「ハーレーダビットソン展」は明日11日(日)が最終日です。
オートバイにもトンと疎い私です。
そもそも、なぜ“ハーレーダビットソン”なんでしょう?
会場に専門雑誌がいくつか置いてあります。
その中の㈱グリーンアロー出版社・刊「ハーレーダビットソン物語」。
ここに掲載されている「ハーレーダビットソン誕生」を簡単に抜粋してみます。
~裏庭の掘っ建て小屋の工場から生まれたアメリカンドリーム~
1903年、ウィスコンシン州ミルウォーキーの3人の機械好きの若者。
ウイリアム・ハーレー、アーサー・ダビットソン、ウォルター・ダビットソンが
若者らしい好奇心で原動機付き自転車を作った。
彼らはダビットソン家の裏庭に間口4.6m奥行1.5mの「工場」を作り
ペンキでドアに「ハーレーダビットソン・モーター・カンパニー」と記した
ウイリアム・ハーレーが設計を、アーサー・ダビットソンが鋳型を、ウォルター・ダビットソンが組み立てを担当。
ウイリアム・ダビットソンが加わり、ダビットソン3兄弟とウイリアム・ハーレーの4人で会社を創立。
1903年、最初のモデル「サイレント・グレー・フェロー」号が誕生。
ベルトドライブ式の自動2輪で、空き缶を利用したキャブレターを使用。
エンジンの排気量は、わずか400cc、出力は3馬力程度だった。(2 1/8インチX2 7/8インチ)
自転車のフレームに仮設の燃料タンクとエンジンをつけた、原動機付き自転車から始まった。
時はライト兄弟が人類初めて動力飛行機を成功させた頃のこと。
第一次世界大戦中も大活躍した。
サイドカー付きのハーレーは、将校達を前線に運ぶ最良の車両として利用された。
1920年、ツインシリンダーのエレクトリック・スポーツ・モデルを開発。チェーン駆動によるもの。
デンマーク皇太子もハーレーダビットソンをこよなく愛する者の一人だった。
日本に初上陸したのが1912年(1台のみ)。
1300ccモデルが家一軒並みの高価なものだった。
そして1920年代になると日本でも広がり始める。
そして今、このような素敵なハーレーが街を走っていきます。(展示車のひとつ)
まだご覧になっていない方、日曜日にお出かけ下さいね。
お待ちしております
次回の展示会のお知らせ
展示会名 : 水彩画 & パッチワーク展
展示期間 : 1月13日(火)~1月18日(日)