師匠:ム、今年は花見はやめようかのぉ。
弟子:まあ、仕方がないですね。
師匠:じゃから、代わりに家の中でうぐいすの鳴き声を肴に一杯飲もうと計画しとるんじゃ。
いつ頃かのぉ。
弟子:いや、私はあんまりよく知らないんですが・・・
でも、こんな町中でうぐいすなんて鳴きますか?
師匠:バッカモーーーンッッ!!
たとえ一番近くの公園で鳴いたとしても、ワシの家まで聞こえるような距離じゃないわいっ!!
ワシが言っとるのは、「うぐいす嬢」じゃ!あれならうるさいぐらい立候補者の名前連呼してくれて、よく聞こえるぞ。
弟子:選挙カーなんて、うるさくて宴会なんてしてられませんよっ!!それに全く風流じゃないじゃないですか!!
師匠:おぬし、まだまだ修行がたりんのぉ。
弟子:いや、選挙カーが回って来て最初にイライラするの、ぜったい師匠ですからー!