PRESSな時間

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2013-06-15 20:23:26 | 社会

6/15「季節外れの菜の花」
今日は福島事故関係の集会が3つあった。
一つは「フタバから方遠くはなれて」のトークイベント。
そして「市民と科学者の内部被曝研究会」
「私達の様にならない為に、、」というものだ。
そのうち
「フタバ、、」と「私たちの、、、」に共通する話題があった。
それは
「セイタカアワダチソウ」だ。
「フタバ、、」の映画には
田んぼに茂った「セイタカアワダチソウ」が出てくる。
この試写会を最初に見た、現地の方々は
ため息をついた。と言う話を船橋監督から聞いた時
私は絶句した。
しかし
今日の福井での話の中では
「セイタカアワダチソウ」の事を
「季節外れの菜の花」と新聞社が報じたと言う事である。
「セイタカアワダチソウ」は荒廃した土地真っ先に茂る。
私も去年、近所のセイタカアワダチソウを見た時
「双葉町といっしょだぁ。」としみじみと見た。
更に良く見ると
その生態にかなりの異常と思われるものがあって、
その傍で保育園の子ども達が電車を見ている光景を
ぞっとした気持ちで見ていたのを思い出す。
今日の配信ではその
「セイタカアワダチソウ」を
「季節外れの菜の花」と報じた新聞社があると聞いて、
私自身がっくりとした。
多分、新聞社は
その土地の
「復興」
を印象付ける為に記事にしたのだろう。
しかし、
それでは余りにもその土地の住民感情を逆なでするものではないか。
と考えてしまう。
また、
記事にする前に
なぜ,そこに「セイタカアワダチソウ」が群生しているのか?
と言う疑問がなかったのであろうかと考えてしまう。
それとも、
そうゆう疑問があったとしても、
「復興」の名の下に無視されてしまったのだろうかと考えてしまう。
福井での配信の中で
「春の雲など見た事がなかった」
と避難された住民の方が言ったそうだ。
春は農民にとって最も忙しく、
空を見上げる余裕などないと言う事の
現れの言葉だと思う。
そのような農民の感情を逆なでする様な
「季節外れの菜の花」記事は
私たち都会に住む感情と農地に生きる方々との
落差を象徴しているのではないかと
思った。

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2013-06-14 21:41:04 | 社会

   ーー内部被曝研究会(1)ーー                    
始めに
 このほど福島県内の病院と東大の共同による「福島県内の内部被曝に関する調査結果」が公表され,この調査が国連に採用される事になった、しかし、この調査は様々な点において、不明、疑問の点が多く、今回、詳細にわたり文章また、データの読み返しを行った。また、調査した病院についても様々な疑問が生じたので改めてここに「93の疑問」として書く事にした。

