ここのところ何冊か食餌療法に関する本を読んでいます。
私自身が何か特別な食事を摂っているわけではありませんが、
もともと食いしん坊なので、食べることには
人並みならぬ興味があります。
食餌療法には、いわゆる現代の栄養学の枠にはおさまりきらない
様々な考え方のものがあります。
マクロビオティックしかり、薬膳しかり、
ナチュラルハイジーンしかり、甲田療法しかり…。
どれもなるほどというところがあり、
またそれでいながらお互いに矛盾していたりもするので、
「これってどっちが正解?」ということもたくさん。
そんな中でピタリと私のアンテナに降りてきたのが
今回標題とした「野生へのスイッチ」という言葉。
「野生」というのはなかなか大事なキーワードです。
■ 断食、出産
例えば、断食。
断食というのは飢餓状態を起こさせることによって
人間が本来持っている「野生へのスイッチ」が入り、
驚異的な生命力を発揮させ、
完治が困難な重い病気をも治癒に向かわせるのを期待するのだそう。
遺伝子の中に眠っている潜在能力のスイッチをオンにする
ための装置として断食という刺激があるというわけです。
もう一つの例はお産。
これは生物としては実に自然な行いですが、
現代生活を行なう現代人に取ってはまこと大変なイベント。
妊娠期間とは、「失った野生を身体へ取り戻す」期間と考える、
というのが、今まで一番腑に落ちた妊娠についての考え方。
そのために、現代生活を送りながらも、食事や毎日の生活リズム、
生活態度を見直すことが大事になってきます。
■ アロマで「野生スイッチ」オン
さて、断食や出産は、かなり大きな意味での「野生」を取り戻す話ですが、
もっとささやかなレベルで、身体に備わる野生へのスイッチ
に関わるのが、私の仕事です。
「アロマトリートメントとは、体に備わる自然治癒力を刺激して云々…」
とはすなわち野生へのスイッチを押しているわけです。
このスイッチ、かなり小さなボタンですけどね。
動物達には、身に何かが起きてもお医者もいなければ薬もありません。
ただじっとうずくまって勝手に回復するのを待ちます。
そして実際勝手に治ってしまうわけです。
肩凝りも腰痛もありません(聞いてみたわけじゃないけど多分)。
重篤な時は命を落とすこともあるでしょうが、
それにしたって回復を目指した努力を、体が精一杯やった結果、
及ばなかったということ。
それが自然治癒力であり、野生の力。
動物達のことを考えると、
人間にトリートメントするのも、
あくまでも相手の中にあるスイッチを刺激するだけで、
必要以上に介入してはいけないんだな、と思われます。
相手を変えようなんて不遜ということですね。
で、そのためにはどうするのかというのは、また別の機会に。
私自身が何か特別な食事を摂っているわけではありませんが、
もともと食いしん坊なので、食べることには
人並みならぬ興味があります。
食餌療法には、いわゆる現代の栄養学の枠にはおさまりきらない
様々な考え方のものがあります。
マクロビオティックしかり、薬膳しかり、
ナチュラルハイジーンしかり、甲田療法しかり…。
どれもなるほどというところがあり、
またそれでいながらお互いに矛盾していたりもするので、
「これってどっちが正解?」ということもたくさん。
そんな中でピタリと私のアンテナに降りてきたのが
今回標題とした「野生へのスイッチ」という言葉。
「野生」というのはなかなか大事なキーワードです。
■ 断食、出産
例えば、断食。
断食というのは飢餓状態を起こさせることによって
人間が本来持っている「野生へのスイッチ」が入り、
驚異的な生命力を発揮させ、
完治が困難な重い病気をも治癒に向かわせるのを期待するのだそう。
遺伝子の中に眠っている潜在能力のスイッチをオンにする
ための装置として断食という刺激があるというわけです。
もう一つの例はお産。
これは生物としては実に自然な行いですが、
現代生活を行なう現代人に取ってはまこと大変なイベント。
妊娠期間とは、「失った野生を身体へ取り戻す」期間と考える、
というのが、今まで一番腑に落ちた妊娠についての考え方。
そのために、現代生活を送りながらも、食事や毎日の生活リズム、
生活態度を見直すことが大事になってきます。
■ アロマで「野生スイッチ」オン
さて、断食や出産は、かなり大きな意味での「野生」を取り戻す話ですが、
もっとささやかなレベルで、身体に備わる野生へのスイッチ
に関わるのが、私の仕事です。
「アロマトリートメントとは、体に備わる自然治癒力を刺激して云々…」
とはすなわち野生へのスイッチを押しているわけです。
このスイッチ、かなり小さなボタンですけどね。
動物達には、身に何かが起きてもお医者もいなければ薬もありません。
ただじっとうずくまって勝手に回復するのを待ちます。
そして実際勝手に治ってしまうわけです。
肩凝りも腰痛もありません(聞いてみたわけじゃないけど多分)。
重篤な時は命を落とすこともあるでしょうが、
それにしたって回復を目指した努力を、体が精一杯やった結果、
及ばなかったということ。
それが自然治癒力であり、野生の力。
動物達のことを考えると、
人間にトリートメントするのも、
あくまでも相手の中にあるスイッチを刺激するだけで、
必要以上に介入してはいけないんだな、と思われます。
相手を変えようなんて不遜ということですね。
で、そのためにはどうするのかというのは、また別の機会に。