藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
いろいろな日々の話題をご紹介しています。

藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』そう思っていただけるわかりやすい指導を心がけています。一人ひとりペースに合わせ、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えいたします!年齢問わずスムーズで音楽的な演奏ができるよう、レッスンしています。お子様のレッスンは、親御様と一緒に心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てていきます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学など、ご相談ください。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリン、自然に身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者・経験者とも歓迎いたします! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

オアシスの講座

2014年12月11日 | ピアノ演奏や審査や・・・
秋から始まった社会福祉協議会の講座も、
今日を含め残すところあとたった2回です。
初めましてと集まった方々も、すっかり打ちとけて仲良くなりました。

今日歌った曲の一つ「青葉の笛」。
私は聞いたこともありませんでしたが、
講座に参加の方々も大多数がご存じないとのこと。
(ちなみにこの講座、年齢60歳からと申込みに年齢制限があります)

雅楽のような調べと昔の日本語の歌詞。
かなり古い歌のようだけれどと思ったら、歌詞の内容は平家物語にあるお話でした。
明治39年に尋常小学校4年の教科書に載ったそうです。
今日は歌と一緒に、あまんきみこさん著の絵本の朗読も味わいました。
生きることの価値も志も、全く現代の価値観と異なる時代の話。
たった一つの歌からですが、1000年近くも昔の人々の息吹をしみじみ感じたひと時でした。

ただ歌うだけでなく、その背景に広がる世界まで味わえるのが、
もう20年も毎年続くこの講座の魅力です。

年を重ねると

2014年12月10日 | ピアノレッスン
だれでも年齢とともに物事の感じ方は、変わってきます。
私自身も過去を振り返ると、同じ曲を弾いても感じるものも見える風景も
その年々で変化してきました。

さて、御年80歳を超えるHさん。
40歳になる前からピアノを習っていらっしゃったそうですが、
お仕事のご都合でしばらく中断。、
また少し前からレッスンを再開されました。

もっぱら、昔弾いていらっしゃったお気に入りの曲を、
ふたたび弾けるようにすることを目標に、
いつも一音ごとを慈しむように弾いていらっしゃいます。
そして「若い時もいい曲だと思って弾いていましたが、
今弾くとその時以上にいいですね~」と。

Hさんには、若輩者にはまだ見えぬ境地があるのだな…と羨ましく感じます。
いつの日か私にも見える日が来ますように。


落ち葉降る日

2014年12月09日 | 日々のくらし
この季節に数日だけ、空から尽きることなく落ち葉が舞い散る日があります。
今日はまさにそのあたり日。
裏の森からカサカサと音を立てながら絶え間なく降る落ち葉。
窓を開けると森のいい香り。

こんな日は、もう玄関前の掃き掃除はおしまい。
まるで雪が降るように落ち葉が積もるのですから、
気休めの掃除なんて意味がありませんから。
ただただ降る落ち葉を眺める…風流だと思いませんか?

ママと

2014年12月08日 | ピアノレッスン
一人っ子の小1Hちゃんにとって、ママとの連弾は特別。
楽譜の最後のページにあった連弾曲を、
「今度はママとしようか?」と声をかけると、本当に嬉しそうでした。

4月の発表会で演奏したパパとの連弾は、
微笑ましくて見ているみんなが幸せな気持ちになりました。
この時より少し上手になった今は、
ママの弾くパートも、しっかりママに教えてあげることが出来たようです。

今日のレッスンの最後に、ママとの連弾を聞かせてくれました。
ママはとても緊張しながらもお付き合いくださいました。
いつもはおとなしいHちゃんですが、飛び切りの笑顔です。
あまり間を開けずにまた連弾曲を探してあげるね、と約束しました。


