昨夜からの雪は20センチを超える積雪となっていた。雪の中のオオワシさんを撮りたくなり10時半頃に出向く。到着時の視界は200~300メートル程度、山本山が霞んでいる。センターに問い合わせると枯れ木に出ているとの情報、探すと中腹に居るのを発見。
雪が小降りになって明るさも少し増してきたようで飛び出すかもと車の中から見ていると飛んだ。
見送って暫くすると薄日まで射して来た。視界も回復し獲物が見つけ易くなると見越した飛び出し、ただただ野生の動物的勘に驚嘆するばかり。
13:55分に見送り帰って来たのが14:03分、約八分で最短距離に見て片道約2キロ往復約4キロを飛び魚を捕獲してきた。
時速約40キロの飛行速度と仮定すると飛行所要時間は約6分、魚を見つけ捕獲するのに約2分となる。南西方向に飛んだので捕獲場所は余呉川河口沖かも。
獲物の魚はそれなりの大きさだ!!
一度入った木はカラスを嫌い飛び出して二度目に入った木は枯れ松の枝で好く見えた。が後ろ向きだ。贅沢は言うまい。
カラスが気になる様だ。盛んに周囲を警戒していました。
食べている間はカラスの邪魔が入らずに食べられたようです。
今日は雪が小振りになり少しの間止みもしたので捕食が出来たようですが、予報では北部は暫く雪が続くようですので、オオワシさんの視界が効く時間が一日に3・4回有ればと思いつつ帰路につきました。
17日は10時前に出勤、鳥友さんの車を発見電話で尋ねると、8時頃にカイツムリを捕食し食べ終え松の枝に止まっているとの情報を入手。
デジボーグの店開して早速撮影開始。
飛んだのですが餌取りに向かうのでもなく、山肌上空を飛行。まるで艦載機のタッチアンドゴーの訓練のように留るような足を出しての降下飛行。
そうかと思うと宙返りして
"好く見たかい"と好く見える枯れ木に止まった。
飛び出しを"狙いな"とでも言わんばかりに暫く留っていましたが、飛び出した。
風がそれなり強く留まっているときには、首もとや肩の羽が逆立つ位で飛び立つときは羽を広げるだけで浮かび上がった様だ。
今日はオオワシさんが、ファンに対する心づくしの気配りをしてくれた日のようだった。
今日もオオワシさんありがとう!!!
ここ暫くオオワシさんにはやられっぱなしでした。この間は09時ごろから飛び出しを待ち、なんと16時半過ぎの日没を迎えても飛ばず。またやはり飛び出しを待っていて、寒さのせいか尿意をもよおし、山本山を背にして離れかけた途端に飛び出す始末。
今シーズンのオオワシさんはどうも私には殊の外厳しいのです。今日こそは飛び出しをと諦めずにチャレンヂ。
何時ものエリアに居らず北側斜面の葉を落とした雑木の中。お陰で2度のチャンスをオオワシさんはくれました。
飛び出してもやはり何時もの南側の斜面を避けて北側斜面に戻ってきました。おかしいなと思っておりましたら、クマタカが姿を見せました。
それもはじめて見る姿勢です。尾羽を立て足はやや出し気味で飛んでいます。鳥友の大先輩の考えでは、オオワシに対するクマタカの示威飛行ではないかとのこと納得の意見でした。
今日の山本山西側空域は、タカ類たちの舞台でもあるかの様相。ノスリさん、チョウゲンボウさんにオオタカ?さんと目まぐるしく姿を見せてくれました。
バッタでも食べているのでしょう。掴んでいる足が如何にも可愛く見えます。
やっと飛び出しを撮らせてもらうことが出来ましたが、枝がらみのないすっきりとした飛び出しをと早くも欲を出しています。
オオワシさんは大したものです。打ちのめすかと思えば意欲を出させたりと老人に生き甲斐を持たせてくれますよ。
オオワシさん・・・ありがとう!
12月3日は快晴の状態。寝坊の私が7時過ぎに起き8時半頃には定位置に到着。
既に10台近くの車が止まり砲列も方向、仰角が揃っていた。松の木に照準は定まっている。
デジボーグの店開き、開店するも午前は日陰、午後の陽を待つことにした。
前にもいたチョウゲンボウがカラスに追われながら、田の2番穂にいる餌を追っている。
カラスに絡まれて尾羽が1.2枚しか無いと聞いていたが、近くを通ったのを撮って見ましたが尾羽は全て無くなっていました。まるでステルス偵察機の様です。
尾羽が無いと小回り急旋回等餌取りの飛行にもかなり影響が有るのではと思いますが、時には追ってくるカラスに逆襲をかけていました。
オオワシさんは2日に魚1匹とカイツムリ系の鳥2羽の3回の捕食をしたようで、8時前には塒から出たようですが動く気配なし。
午後の日だまりの中、あれこれ撮るも毛繕い等で飛び出す気配なし。
16時半頃には塒に入るのがパターンと聞くが、夕日の赤みが夕闇に移ろいでも飛ぶことなし。快晴・無風の気象状態では、空腹でなければ徒に体力の消耗になる飛行はしないのでしょう。
エコの生き様をしっかりと見せ付けられた一日でした。