雑賀孫市(まごーん)の中の人ブログ

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降る雪や明治は遠くなりにけり(明治村へ行きました)

2014年02月21日 18時45分46秒 | 旅行
降る雪や 明治は遠く なりにけり
───中村草田男───
ども、まごーんです。
この句は明治34年にうまれた草田男が昭和6年に詠んだものです。
今や明治どころか昭和の時代も歴史となりつつある平成の世。一体明治とは如何なる時代だったのか?と少しでも感じ取る為に、今日は愛知県犬山市にある博物館明治村にやって来たんやでー。
ホンマは写真全部あげたいけどそれは無理なので…適度に絞ってお送りしたいと思います。

まずはこれに乗りました。12号機関車ですね。うしろには三等客車が3輌連結してます。中々車内は快適でした。

次は此方。歩兵第六連隊宿舎。これは名古屋城内にあったやつで中には中隊長室などが展示されてます。三八式歩兵銃も

この通り並んでます。全部ホンモノです(菊の御紋はなかったです…)。
つぎ!つぎはこちら!

「最後の元老」西園寺公望の別邸・坐漁荘です…が、こちらは平成24年から修繕中なので入れません ( ˘ω˘ )がっくりやで、ホンマ…というか広い

こちらも坐漁荘。写真は幸田露伴宅から撮影しました。

こちらが幸田露伴宅。天井が低いのです。私は164そこらなので165センチの幸田露伴とほぼ身長が同じなんですが、階段で頭打ちました。
つぎはこちら

西郷隆盛の弟、西郷従道邸です。元々は奥に和風の建物があり、繋がってたのですが、戦火で焼失したとのこと。明治天皇はそちらにお越しになったようです。なので残った洋風の建物だけ移築したようです。

これは邸内1階の会議室です。なんとこの椅子は赤坂離宮。燭台は明治宮殿(戦火で焼失)にあったやつなんです!←大興奮。
つぎに邸内2階(こちらはガイドさんが居ないと入れません)

こちらの椅子は鹿鳴館のもので座って良いらしいので座りましたがフッカフカです。椅子には竜紋があしらわれており、張り替えたそうですが、糸から全て同んなじ材質だそうです。奥のピアノは明治宮殿にあったものです。

同んなじ部屋にある暖炉ですが、これは何が描いてあるかわかりますか?
こちらは日本三景が描かれているのです。そのうち二つは世界遺産ですなぁ。
ホイ次!
こちらは学習院長の官舎です。かの有名な乃木希典や、山梨勝之進らが執務してたのです(11代目から住居も兼用してました)。
こちらは建物内自体にガイドさんが居ないと入れないので、私は寒風吹く中待ちました。

そしてこちらが執務室。乃木さんや山梨さんがここで執務されておられたのです (゜Д゜≡゜Д゜) やばぁい!ふへへ!←

こちらが一階の和室。こちらは住居用になってたそうです。あと、幸田露伴宅と比べて天井が高いです。何故ならこの上が洋間の会議室なので、高いそうです。

階段上がったとこ。右は和室。左は会議室。少し会議室のが高いのがわかります。

こちらが会議室。ここで乃木や山梨(ry
この建物のガラスは(従道邸もですが)明治42年に建てられたのでガラスはフランスから輸入したのだそうです。ガラスに映る景色が波打ってるんですね~。これは実際に来てみたら分かりやすいです。
えー…ホントはもっとあるんです。ですが、ここまで!あとは自分で行って!(`・ω・´)

あ、そうそう。お土産だけ載せとくわ。

尾西鐵道滊車發着時刻表(真ん中・右は中身)と帝国ホテル中央玄関復原記です。時刻表は200円、復原記は945円でした。左上のは明治浪漫募金という一口500円の募金の記念品とバッジです。微力ながら募金させていただきました。