1「言葉」による事実の矮小化と誤認
2被曝単位と使用方法への疑問
3実施機関への疑問と信頼性の疑問


2被曝単位と使用方法への疑問
3実施機関への疑問と信頼性の疑問

1「言葉」による事実の矮小化と誤認
(1) 何故,「大規模調査」と認定出来るのか。「福島県内における大規模調査」とあるが調査対象人口、調査サンプル数が明記されていないため、「大規模調査」と言う言葉に戸惑いを受ける。福島県が行っている「県民健康調査」でも回収率は30%前後であるにもかかわらず、なぜ、この言葉が書かれているのか不明である。また、爆発直後から県内外に避難している方々への考慮もされていない。
(2) 「福島県や,県内自治体でこれまで得られた結論等と矛盾しない」とあるが、具体的な地町村名が書かれていない。また、「等」と言う言葉の表現は科学的根拠に乏しい。また、他の記述には「福島県とその周辺地域」と言う記述もある。
(3) 「福島第一原子力発電所事故は福島県内の土壌を放射線セシウムで汚染した」とあるが
① フクイチ事故で汚染されたのは福島県内だけではなく、日本全体、 世界全体である。
② 放射性物質はセシウムだけではなく、他の核種もある。(他1件の同様記載)
よって、この表現だけでは汚染被害が「福島県内」だけと言う印象を受ける可能性が高い
③ また、「福島県内の人口密集地で」とあるが、具体的な地名が明記されていない。(他2カ所の記述あり。)
  「福島県の内部被曝は土壌汚染のレベルに比して非常に少ない」とあるが、  ①福島事故が完全に収束していない状態の中で、あくまでの計算上の推測だけで土壌調査結果を人体に当てはめて良いのだろうかと言う疑問がある。野津内を使用する事は無意味ではないか。
②もし、この言葉を使用するなら「どの調査の」「どの数値を使用した」との言葉がなければ比較出来ない。その上に立った時、「非常に低い」と言う記述は具体性に乏しい。
⑷ 「チェルノブイリで受けた知見をそのまま当てはめると」とあるが、         チェルノブイリでの知見は多数あり、この調査結果が、「どの地域での、どの   学  者,調査、調査団による」「どの数値を用いているか」が全く不明である(他5件の記載。)
⑸  「汚染食品の摂取による内部被曝のレベルでは」とあるが、どの地点でのどの調査項目、サンプル,サンプル数での調査なのか不明。  
⑹  「東日本大震災と津波を契機とする福島原発事故は」とあるが、福島原発事故の原因は「津波」と特定された訳ではない。(調査中と書くべき)
⑺   「多くの放射性物質を放出し、」とあるが、未だに「爆発時の放出量」「現在までの放出量」など、事故時の放出量に関しては未確定の部分が多い。にもかかわらず、この記述は曖昧すぎる。
⑻  「以下では、福島県内の住民の放射性セシウムの摂取量が実際にどれだけ低いかを提示する」とあるが、①「実際に」と言う言葉使いで「この事故による被曝線量が「低い」と言う言葉を印象づけている。②「摂取量」と言う言葉で、呼気、吸気からの放射線被ばくを除外している印象を受ける。
⑼ 「このデータは福島県内がHPで公表している統計には含まれない」と記述されている一方で、この報告自体が、国連に報告されていると言う事実があり、整合性が疑われる。
(10)「結果、、全体像」とあるが,今回調査されたセシウム134、      13 7のうち、半減期が短いセシウム134だけを評価している。それは何故か。137も評価すべきではないか

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2013-06-13 20:25:27 | 社会

6/13「官僚の壁」
今日朝起き抜けにネットニュースを開いたら、
「水野参事官暴言ツイートで政府処分へ」
と書いてあった。

その時気づけば良かったのだが、
「アワプラネットTV」のHPから、
活字も消えていた。
そして、
いつも見ているブロガーのツイッターを読んでいたら、
毎日新聞にジャンプした。
私は
その時初めて
この記事が「白石草さん」及び、アワプラの独占取材による物である事を知った。
水野参事官と言えば
私も「子ども被災者支援法 フォーラム」の時質問した記憶がある。
私自身、
あの時
自分自身質問する気持ちなどなかったので
、回答者が水野参事官であった事は後で知った。
(その時集会が終わった後に木野龍逸さんも参事官に質問したようだ)
しかし、
このような事態になり、
私も少しびっくりしている。
しかし、
それよりも白石さんの勇気
(映像を見ていると、まるで芸能レポーター梨元勝さんもビックリ!の)
は相当のようである。
そうではなく、
問題はどうすれば
「子ども被災者支援法」が
本当に世間に知れ渡っていない状況の中で
この法案が「スキャンダルでない」報道の仕方で知れ渡る事なのである。
多分
この法案は参事官が交代すれば
一からで直しであろう。
今更であるが、
日本の法制度は国会が決めるのではなく、
官僚が決めると言う矛盾を露呈した事も

この事で判ったので
今度の選挙で
この事が投票率に影響しなければ良いかと思うときもある。
私達
報道の側も、
今回のことを
「単なるスキャンダル」
と捕らえないでこの法律が
いかに自分の身近な法案であるということを
再認識したいと思う。

