BECOME THE ONE!! ~COACH Mr.RYO~

2000年からシドニーでコーチをスタート。夢はもちろんオリンピック!

単身 に なるの?

2007-05-18 14:13:00 | Weblog
今いろいろと日本のスイミング関連のお手伝いをさせていただいているのもあり、突如、”視察”という形で、KANAEが日本に一時帰国することになりました。

俺も!!って思ったんですが、やはりシーズンも始まり、大会が今週から3週続くこともあり、なかなか現場は離れられませんので、今回は残らせてもらいます(寂)

この際なので、KANAEにいろいろ”日本でしてきて欲しいリスト”を作って渡そうと思います

出発は、今月末かな?

数週間ほど、単身


選手と親

2007-05-16 10:37:45 | Weblog
1月から数人の選手をトライアウトさせております。3ヶ月間を期限としてその間で、わがBRONZEクラスに入れるかどうかを私が判断します。

その期限が来ましたので、昨日一人の親に、”残念ながら今回は・・・”と告げました。

大きな理由は、”精神面”です。

その子は、どうしても一緒にトライしているお姉ちゃんに頼ってる部分が多いようで、それでは???というのもあります。
練習の態度を見ていても、まだ”選手”というレベルではありません。

”Swimming”をしに来てるのと、”Training”をしに来るのは違いますからね。その違いでしょうか?

特別、ある種目が飛びぬけているわけでもないのですが、やはり自分自身を”追い込もう”とする意欲が少しかけているように思えました。

この3ヶ月間、何度も”渇”を入れてきましたが、どれも不発に終わっております。

親は、もちろんオージーですので、素直には私のジャッジには納得いきません。

この失敗でつぶれてしまうような子なのであれば、結局そこまでの選手だったんだと思ってしまいます。これから先、何度失敗するのか?それで自分がどれだけ強くなるかが決まるのではないでしょうか?”失敗してなんぼです!”

どうして、親も子も、楽な方ばかり選んでしまうのでしょうか?
いろいろな言い訳をしてきます。

本気で、子供を”強くタフ”にしたいのであれば、なぜもっと先を見ないのでしょうか?

親の言い分は、どれもその子人生にはいいとは限りません。

ちなみに、その子はまだ9歳です。

親の対応を見ていると、”もうこれであの子はおしまい・・・”のような、子供以上に落ち込んでいるような気がします。

私は、彼には、もう一度一つ下のクラスに下がって、お姉ちゃんから離れ、自分でこれからは全てを考え、何が必要なのかを探ってほしいです。そして、もう一度這い上がってきて欲しい!自分でもがいてもがいて、、、

”どうしてもBRONZEに入りたい!!”

と思って欲しいです。

その後の彼の水泳人生はきっと大きく変わってくるはずです。


Try to stay calm...

2007-05-14 11:27:23 | Weblog
他の人達から、自分の選手のことを悪く言われると、本当に心が傷つきます。親の気持ちを通り過ぎることもあります。

ましてや、信頼していた周りのコーチから言われると、その信頼感に亀裂が起こります。信用ができなくなります。

とても複雑な気分であります。

私が求めている、選手クラスのあり方と、他のコーチが思う選手とにどうやらギャップがあるようです。

私は、”チャレンジを楽しめる選手(チャレンジ精神)”+”練習に行きたい!”と思える選手を作っているつもりです。

そう思わせるコーチになりたい。それが私のコーチ哲学であります。

結果だけを求めるコーチがいます。でも、そこまでのプロセスがとてもあいまいです。誰でも、”いい選手”が欲しいものです。では、どのようにその”いい”選手を作り上げれるのでしょうか?

では、”いい”とは、何がいいのでしょうか?

奥が深いですが、あまりにも表面的な考え方が浮き彫りになっている気がします。

それが、週末のミーティングではっきりしました。

選手を人として見ているのか?出来ない子は、”はい、さようならっ”でいいのでしょうか?しかも、オリンピックにいけるかいけないといったシリアスなレベルではありません。まだまだジュニアレベルの選手の育成の方針に、私は、正直少し首を傾げます。。。
それがオーストラリアなのでしょうか?


