晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

墓守

2014-09-18 20:47:04 | Weblog
 川土手の彼岸花が忠実にお彼岸が近づいてきたことを知らせてくれます。
そろそろお墓掃除もしておかなければ…と跡取り息子の嫁です。

 田舎の墓地は、親族のつながりのある世帯(この地では株うちといわれています)がまとまって墓地を構えています。
 古くからの数えきれないほどの墓石を整理し現在の世帯で区画整理したおかげで、お墓掃除はずいぶん楽になりました。
それまでは、親族が申し合わせて同時にお墓掃除をしたものですが、そんな必要もなく自由な時に我が家の区画だけを個々にすることになります。
 
 菩提寺の分譲墓地がとなりに出来たものですから今は公園墓地のようです。
何のためらいもなく、今までお墓守りをしてきた嫁も近ごろのお墓事情を思うと、さてこれからどうなっていくんでしょう・・・。
 夫婦墓が当然のような土地柄ですが、舅が亡くなり新たに墓標を建てる時、時代に合った○○家の墓として建立したわけです。
 夫、若干33歳の頃でしょうか・・・。

 そんな経緯があっても、死後の事は自分では決められません。
散骨、樹木葬・・・これからは多種多様に変わっていくと思われるお墓事情。
こんな時代にあっても、我々夫婦は父母の眠る代々墓に納めてもらえばいいかな。我が家で共に暮らした時のように共に眠りたい。
でも、お墓が存在する以上、それを守る者がいた。もうそれも当たり前でなくなってくるんでしょうか。
 いろいろ考えながら、お彼岸前のお墓掃除、午後には菩提寺の清掃奉仕の一日。

  < 本音はと 自問自答の 彼岸前 > 
コメント (8)
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