四季の風にのって

――野鳥とともに――

さえずりが聞こえる

2024年04月18日 | 日記

一年ぶりに聞くキビタキのさえずりが、森の中から響きました。今年もやって来てくれたことに心がわくわくしました。しばらく待っていると目の前に姿を現わして、美しいさえずりを披露してくれました。山の方からはポポポ・・・というツツドリとおもわれる声も聞こえてきます。私の地域にも夏鳥の到着です。

キビタキのさえずりをうまく文字には表せませんが、今日のキビタキのさえずりの最後はコジュケイの鳴き声に似ていました。さえずりにバリエーションがあり、聞いて楽しむのもなかなか面白いです。


遅い出会い

2024年04月16日 | 日記

いつもなら桜の花の咲く頃には出会えていたニュウナイスズメですが、私が出不精になったためか、花が散り蘂(しべ)だけが残った桜でやっと出会うことができました。

こちらは雌

こちらは、いつもいるスズメ

東北に左遷され京都への思いと恨みを抱いたままなくなった藤原実方が、雀に転生して宮中に入り込み飯をついばみ平らげたという話しから入内雀と名付けられたとか。


田起こしの前に

2024年04月12日 | 日記

レンゲが咲く農地でケリを撮ろうとカメラを向けました。警戒心の強いケリ(どの鳥もそうですが)は、いつもなら背中を向けて反対方向に行くのですが、なぜかこちらに向かって来ました。

下に視線を落とすと、そこで座り込みました。あれれ。ひょっとすると、そこに巣があるのかも?

あっちに行け!と、鳴かれてしまいました。ごめんごめん。早々に退散した次第です。

5月には田植えが始まる地域ですので、ケリが営巣しているのなら田起こしが始まるまでに、ヒナが誕生してくれることを願います。


レンゲの田に

2024年04月08日 | 日記

レンゲや菜の花が田園風景に彩りをもたらしています。これらの花はこの後、土にすき込まれて作物の肥料になるそうです。やってきたアオサギがゆっくりと歩いては食事をしていました。


主役交代

2024年04月03日 | 日記

先日までいたベニマシコの姿は河川敷にはなく、かわってノビタキが北に向かう途中に立ち寄ってくれました。春に出会うのは久しぶりで、黒い顔の夏羽です。これからは冬鳥にかわって夏鳥との出会いが楽しみになってきます。

羽虫をフライングキャッチをしたり、杭やロープにとまって、地上の虫をねらいます

こんな場所にいます。黄色い花を背景に入れようとおもいますが、なかなか難しいです

春の滞在はわずかの間ですが、秋にはゆっくりと観察できることを期待しています。