呼吸

2014年12月06日 | ピアノレッスン
今日ステージデビューの年中さんRちゃんも、
お仕事の合間にピアノの腕を磨いている社会人のKさんも、
今日初レッスンだった中学生のMちゃんも、
みんな共通するのは呼吸のお話し。
呼吸がいいと、大抵の難しいことはどうにかなって、
どんどんピアノが弾きやすくなります。
管楽器も歌も自分の息を使いますが、
ピアノはうっかり息をし忘れていても
(あまり長時間だと死んでしまいますから注意してください。)
一応音が出る不思議な楽器です。
だからこそ、その音楽の呼吸に意識を向けるのが大切です。

季節限定

2014年12月05日 | ピアノレッスン
この季節、クリスマスの曲を練習しているとなんだかウキウキしてきます。
クリスマスが近づくにつれ上手になっていくのも楽しいし、
風に乗ってご近所に聞こえてしまったとしても、それはそれでなんだか素敵です。

ただしそんな気分も25日まで。
一夜にして季節外れになってしまう…。
余裕を持って聖夜に楽しめるよう、クリスマスまでに仕上げるのがミソ。
「ジングルベル」も「きよしこの夜も」も、
季節限定というのはいっそう美しさを引き立てますね。

変身

2014年12月04日 | ピアノレッスン
新しいグランドピアノが来てちょうど一週間の小2Tちゃんのレッスン。
今までは電子ピアノで練習していましたから、どう変わったかな?と楽しみにしていました。

Tちゃんがやってくる少し前に楽器店のIさんが訪れて、
先日のピアノ納品時のお話を聞かせてくださいました。
なんとTちゃんの電子ピアノは、鍵盤がガサガサになるくらい弾きこまれていたとか!

夕方やってきたTちゃんは、Iさんと私の前でまず1曲聞かせてくれました。
2か月前に初めて教室へやってきたときは力任せに鍵盤を押し込んでいたのに、
そんなことをみじんも感じさせないほどに芯をとらえた打鍵と美しい音色。。。
「すご~~~い」と思わず感激してしまいました。
いい音が出せる方向へ体や手の使い方がすぐに変わっていく子供の柔軟性にも、
たった1週間でかわるほど弾きこんだTちゃんのピアノ好きな熱意にも。

いつもはたくさん注意されるのに、
今日はどの曲を弾いても「イイね~」とすぐに合格。
そんな私にTちゃんは「おせいじじゃなくて?」ですって。笑

今日のレッスンで、Tちゃんの伸び伸びとした音楽性や、
どこまでも楽しみながら挑戦してしまうチャレンジ精神も、
これですべてが演奏に結びつくようになると確信しました。
きっと1年後には見違えるように上手になります!

そして 第2弾です。

2014年12月02日 | ピアノレッスン
パーカッションのイベントに引き続き、もう一つの素敵な計画のお知らせです。
ピアノコンチェルトばかりの発表会「クレエVol.8」の開催が決まりました!
「クレエ Vol.8」2015年11月29日(日) 会場:川越西文化会館

教室では毎年発表会を行っています。
そのひとつは独奏や連弾などの発表会。
(前回は、まだ記憶に新しい今年4月に行いました♪)
そして隔年で行っているもうひとつの発表会が、この「クレエ」です。
  ・・・クレエとは、仏語で‘創りだす’という意味です・・・

ピアノコンチェルトはピアノ協奏曲とも言います。
オーケストラと一緒に演奏する曲のことを協奏曲と言い、古くは競争曲とも書いたとか。
オーケストラと協力して音楽を作り上げていく音楽です。
プロのピアニストでもなかなか演奏する機会のないコンチェルトを、
発表会でやってしまおうと大胆なことを考え付いたのは、
それが病みつきになるほど面白く、挑戦することで驚くほど成長してしまうから。

発表会では、オーケストラの音をすべてエレクトーンによって演奏します。
その上、指揮者の先生もお迎えして本格的に行います。
まだ1年も先ですが、生徒たちみんなが思いっきり演奏ができるように、
今から少しずつ準備を進めたいと思っています。

前回は2013年3月に行いました。
「クレエ Vol.7」の様子はこちら