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勝手気ままな日々。散らかり気味な趣味はインドア派。

時代屋

2006年02月10日 | 小説と創作
歴史や時代にまつわる書籍・グッズなどを専門に取り扱う書店が、東京千代田区神田小川町にオープンしたそうだ。
その名も「時代屋」。
オープン初日だけなのかはわからないが、店員は和装だったらしい。

図書館や本屋でたまに色々なジャンルを特設でやっていたりするが、こういうのっておもしろい。
たいていの書店は作家の五十音順に並んでいるだけなので、時代小説のコーナー、ミステリのコーナー、ホラーのコーナーなどと分かれていたらうれしい。
それも、小説だけじゃなくて、例えば、ミステリだったら警察や事件関連のノンフィクション、法律関連書籍とか、そんなかんじで一括りになっていたら便利そう。
小説が好きな人でも、読む小説のジャンルって、わりと固定だったりするから。

そういえば、赤川次郎さんの小説にもそんなのあったな。
でもそれは、ミステリ関連の本だけじゃなく、殺人現場に残されていた物までコレクションしているという風変わりな登場人だったが……

それはさておき、マニアもいいが、初心者にもよさそう。
「時代屋」は幕末時代の小説とか、細部にまで分けているらしい。
きっと、そんなジャンルに分けたら、作家がテーマに多く選んでいる時代ってのがわかりそう……って、分けるまでもなく歴史小説ファンなら知ってるか。

北方謙三さんがおっしゃっていたけど、南北朝時代を書きたいといったら、編集者にその時代じゃ売れないといわれたそうだ。
出版物にその時代、その人物が多いってことは、やっぱり読者が好きってことなんだろうな。
……付け加えておくと、北方氏はその小説を書いてますよ、もちろん。

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