東京ユースクワイヤによる"東京ラプソディー"
古賀政男が作曲し藤山一郎が歌唱した,戦争色が濃くなり「検閲ギリギリ」のタイミング(というか年)で昭和モダンとして大ヒットした曲。
もちろん私は生まれているはずもないが,母はそれこそ「花の東京は"下町"新宿の長屋住民」,父は東京かぶれで藤山さんの正統派歌謡が大好きな少年。
夢のある歌詞とメロディがお気に入りで,古いのに戦争の影もなく,私もたまにカラオケで歌ったりしていたものだ(戦後歌謡では「スーダラ節」も歌うが(笑))
メロディとしては,ずっと短調で淡々と歌われ,同名調に転調して,そのまま淡々と明るく歌われるのが,無理な飾りがなく,おシャレでイイ!と思った。