市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

「日向神話の世界」写真展

2013年10月23日 | 展覧会情報
西都市民文化祭も終わり。
市内商店街など、いたる所に市民(小学生)の絵画作品が展示されています。
20日(日)には、この表彰式も行われました。
かわいい絵描きさんの作品は、夢たまごの外にも展示されていますよ。
11月も近づいてきました。
こんどは西都原古墳群が賑わってきます。
「古墳まつり」に満開になるように植えられたコスモス
満を持してその日を待っている…
そんなところでしょうか
さて、今週のギャラリーのご案内です。


 「日向神話の世界」写真展

展示期間:10月22日(火)~10月29日(火) ※8日間です
開館時間:10時~17時


                                                    左側が主催者・諸岩則俊さんご夫妻
           

この写真個展を開いた方は諸岩則俊さん
テレビ局勤務時代に報道に携わり、ビデオ撮影などをされていたそうです。
写真を本格的に始めてから5年くらいとのこと。
会場の作品はほとんどが夕暮れ~深夜~早朝のものです。
太陽の光や陰影、雲や霧の流れ、広い星空などなど…
と~~っても美しいのです。
観なきゃ損です。
神世の昔のお話など、たくさん丁寧に説明して下さいました。
今後、これらの写真に沿って、本を書かれたらいいのになぁと思いました。
歴史の授業が苦手だった私です。
こういった方面から学ぶ日本の、特に日向の歴史は分かり易く
面白く感じています。

山幸彦と豊玉姫そして鵜戸神宮へと繋がる物語…
このコーナーでは、そんな解説をして下さいました

     



 
主催者のご挨拶文より~

神々しい雰囲気を求めて、この1年未明や夕方、
夜に神話の舞台を巡り、今回は神話写真85点を展示致します。
実は、冬の期間撮った神話写真をこの春宮崎市で展示しましたが、
その時の写真が宮崎県の目に留まり、
坂東玉三郎の「アマテラス」公演の応援企画として、
先月の1ヶ月間、福岡の博多座に神話写真26点が展示
されました。
続いて今月29日~11月10日の期間、
福岡国立博物館に展示される
ことになりました。
以下は読売新聞さんの記事。
~坂東玉三郎さんの公演「アマテラス」の満員が続いている。
 この会場入り口向かいの壁に、
 26枚の風景写真が展示されている。
 幻想的な風景を切り取った作品を、
 来場者は観劇の前後に楽しんでいる。
 人間国宝との相乗効果で、宮崎への好感度も
 格段に高まりそうで、嬉しい。~


これがそのパネル使われた写真もギャラリーで観ることが出来ます。
本当に幻想的で、ファインダーが実は神様の目で、空から人々の暮らしを見守っている…
なんだかそんな思いを抱きました。
ご覧になった皆様はどの様に感じられるのでしょう…


~ご挨拶文の続き~
大きい作品は、高千穂町国見ケ丘で撮影した雲海写真です。
七夕の深夜午前1時、何かに誘われるように国見ケ丘に登りました。
満天の深夜、高千穂の街に雲海のベールがかかりました。
それは高天原の神様の世界。
しばらくはカメラをおいて見とれていました。
宮崎は天孫降臨の高千穂、海幸山幸の青島・鵜戸など
神話スポットがいっぱいです。
この写真展で、故郷の魅力を発信できれば幸いです。



高千穂町。(ごめんなさい。人影やバックが写ってます
田植えも終わった頃。天然(太陽)のスポットライトがここに当たる瞬間を待つ…
向こうを横切る岩戸川沿いには、日本一かと思われる数の棚田が連なっている…
「この棚田のあぜや道端の草などは綺麗に刈り込まれ美しい景観で、
行く度に、ここの人々の郷土愛やパワーを感じるのですよ」と話して下さいました


これらの写真をもとに、わかりやすい本を書いてほしいな~と思いました。
思った通りになる気配です楽しみですね。
日々夢たまごでの展示会を通して、宮崎の歴史を学んでいるアムです
85点の作品は県内の地方ごとに分けられており、
全てが繋がるストーリー性のある展示になっています。
諸岩さん曰く、「写真の語り部でしょうか。」

皆様、是非夢たまごでご鑑賞になり、
改めて郷土の美しさ、魂などを再確認してみませんか。
お待ちしております



次回の展示会のお知らせ

展示会名:第29回現代書研究「書槐社」九人展

展示期間:11月2日(土)~11月10日(日)の9日間












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