先日、母は無事退院することができました!
父と一緒に病院に迎えに行った際、薬剤師さんから説明。
聞き取れず聞き返す父に、薬剤師さんが気を遣って近づいて喋ろうとすると、普通に聞こえる…と。(おいおい、聞こえんやろ)
薬剤師さんが父と私を交互に見ながら説明してくださっている途中、突然「なんでそっち(私)を見て喋るんだ!」と薬剤師さんにキレる父。「俺が一緒に暮らして、薬の管理も全部してるんだ!」そんなのわかっとるわ!何だ、その言いようは!!情けない…。顔に出さず丁寧に対応してくれる薬剤師さんにほんと申し訳ない。私が泣きたくなってきた。
薬剤師さんが高血圧の薬もあると言うと、「血圧は高くない!」と父(ほんと黙れ)。「入院中、高かったので」と薬剤師さん。確かに入院するしばらく前から血圧が下がり気味だったらしく、病院にも言って高血圧の薬をやめていたらしいけど、体調は刻々と変わるもんだし、プロが診てくれてるのにいちいちつっかかるな!
そして、入院中は、朝から胃と高血圧とカリウムの薬を3錠飲んでいたらしいが、退院後はカリウムの薬は飲まないでいいので、2錠でいいとのこと。薬剤師さんが母に「3錠飲むのは大変みたいだったですけど、2錠でいいですからね」と話しかけると、「言ってもわからん」と父。薬剤師さんにも母にも失礼過ぎるやろーー!!謝れーーー!!!思いやりのかけらもないとはお前のことやーーー!!ほんと恥ずかしくてたまらん。
やはりNaが低下してしまった原因は、鬱の薬だったとのこと。それから漢方薬に含まれる甘草も合わず、それでカリウムの数値も下がっていたとのことで、どちらの薬も服用中止。処分してくださいと。
いろいろ説明を聞いている途中、「わからん…」とぶつぶつ言い出す父。「私が聞いてるから」と言っても「俺が云々…!」とまたキレる。ほんと勘弁して欲しい。それが人にものを聞く態度か!そんな時も顔に出さず、丁寧に説明してくれる薬剤師さん、ほんとありがとうございます。
でも、やっぱりちゃんと理解できてなかった。耳が遠いというのもあるかもしれないけれど、思い込みが激しく、素直に聞こうという姿勢がないので、もう無理なんじゃないか。
ていうか、これって認知症の初期症状?でも、昔から頑固で、キレやすかったし、融通利かないし、自分に都合の悪いことはどんどん忘れるし、支配欲すごいかったし。でも、どんどんひどくなってる。怖いよー。
そして、「わからん、わからん」と言う割には、Naが低下したのは「頻尿の薬がいけなかったんだろう」と言い張る父。「鬱の薬ですよね?」と私が確認すると、薬剤師さんも「そうです」と。この思い込みの激しさは何なんだろう。
帰ってからも、「薬が1つしか入っていない。病院に電話しないと」言い出す父。私が半透明の袋を見てみると、ちゃんと2錠入っているし。そして、おくすり手帳を見ては「さっぱりわからん」と言う。確かに字は小さいし、私もよくわからんわ!だから、薬剤師さんが丁寧に説明してくれたんやろー。
どうもやっぱりいろいろちゃんと理解していないようだと思い、箇条書きに書いて渡す。
・25日に処方された鬱の薬(サイバルタカプセル)が合わず、Na低下。→服用中止。
(もし精神的に不安定になったり、妄想が出てきたら、以前服用していたオランザピンがいいのでは)
・漢方薬に含まれる甘草が合わず、カリウム低下。→服用中止。
・認知症のパッチは9月いっぱいで無くなるので、その前に病院に行って処方してもらう。
退院後、服用するのは
・胃、高血圧の薬と認知症のパッチ。
以前は、舌の薬や頻尿の薬も飲んでいたけれど、それは無し。頻尿も薬の副作用の可能性もありそうだし、舌のピリピリは精神的なものじゃないかと言われていたので、様子を見るしかない。
そして、病院から預かったケアマネさん宛ての書類を取りに来てもらう。
ところが、また話している時に「やっぱり頻尿の薬が悪かったんだろうな」と言い出す父(頑固とかの次元じゃない。ほんと怖い)「鬱の薬が合わなかったんだよ」「いや認知症の薬はずっと一緒のを飲んでたから、そんなはずはない」「25日に鬱の薬を処方してもらったよね。それが合わなかったんだよ」間に入るケアマネさん。ほんとすみません。
あーー、父まで認知症になられたら、たまったもんじゃない。もうどうしていいか、わからんわ。