藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
いろいろな日々の話題をご紹介しています。

藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』そう思っていただけるわかりやすい指導を心がけています。一人ひとりペースに合わせ、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えいたします!年齢問わずスムーズで音楽的な演奏ができるよう、レッスンしています。お子様のレッスンは、親御様と一緒に心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てていきます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学など、ご相談ください。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリン、自然に身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者・経験者とも歓迎いたします! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

ハロウィン

2014年10月31日 | 日々のくらし

今年も近所の子供たちが変身して、たくさん来てくれました。
おばけや魔女やアニメのキャラクターや…。
引率のママたちも「あのう、どちらさまでしたっけ?」と言わなくてはいけないほどの変身っぷり。

かごに山盛り用意したお菓子は、ひっきりなしに訪れる子供たちに渡して、
一時間ほどですっからかんに。
お菓子と引き換えに、かわいいお手紙をくれました。


一年に一度だけの大イベント。
大人も子供もみんなで楽しめる素敵な一日になりました。


夏には夏の、秋には秋の

2014年10月30日 | ピアノレッスン
中学生になったYちゃん。
彼女は5歳年上のお姉ちゃんのレッスンについて、
なんと生まれてすぐの頃から教室に来ています。
レッスン中、グランドピアノの下でスヤスヤ~なんてことも。笑
彼女にとってピアノを弾くのは、頑張りでも憧れでもなく
ごく普通のことなのかもしれませんね。

合唱祭の伴奏練習と重なってしまい忙しそうだったので、
少し前にテクニックの練習曲を少しお休みして、レッスンは曲だけにしました。
それも今まであまり弾いたことのなかった平吉毅州の作品。
日本人なら誰でもが分かる情景描写が魅力の作曲家です。

一曲目はまだ暑いころでしたから「夏の夜のハバネラ」
長袖の季節になる前に仕上がるのを目標に。
そして二曲目は「秋の光に落ち葉が舞って」
こちらは落ち葉がすべて散ってしまう前までに仕上がるのを目標に。

明確な季節感のある曲を、まさにその季節に弾くのはなかなかいいものですね。
練習しながら、否が応でも季節を感じます。
Yちゃんもいつもよりホッと和んで、楽しそうです。

当たり前のように弾けるようになってしまったピアノは、
彼女が気づいてはいないでしょうけれど、実は素晴らしい財産。
毎日勉強や部活に忙しい中学生活ですが、
どこかでそのことに気づいて欲しいなと思っています。


魅力の掛け算

2014年10月29日 | ピアノレッスン
楽譜を数冊、
その中のすべての曲を弾いてみながら、
一曲一曲のテイストを吟味します。
〇ちゃんにはどれがいいかな?
△ちゃんなら、絶対この曲がいい!
けれど当の本人は気に入ってくれるかしら?

コンクールで演奏する曲は、言ってみればハレの衣装。
どんなに素敵な曲でも、弾く子供によって似合うにあわないがあるのです。
逆に言えば、その子が弾くからこそ生まれる魅力も。
そして決めた曲とはこれから数ヶ月のお付き合い。
やっぱり気に入って練習してほしい。
ですから選曲は大切。

この冬行われるいくつかのピアノコンクール。
コンクールはどうしても競争の側面が強調されがちですが、
することは「勝負」ではなく「音楽」です。
喜んで楽しんで向き合えますように。

美しい音・モノ・時間

2014年10月28日 | 日々のくらし


お誘いを受けBang & Olufsen のショールームへ遊びに出かけてきました。
何のショールームかと言うと、デンマークの音響機器メーカ。
白で統一されたノーブルな空間に、たくさんのオーディオが並んでいます。
デザインも素敵なのですが、その音のナチュラルさ!
美しい音に耳を傾ける時間は、至福です。
生活感のない空間で、ただただ音を聴いていると、
数時間があっという間に立ちそうです。
こんな毎日を送れたら…。
(一歩間違えると、引きこもりのようになって生活が破たんするかも!)

