜けてロッテホテルまで行くことにした。途中の店で足りなくなったパンツと靴下を買っていった。
 カジノに入ったら、なんと人の多い事か!日本が連休だとこんなに人が多いものなのかよ!なんて思いながら、社長を捜した。社長はルーレットしかしないんで見つけるのは簡単だった。椅子が社長の横に1つしか空いてなかったんで、そこに後輩を座らせて俺はBJに行くことにした。一箇所だけ座れるテーブルを見つけて俺はそこに座った。
 なんでここだけ空いてるのかすぐに解った。1人日本人のハイローラーが座っていて、このじいさんの態度が悪い悪い!俺も1時間ほど遊んだところで我慢の限界で席を離れた。TVで見たことのあるじいさんだった。野球やったかボクシングやったかの解説者だったような気がするな。

 10時過ぎて、社長がもう止めようと言うんで俺達はカジノを出る事にした。どうせ俺はさっきから席が空かずにゲームが出来てなかった。
 社長が酒を飲みに行こうと言い出した。俺がこの辺詳しいだろうから、どこかに連れて行けと言ってる。俺はビアホールか居酒屋みたいな所を案内しようとしたが、女の子が横に付いてくれる店じゃないとダメらしい。俺がこの辺で良く遊ぶこっちの友達は、女の子もいるからそういうお店は行った事ないんだよね。その旨社長に伝えたら、
「じゃー飛び込みでカラオケでも行ってみるか」
って言うんで、ボッタくられるのを覚悟で、一番気のいい呼び込みの兄ちゃんの店に入ることにした。





 あまり広くない小汚い所で、いかにもボッタくりって感じの店だった。料金システムをさっきの兄ちゃんが必死で説明してくれているけど、あんなにしょっちゅう釜山に通ってる社長は韓国語を殆んど理解出来ない。在日韓国人の俺の後輩も頭が悪いのか酔ってるのかなかなか理解しない。結局俺と兄ちゃんが部屋の外に出て話しをした。料金は前払いという事と女の子が1人1時間W30,000、ウイスキーとツマミのセットでW140,000、ビールはサービスって事だった。全然安いじゃん!ボッタくらねーじゃん!

 兄ちゃんが女の子3人を部屋に連れてきて、誰がどの子がいいのか聞いてきた。3人ともすごく可愛い!特に1人は俺の好みの長身で、俺が大好きだった葉月里緒奈をもっと可愛くした顔をしていた。でもここは遠慮して、社長に先に選んでくださいと言ったら、社長は、
「3人じゃ足りないから、もう3人連れてきなさい、両手に花じゃないとダメだ!」
と、兄ちゃんに日本語で言い出した。兄ちゃんがあたふたしてたから、俺はまた兄ちゃんと2人で部屋の外に出て、なんとか話しをつけた。
 すぐにもう3人の女の子が入ってきた。最初に入ってきた女の子達よりもあきらかにレベルが落ちる。あの兄ちゃん気使ってくれて良い子をつけてくれてたんだな。いい店じゃん。
 社長はかなりご満悦だった。結局ここでボトル3本空けて、3時間も居座った。金離れの良い日本人にマネージャーもご満悦みたいだった。俺はマネージャーに、
「また来るからユリをまたつけてくれよ」と言ってマネージャーの名詞を貰いその場を離れた。

 やっと帰れると思ったら、社長が飯食いに行こうって言い出した。何を食いたいか聞いたら、うどんかなんかアッサリしたものがいいと言うんで、そんな感じの物が置いてそうな店を探して夜中の街を少しぶらついた。ようやく社長の満足いく店が見つかりそこに入った。社長はうどん、俺達はラーメンを食った。うどんもラーメンもムチャクチャ辛くて、俺と社長は全部食う事が出来なかった。

 その店を出て2分程の所でタクシーを拾い、社長のホテルを運転手に伝えて社長を乗せたタクシーを出発させた。これでようやく眠れるわ。もう4時を回っていた。
コメント
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