果樹農家の農婆、ポカポカ陽気の今日は摘蕾の作業をしておりました。
栽培面積を縮小したので忙しさに焦ることもなくマイペースで楽しみながら過去を振り返りながらの手作業です。
桃の花は早いところでは開花し始めていますがぷっくり膨らんで今にもはち切れそうな蕾の時季が農婆にとっては魅力的です。
舅から受け継いで40年、私たち夫婦は子育てしながらサラリーマンしながら果樹栽培しながら大変な年月でしたがこれも良い人生でした。
美味しい桃のご縁で多くの方々と長いお付き合いもさせていただきました。さすが岡山名産の清水白桃だと手前味噌ならぬ手前桃です。
作業をしていると我が家の桃をこよなく愛してくれる姪から「15時からEテレで日本農業賞の番組があるよ」とメールがありました。
組織の部で果樹部会が大賞をいただいたのは知っていましたが・・・きっと桃栽培を愛した叔母さんの熱意も感じていてくれたんだと思うとまた嬉しくなりました。
「あら、始まってるじゃない。」と大急ぎで車のTVをつけたんだけどアウトでしたわ。
<想い出のアルバム>にも歌われたように♪桃のお花もきれいに咲いて・・・この時季の膨らんだ桃の蕾のパワーは未来に希望が持てるんだとしみじみ思うものです。
< 陽春に我が人生を振り返る >