自然の輝き・野鳥

汚染と破壊が進む自然環境の中、ワシ・タカに代表される猛禽達や他の野鳥の動きから、自然界の輝きを見つけ、大切にしたい。

福島潟&瓢湖へ 完

2022年03月21日 16時38分51秒 | ハクチョウ

福島潟&瓢湖への完は冬鳥さん達の北帰終末期であるが故に体験できた自然界に生きているハクチョウさんの姿を・・それは3月12日6時12分頃の瓢湖での出来事でした・・(全てで14コマ約2秒間そこそこのものです)・・1/14、4/14、6/14、10/14、14/14の5コマです・・飛び立つ動作をして水しぶきを上げている左から3番目のハクチョウさんです











流れを見てみると飛び立ったハクチョウさん達の左から4番目のハクチョウと同じ翼の動きをしています・・でも体は水を切るけれど浮き上がれなくて諦めたように飛ぶのをやめてしまいました・・懸命さが首を左に傾ける様に弱まった右翼とのバランスをとっている姿に見てとれます・・ほとんどのハクチョウが飛び立ってしまった瓢湖には数羽のハクチョウが浮かんでいました・・白い袋を持った人が来ると寄ってきます・・白い袋には餌として売られているポン菓子のように膨らませたお米が・・餌付けにはいろいろ賛否両論が有りますが・・怪我や病気で飛ぶ事が出来なくなった鳥さんにはここが餌をもらえるところだと分かっていることはどれほど大切な事だろうと・・今回この時期に来合せて自然界で生きることがどんなに厳しいかまた健康であることが如何に有難いかを知る事が出来た様に思います・・ハクチョウさん達に教えられましたありがとう それぞれ元気が何より!
次の被写体は何になるのか楽しみです・・

追伸 スライド形式でユーチューブにアップしています。You Tube開いて頂きましてハクチョウと検索し「仲間と飛べないハクチョウ」を見て頂ければ欠けた何かが補えるかもと・・ご笑覧願います

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福島潟&瓢湖へその3

2022年03月19日 14時05分11秒 | ハクチョウ

福島潟&瓢湖へその3は瓢湖でのものです・・瓢湖は餌付されていることもありこの時期ではありましたがそれなりの数のハクチョウさんがいました・・ですが夜の瓢湖は11月の頃と比べるとハクチョウさんの鳴き声が少なく耳を澄ませないと聞けないほどで北帰が進んでいることが伺えました・・夜明けを待って飛び立つ光景は数こそ少なくなっていますが近場で圧巻です・・

水面を駆け軌跡を残した飛び立ちはハクチョウさんの動きで好きなもののひとつです・・



全力疾走するその姿がほほえましくも見えます・・中には見事なシンクロを見るようなものも・・



飛び立ちではグループが多く特に家族でもしくは数家族での動きが多いように思います・・



これはひと家族かと・・餌場に向かうのか北帰の旅にでるのか・・



向きが南西方向なので多分餌場を目指しているのではと・・今回初めて瓢湖の南側を東へ歩いてみました・・東新池が有ることを知りました・・夜に鳴き声が聞こえなかったのは東新池側に集まっていたからかもと・・
今まで瓢湖へ来たのは全てがシーズン初めの頃でしたが今回初めて北帰のそれも末期に訪れる事が出来、恥ずかしながら自然界の否生けるものの厳しさというものに気づかされる光景を見る事が出来ました・・どうすればその感動が伝わるのか思案中です・・

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福島潟&瓢湖その2 

2022年03月18日 12時45分59秒 | ハクチョウ

福島潟&瓢湖その2では里山で雪の田に下りて採食するハクチョウさんを・・と書けば探してと思われるでしょうが・・実は昼間お風呂を求め月岡温泉、五頭温泉と廻ったときに降りているハクチョウさん達が居てくれたのです・・





白く見えるところはまだ10cm位は残っていそうです・・柔らかいところでは顔が土に潜る程にして食べています・・



食べたものはふざけあって満腹を感じている様です・・さらには・・



口に何かが付いているよとお互いに注意し合っているような姿が・・



こちらはもしかしてグループの引率担当者なのか・・大声をかけ移動の準備をかけているのかも・・そんな様相を思わせる光景があちこちのグループで見られる・・ビュー福島潟の野鳥担当の方の話ではこの時期、潟から旅立つものや餌場から旅立つものがいるとのことで更に南に渡っていて北への旅の途中のものもと・・いずれにせよ旅の途中なので故郷に到着するまでは怪我や病気にあわない様祈るばかりです・・

