BECOME THE ONE!! ~COACH Mr.RYO~

2000年からシドニーでコーチをスタート。夢はもちろんオリンピック!

選手と親

2007-05-16 10:37:45 | Weblog
1月から数人の選手をトライアウトさせております。3ヶ月間を期限としてその間で、わがBRONZEクラスに入れるかどうかを私が判断します。

その期限が来ましたので、昨日一人の親に、”残念ながら今回は・・・”と告げました。

大きな理由は、”精神面”です。

その子は、どうしても一緒にトライしているお姉ちゃんに頼ってる部分が多いようで、それでは???というのもあります。
練習の態度を見ていても、まだ”選手”というレベルではありません。

”Swimming”をしに来てるのと、”Training”をしに来るのは違いますからね。その違いでしょうか?

特別、ある種目が飛びぬけているわけでもないのですが、やはり自分自身を”追い込もう”とする意欲が少しかけているように思えました。

この3ヶ月間、何度も”渇”を入れてきましたが、どれも不発に終わっております。

親は、もちろんオージーですので、素直には私のジャッジには納得いきません。

この失敗でつぶれてしまうような子なのであれば、結局そこまでの選手だったんだと思ってしまいます。これから先、何度失敗するのか?それで自分がどれだけ強くなるかが決まるのではないでしょうか?”失敗してなんぼです!”

どうして、親も子も、楽な方ばかり選んでしまうのでしょうか?
いろいろな言い訳をしてきます。

本気で、子供を”強くタフ”にしたいのであれば、なぜもっと先を見ないのでしょうか?

親の言い分は、どれもその子人生にはいいとは限りません。

ちなみに、その子はまだ9歳です。

親の対応を見ていると、”もうこれであの子はおしまい・・・”のような、子供以上に落ち込んでいるような気がします。

私は、彼には、もう一度一つ下のクラスに下がって、お姉ちゃんから離れ、自分でこれからは全てを考え、何が必要なのかを探ってほしいです。そして、もう一度這い上がってきて欲しい!自分でもがいてもがいて、、、

”どうしてもBRONZEに入りたい!!”

と思って欲しいです。

その後の彼の水泳人生はきっと大きく変わってくるはずです。