晴れの国は桃、ブドウの産地です。この時季の作業は桃の摘蕾。
まだまだ蕾には見えない小さな花芽を間引いてより充実した果実を育てるという地味な仕事です。
芽から蕾、そして開花した花を間引き、さらに結実した若い実を間引く摘果作業へとコツコツ作業を進めていくわけです。
この仕事、これまでわが家は農婆が専属でやって来ました。けっこう忙しかったわ。
今年から栽培面積も激減し何だか気抜けしたのかなかなか性根を入れて取りかかる気にならない。
仕事って不思議なものだな。少しハードで頑張りを必要とするくらいの方が気合も入るものなんだなとイマイチ作業の波に乗れない農婆は何をするでもない日が過ぎている訳です。
追われながらする仕事もなんですがやはり気迫が重要ではなかろうかと感じるこの頃。
しかし、老いの身はそろそろ8割方の稼働で良いのではないかとも考える労働者です。
< 春の畑終日のたりのたりかな >