家電量販店では出会えないモノ。
やっぱりいいものはいいですね。

心の声

2014年10月27日 | ピアノレッスン
先生もママも、
もっとスイスイわかるよね、
時間がもったいないから、早くさっさとね。

小さな子ども、
この絵がこんな面白くてね、こんなこと思っちゃったんだよ、のおしゃべり。
もっとこれで遊ぼうよ、これはゆっくりすすめのサイン。

遊びたがりの子供ほど、音楽を楽しんでいるのです。
なのに、ついつい前へ進める事ばかりに気持ちが向くのが大人の性。
だから、しょっちゅうジレンマです。笑

きらめき

2014年10月26日 | 日々のくらし
所沢ミューズへギター・チェロ・ピアノの協奏曲を聴きに出かけました。
ソリストは新進気鋭の若手演奏家ばかりです。
その中でもラフマニノフの2番を演奏した牛田智大君は、若手中の若手で初々しいかぎり。

その時期を通り過ぎてしまったから、そのころの輝きをうらやましく感じるのでしょうね。
一心に打ち込む情熱に心打たれました。
ティーンエイジャーの輝きは一途で純粋無垢。
円熟とはまだ無縁だからこそのきらめきに酔いました。

‘S’

2014年10月25日 | ピアノレッスン
先日、ピティナピアノステップを受けた小4Mちゃん、
念願の最高評価‘S’をいただきました!

今年になってなんと3回目のチャレンジです。
今回の会場は所沢ミューズのキューブホールで、
ここは本格的なコンサートホールですから、
いつも以上に緊張するのではないかしら?と心配していたのです。
けれど、Mちゃんらしく淡々とちゃんと力を出せたようです。

Mちゃんは今年になって3回目のステップ挑戦です。
ステージでも立派に演奏できるように仕上げるのは、
決してやさしい事ではありませんが毎回よく頑張っています。
いただく評価も少しずつ上向いています。

「凄いね!上手に弾けたんだね。」と尋ねると、
少し恥ずかしそうに、淡々と(笑)「そうでもないけど…普通かな」
けれど顔ははにかんで嬉しそうでした。

今日のレッスンでは、新し目標も決めました。
またまた楽しみが増えそうです。



ご褒美

2014年10月24日 | ピアノレッスン
宿題に全曲マルをもらって快調にレッスンを終えた小1のYくん、
「ありがとうございました!」のごあいさつが終わったとたんのひとこと。
「じゃあ、唐揚げね♪」

???何の話かしらと思っていると、
ママとの約束のご褒美のことでした。
近所のコンビニの唐揚げがお目当て。

そういえば同じく小1のTちゃんも、
レッスンの後、嬉しそうにコンビニに出かけていきました。

今は世界的な演奏家でも、
小学校の頃はレッスン帰りのマックがお目当てだったという話も聞いたことがあります。
みんな目の前にぶら下がったちょっとしたご褒美には弱いですね。笑

指先トレーニング

2014年10月22日 | ピアノレッスン
ちょうど1年ほど前から、積極的に指先強化をはかって、
レッスンに「玉ひも」を取り入れました。
「玉ひも」は綿ロープの両端にプラスチックの玉がついている10cmほどの物。
それを指先でもって、ピアノを弾くために必要な指の筋力を鍛えるのです。

一般的に卵を持つような手の形でとは言いますが、
この形が作れない子供にとっては、どうやってよいのかわからない。
ついついよくない手の形のまま弾き続けると、たくさんの弊害が…。
幼少期、私自身がまさにこのタイプで大変な苦労をしました。

良い手の形を保って動かすためには、
一本一本の指や手のひら・手の甲の筋力バランスが大切。
それを少しずつ鍛えるためにこの「玉ひも」がうってつけ。
その上、幼児にもできるお手軽さ。

おかげで、教室に手の形が悪い生徒はいなくなりました。
(良い手の形に移行中の生徒は数名いますが。笑)
いつまでも上達できる基礎がみんなに身につきました。