いよいよメトロポリンタン選手権!!
今日はオフ明けで、エアロビクス中心(Pullで)でしたが、やはり気合が入っている子とそうでない子が明らかになる、月曜日。最初にかなり気持ちを込めて熱弁しましたが、どうしてもそれが伝わらないようです。。。選手の心に響く何かを常に求めたいと思います。ちょっと寂しさが沸いてきた今日の練習でした。
さて、二日目のASCTAのセミナーでもいい話が続出。
メインは、ユースのヘッドコーチ、NSWISのヘッドコーチの話し。もちろん、我BOSS、RICKのスピーチが最後を締めてくれました。
AUSならではの内容でした。
どのスピーカーも声を高々にして言っていたのが、
”UnderWater”の技術の向上です。
今は5種目目に値する、潜水の技術がとても大切だと。
「ごもっともです!わかっておりますよー!」でしたが、改めて言われると、つくづく、「あかん、あかん、もっと練習で強調していかなあかん!!」
って思いました。
それと、IMの強化!
特に男子はかなり低迷しております。AUSにはマット・ダンや、ジャスティン・ノリスという有名なIM選手がいましたが、やはり世界のメダリストにはなっておりません。
そこで、Rickのスピーチはかなり説得力ありましたね~。どうやって400mIMの強い選手を作るのか?トムドーランの例を使って熱弁してくれました。IMのセットなども紹介してくれました。トムは喘息持ちだったので水中の動作に難があったようですが、それでもシドニー2000での400mの世界記録+金メダルは象徴的だったようです。トムは、バックが特に強い選手でした。
400IMを育てるには、全ての要素が必要です。持久力、スピード、テクニック・・・長期プランで育てる必要があると。
それは9歳から12歳のジュニアからはじめないといけない!!と。
その年代は2016年の成功を目標に行かないといけません。
おっと、それと、
新しいスタート台も五輪後から採用されるようですね。それもAlan Thompsonヘッドコーチから伝えられました。正式に採用されるのが10月のWCからとか?
シドニーのオリンピックプールにも早急に設置されるようです。
そうなると、トラックスタートが断然ポピュラーになるでしょうね。
奥行きが長く、端に角度が出来て、そこを思い切り蹴れるようになるそうです。陸上のスタートに似てきましたね。
イーモン・サリバン情報ですが、彼は60kgを背負って、懸垂10回以上できるそうです。素晴らしいパワーですね!
しかし、彼がジュニア時代は、たくさんのスポーツをしていて常に怪我をしていて、練習おろか、試合にもよく影響があったそうです。スプリントですが、元は200mを中心に練習していたそうです。
ケンリック・モンクも元はIMがバックグランドだとか・・・ナショナルでIMで優勝したこともあるそうです。
それとUSA情報ですが、16以下の男子で、400IMを4分30秒未満で泳ぐ選手が実に70名近くいるそうです。。。これはすごい!!!それに比べると、AUSは・・・ってなりますよね。
まだまだフェルプス健在ですが、ラクティーなどを除いても、すぐに次が育ってきそうですね。
北京の400IMは、シドニー、アテネと続いている(フェルプス、ベント)USAの1-2フィニッシュがまたされるのでしょうか?
ん~IMは面白いですね~。
女子はライスとホフの争いが面白いですね。RICKの予想では、最後の50mFSの争いが面白いと言っております。
ちなみに、ライスが世界記録を出したのは、水着のせいでもなく、彼女のBRだと言っております。
07年のメルボルンのときのBRのラップが1分22秒、で今回の選考会が1分18秒。その4秒短縮が実に、彼女の7秒ベストに繋がったと言っておりました。
ですから、ウィークポイントを克服する!!!それがかなり大切ですね!
私もこれから週の練習スケジュールに”Weak Stroke”のセッションを設けることにします。こっちの選手はかなりわがままですが、苦手種目をできるだけ”心地いい”状態に持っていくことが大事だということを選手に伝えていくつもりです。
さて、その一環でもありますが、7月6日はIM大会の日です!
みんなの成長をとくと見せてもらいますよーーー!
とにかく、今週はメトロ目差して頑張っていきましょう~