週に一回、自宅でシュタイナーのお人形(ウヲルドルフ人形)を手作りする教室を開いています。お人形の中は無漂白の羊毛で、髪の毛は草木染めの物を使います。抱いた感じが化繊の綿と違って、しっかりした重さがあり、子どもも安心するようです。男の子でも女の子でも、自分のお人形を持つことはいいようです。お人形で遊ぶだけでなく、怒られたときや寂しいときに、心の支えになってくれるようです。お母さんが自分のために作ってくれたお人形が、ただそこにある、それだけで愛されている安心感が生まれるのかもしれません。人形教室では、人形作りだけでなく、布草履を作ったり、布ナプキンを作って草木染めをしたり、季節には味噌を一緒に作ったりしています。卵や牛乳を使わない手作りおやつを食べ、オーガニックな飲み物を飲みながら、もっぱら自然な子育ての情報交換の場になっています。