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2013-06-12 21:34:43 | 社会
(写真:今日の集会で質問するフクロウの会阪上武さん。回答側の答えに非常に怒っていてマイクを持つ手が震えていた)
6/12
「原発若葉マーク」
今日参院議員会館では
「規制委員会新基準に関する院内集会&政府交渉」があった。
久しぶり
にテレビ朝日「モーニングバード」取材班も取材に訪れ、
また、
「規制委員会を監視する市民の会技術者アドバイザリー」の
井野さん、後藤政志さん、青木弁護士も加わり、
いつになく活気のある集会になった。
規制庁の方も、
いつものメンバーである田口氏が真剣に応対していた。
また、
福島被災者の長谷川さん、福島告訴団武藤類子さんも加わった。
特に
長谷川さんは規制庁職員に向って
しっかりとした態度で今回の新安全基準についての要望を語っていた。
私達国民は
原発の安全性について事故以前は全く無関心であった。
今日も,「旧安全基準」についてある活動家に聞いた所
「関西電力が一番先に作った原発は「美浜ではなく、敦賀だよ。」
と訂正されてしまった。
私自身も全くのうる覚えだったので
「やはり私は原発若葉マーク」だと苦笑したりした。
しかし、
原発に関し
て多くの国民がまだ、
「原発若葉マーク」である事も忘れてはならない。
また、
この原発事故が起こらなかったら
その「若葉マーク」すらつかなかった。
今日
一人のアドバイザリーGの方がおっしゃっていたが、
「私は定年退職してからずっとこの問題に対して関わらなかったが
事故が起こってから
「これではいかん」と思い返しこのグループに入った」
と発言していた。
この発言はとても大きい。
「これではいかん。」
と思わせる様な事態が起こってはいけないのであるが、
いざ,その時が来ても
「初心者マーク」
がついたままでは
それこそ「いかん」のである。
全国民が
皆「若葉マーク」を外さなければこの運動は
前進しないと言う事をしみじみと思った
次第である。

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2013-06-11 19:45:05 | 社会
6/11「最低な政府」  今日,ツイッタ-を見ていたらこんなブログを見つけてしまった→http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1688.html
このブログには
「福島に生息してるのネズミの精子細胞がDNA損傷を起こしている」と言う事だ。
この調査結果は
先日タワーホール船堀で行われた
放射能除染のための国際シンポジューム(環境放射能除染学会と環境省共催)で発表されたものの中の一つで
,日本原子力機構のグループの油井福島環境安全センター長の発表
「セシウムの環境中における動態及び,福島における除染作業後のその長期的評価」である。
内容としては
「福島県で野生ののネズミを捕まえて、睾丸を切片(薄くスライスしてガラス板に乗せる事)にし、放射線によってDNAの酸化が起こると、発生する8ーOHdGと言う化合物に対する顕著な数の細胞がDNA染色される」
と言うもので
富山県で捕らえられたのネズミは全く染色されなかったと言う事である。
つまり、
福島のネズミは
放射能汚染した土に常時接触して、
ミミズなどの食物からの放射能による内部被曝ばかりでなく、
強烈な放射能を外部から浴び続けているので
そこで生産される精子のDNAが突然変異を受け続けており、
次世代への影響が強く懸念される
と言う事なのだ。
なぜなら
生物学の常識では、
特に染色体DNAに発生した8-OHdGは
複製時にG→T変異(トランスバージョン)を想起する事から
染色体における8ーOHdGの増加は
発ガンリスクの上昇に関連すると考えられている」
これに関連して、
「最近、
東海村の原子力研究所出放射能漏れ事故があり、
最大1、7ミリシーベルトの被曝をした研究者の中には
若い研究者のいたはず。
彼らの精子は大丈夫でしょうか?
これこそ、
演者の属する原子力機構そのものなのではないか。」
と言うコメントで締めくくられている。
全くこの国はどうなっているのだろう?
呆れて物も言えない。