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福島潟&瓢湖へ

2022年03月17日 12時50分55秒 | ハクチョウ

ハクチョウを追って福島潟及び瓢湖へ3月9日夕出発し15日まで出かけました・・天気には恵まれた様で青空をすべて眺める事が出来ました・・福島潟から・・先ずは福島潟から東方向の山並みを・・



中央の三角型にシルエットを見せるのは烏帽子山(1573m)かと・・左は大日岳でしょうかね・・11日6時過ぎでした・・
雁晴れ舎にも鳥見の方が二人と少ない・・カモ達も少ないしハクチョウさんも数組しかいなかった・・





朝陽の中の飛び立ちもすぐに終わってしまう・・そんな中こんなのが・・



タゲリさんのグループです・・



葦原の霜が白く染めた中、餌場か旅立かは分かりませんが北に向かって飛ぶ姿が印象的でした・・
次は餌場のハクチョウさんをご覧頂こうと・・




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オオワシさんを追想Ⅲ

2022年03月09日 13時30分12秒 | オオワシ

今シーズンの印象強きもののその3は何と言ってもおおわしさんによるマジックショーです・・2022.02.04の取水塔での出来事です・・刻は12時33分ごろのこと狩りを成功させました・・



取水塔が近くで獲物も大きかったこともあったのか取水塔を目指し留まった・・



このコマを写し(12:34:16)すぐさま漁港へ移動しました・・移動後(12:39:46)すぐに撮ったのが3本杭の取水塔にいるおおわしさんです・・



おおわしささんは杭間に掛けられている鋼材に留まっている・・この鋼材はL型で辺の幅はせいぜい10センチ程度と推定できます・・尚おおわしさんは5分ほどの時間をかけて移動した私の目には自然体で周囲を見ているだけで食べている様子は全く見せていません・・暫く見ていますが何の動きも見せないので漁港に詰めかけたカメラマンの中には「落としたんだ」と引き上げる人も・・どうしたのかと興味が勝り撮り続けていると動いた・・



杭頭へ飛び移りました(12:59:08)・・漁港について初めて撮ってから概ね20分が経過しての動きです・・何が起こるかと見ていると・・







この様に獲物を引き上げ始めたのです・・







5分ばかり掛けて足元に引上げ食べ始めました・・これが全てです・・疑問は2つ先ず取水塔に獲物を運び20分もの間どうして食べようとはしなかったのか?次に運んだ魚をどこに置いていたのか?です・・
興味と関心を持たれましたらコメントにてお思いのところをお寄せいただければ幸甚の至りにて・・
追伸 この杭につきましては京都のWさんがこの夏にもビワマス釣りをなさった時に傍に寄り、魚を置くようなところがどこに有るか確認いただけるかも・・結果に着きましては来シーズンにお会いするときの楽しみにしています・・


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オオワシさんを追想Ⅱ

2022年03月07日 17時31分56秒 | オオワシ

今シーズンのおおわしさんで2番目に印象強く残っているのは・・1月14日の雪の日に狩りをして灌木で食べていたのですがカラスとトビさん達に邪魔をされ途中の半分くらいを掴んで飛び出し・・トビさんの猛烈な絡みを受けているものです・・







おおわしさんの威嚇の大きく開いた嘴にも気負いせずに・・おおわしさんの文字通りの鷲掴みの足からぶら下がる御馳走には恐れも吹っ飛んでしまっているのでしょう・・おおわしさんの掴む足指の上からトビさんがしっかりと掴んでいますよ・・これだけの絡みを見たのは初めてでした・・毎シーズンのことながらおおわしさんは驚くようなドラマを見せてくれます
さておおわしさんは津軽海峡を間近にしている頃でしょうかそれとも既に渡っているのでしょうか・・無事でありますように!