私は、もう少し”フィーリング”を大切にしたいと思っております。
”熱い感情”を持って育てたい。そんな気がします。


”いい”選手を考えるよりも、常に”いい”コーチングを追求すれば、それを受ける選手も必然とできあがってくるのではないのでしょうか?

私は、いつも選手達から学んでおります。何が”いい”コーチングなのか?その答えはどこにもありません。しかし、子供達に教わる部分がほとんどです。

一番大切なのは、自分がやっている理論・哲学を信じ、自分のコーチングを楽しむ!ことでなないのでしょうか?


冬やね

2007-05-11 07:00:38 | Weblog
今月から、金曜の長水プールでの練習はお休みで、短水(Narrabeen)での練習に切り替えております。

 しかし、めっきり寒くなりました朝、4時45分。。。車は霜が降りてるし、ウィンドウはみんな曇っている・・・
  
 それでも選手は泳ぎますみんなにいつもエネルギーをもらってる気がします。

 顔を真っ赤に頑張っている選手を見ると! ついつい。。。

”THAT’S THE WAY!!
”GREAT JOB!!

と興奮して親指を立ててしまいます。

いや~、寒いのに、今日RYOは、朝からテンション”120%HIGH”でしたね。

では、昼までちょいと寝ます zZZ zZZ

PS すばらしい映像をGET!!歴代のスーパースター達の映像です!興奮です。MR FORBESからの贈り物です。後でじっくり見るとしまーす。


今のプールが改装中に、Narrabeenで泳いでいた時の様子です。寒い+暗いプールですが、メリットは結構ありますよー!いや~、ちょっと前なのに、みんなまだ幼いな~

刺激!

2007-05-09 22:00:51 | Weblog
ASCTAの今回のカンファレンスは、かなりいい刺激になりました!

なんと言っても、朝食から、Mr Forbesさんと同席で、熱い熱い水泳情熱トークが2時間近く聞けましたからね~。すごい!ジグラーが来年来てくれるといってましたが、ほんとかな~。楽しみです!

ところで、今回もいろいろなトップコーチのレクチャーを聞くことができました。
アメリカからは、ピーターモーガンが来てくれましたしね!エドモーゼスの話、彼の平泳ぎの理念・・・いろいろためになりました!今のオーストラリアに必要なレクチャーじゃなかったのではないでしょうか。


レクチャーの合間に一枚取りました。(隠し撮りみたいですよね~)ピーターが座っております。その手前の後姿が、うちのヘッド、RICKです。
ちなみに、一番手前が、そうです!Mr Forbesです。彼はいつも前列で誰よりもメモを取っておりましたね~。85歳になっても水泳にかける情熱はすごいものです!とても刺激を受けました。

リビーレントンのコーチ、今回、”Coach Of The Year”に選ばれていました。彼のレクチャーは、内容が濃い!いい勉強になります。
スウェーデンなまりがまたいい~!いくつか内容をどうぞ!勉強になりますよ~




それと今回よくレクチャーを行ってくれたのが、ステファニーライスのコーチ、マイケルです。
彼の内容もなかなかよかったです!

週の予定です、かなり本番前のプランです。

鍛錬期は結構やってますよね~(これは水曜の午後ですね)

スプリットをホフやコベントリーと比べておりますが、やはりまだまだ、BKとBRが弱い!そこの強化ですね!どこまで選考会までに仕上げれるのか!楽しみです。

プールのセッションでもいろいろ刺激のあるレクチャーが数々聴けました!アメリカやカナダ、シンガポールなどからも今回のカンファレンスに参加しているコーチがいました。その中の一人として、思ったことが!

”俺でもできる!”

です。
刺激を受け、益々やる気が沸いてきました!トップコーチに追いつけ追い越せです!
わがBronzeはまだまだ荒削りですが、今回のカンファレンスからいろいろなアイデアを盗むことができました。それを私なりに適応していこうと思っております!そして、目指すはもっともっと上です!!いきますよ~!!

今、世界の”夜明け”を見た気がします。
朝ホテルからビーチまで散歩しました。なんか私の未来を祝うかのような、すばらしいサンライズが見れました。


只今、RYOは充電バッチシです!