

全国的にそのようですね。
草だけが超超超元気

今週のギャラリーのご案内です

福島正吉 「絵画展」
展示期間 : 9月16日(火)~9月21日(日)
開館時間 : 10時~17時






絵を描くことは、修行みたいなものです。
同じ場所を描いても、次は同じ絵は描けません。
いつも新しい出会いで、それ故に試行錯誤を繰り返し、悪戦苦闘の積み重ねです。
今回の個展は、身近な自然・四季の風景を描いた作品を30数点展示いたします。
どうぞ、ご観覧ください。


山桜の絵が3枚

西都原にある高取山。山桜が咲き、ソメイヨシノなどが咲き、八重桜が咲く。
山桜でも木によって順番に咲く。その順々に咲くのを追って描いた絵を3枚展示。

これまでも個展や、グループ展などで市民の皆様にはよく知られた方。
また昨年には、めでたく西都市美展で無監査作家になられました

会場は四季を追って観覧できるよう展示に工夫がされています。
80号~6号サイズの油絵は、ふるさとの美しい自然が更に美しく、
観る人の旅心をくすぐるのではないでしょうか



この絵は観覧者の皆様にも評判の1枚のようです。
私は離れて観て、西都原の大地の奥行きを強く感じました


講師は画家の弥勒佑徳先生。後半は故・後藤静雄先生だったそうです。
その後は自分で描いてきた…とのこと。


ギャラリーの玄関を入ると、正面でこの大きな山の絵が圧倒的な迫力で迎えてくれます。
福島さんは、山を描くのがお好きだそうです。
いつもあちこちの山に出没しているそうで、「県内字(あざ)けもの道」の案内もしてくださいます

また、山奥のいいロケーションをたくさんご存知ですよ。
お探しの方はお聞きになったらいかがでしょう

「80号もの大きさのキャンバスに描くには、先ず杭打ちから。つまりイーゼルをこしらえる訳よ。
強い風でも吹いたら支えるのが大変でね~」
「細い山道に車をガリガリこすりながら入って行くことになるわけ」

「こんな所まで…」と声をかけていく山仕事の方もいるそうですよ。



国指定重要無形民族文化財の銀鏡神楽は、12月凍てつくような寒さの中、夜を徹して舞うのですが、
「ここで絵を描いているのは僕と弥勒先生くらいよ。
写真を撮る人はおおぜいだけどね」と笑う福島さん

瞬間を描くので舞い手の動きを表現するのに苦心するそうです。
この25番の舞いは「天に豊作のお礼(感謝)を捧げる…そして天からの恵が降りそそぐ」、そういう内容とのこと。
絵の中に3頭のイニシシの頭が並んでいます。
この地方では“猟”を生業とする方が多かったことで、その恵を感謝して、天(神)に捧げるのだと聞きました。
だからね、と福島さんは続けます。
「この祭が近づくと、シシたちは命をかけて逃げまわるわけよ」

人間は何とかして捕まえて奉納せなならんからね~」。
そして祭りが終わったら、さばいて人間がいただき、骨は山に埋めて大地(天に)返す…
まさしく大地の恵に感謝ですね



お二人とも静かで優し~い方。

ご来場の際、アンケートにご記入下さった方の中から抽選で
2名様に額入り色紙のプレゼントがあるそうです!最終日をお楽しみに

どうぞ皆様お誘い合わせて、また、お買い物のついでにご観覧下さい。
お待ちしております






























次回の展示会のお知らせ
展示会名 : 四人展(木工・和小物・ガーゼ服・陶器)
展示期間 : 9月23日(火)~9月28日(日)
※なお、9月21日(日) 18:30より
夢たまごにて「第7回 一夜の歌声喫茶」が開催されます。
詳細は近日お知らせ致します。ふるってご参加下さい!