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オオワシさんを追想

2022年03月06日 14時39分02秒 | オオワシ

おおわしさんが北帰して早3日が経ち・・空洞になった気持ちに少しづつ思い出が蘇ってくる・・いの一番に浮かんだシーンは近間でしかも上手く撮れた21.12.10日14:56分頃の狩りの様子でした・・3秒そこそこ押し続けた26コマで作りましたパラパラ漫画を見てやってください・・



前と終わりに何か工夫が有ればとの思いが残りますが・・追想には十分な助けとなってくれています・・今頃はどのあたりを旅しているでしょうかおおわしさんは!・・


 

 

 

 

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オオワシさんいい日旅立ち

2022年03月03日 15時55分10秒 | オオワシ

今日3月3日の天気は昨日の予報は晴れマークが・・今日は北帰するぞと(最近の毎朝思うことですが)帰れば寂しいけれど力が入る・・5時45分に目覚ましを掛け6時半前の20分頃車から出て山を見るとな!なんと!既に飛ばない木に姿が



6時21分のおおわしさんです・・車に戻り朝食を・・まだまだ時間は早く8時半頃まで持ち込みの小説をみる・・見送りの中道には既に20人は・・待ち間の皆さんはカメラのこと写真のこと等々或いはおおわしさんとの係わりに話に花を咲かせている・・



翼を広げるようなそぶりを・・北の方に向いて頭を下げた・・



飛び出すのではと・・緊張が走る・・



飛び出した・・





表舞台を通過して集落東の斜面も通過していく・・あれ!餌取りに行くの?うん?



あれ!トンネル上も通過する?・・もしかして帰るの?





トンネルの尾根を越えて西野水道の尾根を越えようとしている・・このあたりでようやく北帰するのだと・・それまでは餌取りなのかと思わせるような低い飛び方で徐々に高度を上げていったのだ・・そんな飛び方だもので北帰の時間のピークを迎えた9時半過ぎの飛び出しなのに北帰の飛びとは誰も思わず・・したがっていつもならかかる「無事に帰れよ~」「来るのを待っているよ~」の声もかからなかった・・





西野隧道の尾根を越え姿が見えなくなって私も・・恙なく旅を終え故郷へ無事に到着しなよ~とそして今日は仕事で来られなかった方々の分も含め11月の再開を待っているよ~と声なき声を山に向かって叫んでいました・・1時間を超えておおわしさんを介してお知り合いになった方々との名残の立ち話を・・そんな話の中今日はひな祭り・・おおわしさんはいい日を待って旅立ったね・・そしてあの飛び立っていった「飛ばない木」は「旅立ちの木」と呼び名を変更しなければと・・おおわしさんにまたの再開の機会を作ってくれることを切に願ってそれぞれ帰路につきました・・ありがとうございましたいくつもの顔が浮かぶ鳥友さん達
おおわしさんお蔭さんでこの冬も風邪一つ引かずに過ごせましたありがとう幾つものドラマをありがとうおおわしさん・・

 

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オオワシさん日和待ち?

2022年03月01日 16時34分18秒 | オオワシ

今日は弥生の一日空模様は曇り空・・ちょっと遅めの9時半ごろ着・・天気予報によるものでしょうか昨日と比較すると1/4程度かでも通常の平日よりかは多い・・おおわしさんは珍しく灌木に留まっていた・・聞けば7時50分頃捕食しての留まりだと



先着のSさんが言ってられる通りどこも枝被り・・これはおおわしさん眼鏡をかけている様・・曇っているので上昇気流も起り難いだろうしまず旅立ちは無いだろうと思うのですが動きには敏感に反応をしてしまいます・・



伸びのエンゼルでも反応します・・翼の片広げも・・



勿論頭を下げるうんちんぐには間違いなく反応です・・11時半過ぎに翼を広げた・・



そのまま飛び出しに流れて行く・・







湖面を目指すかと思いきや・・なんと南の斜面に入った様・・昼前で且つ雨粒が・・潮時と帰路につきました・・火曜日はセンターはお休み記事でその後のおおわしさんの動きを知る事が出来ませんが・・次のお天気マークは3日、4日に成ります北帰の遅れ記録を作りますかおおわしさん・・いい日旅たちの言葉通り日和待ちしていますねおおわしさん!・・麓に来ている人もこれない人も皆がおおわしさんの道中無事と再会を念じているのですから良い日旅たちを!!


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