思えば、SMAP とは不思議な存在だ
私たちファンのものでもあり
ファン以外の一般の方々にも「親しみ」を持てる存在でもあり
それでいて
誰のものでもない
すべての人に繋がっていて それでいて 浮遊する、変化自在の見えないものにも感じる
SMAP は無限の可能性なのかもしれない
私たちの願いとか 思いとか 「今」の空気とか時代も一緒に
プラスの方向へと導く存在
と、どんなに私ごときが語ろうが、感じようが・・
「感傷的になることはない」(by中居君)
ですけど(笑)
「ウレぴあ」という雑誌の創刊号。 巻頭見開きで16Pの特集。 女性誌やアイドル誌以外の特集はこれまた、興味深く、面白いものです。
ちょいちょい、誤植とか、「71年?」とかあったけど。全体として、いつもの雑誌では聞けないスマたちの言葉が活字になっていた。
中居君が 「感傷的になることはない」と言い。
慎吾が 「節目って好きじゃない」と思い。
木村くんが 「いつも転換点」と話す。
20周年、ということをお祭りやアニバーサリー的にしないのは、今年が震災の年だから・・というより、「SMAPらしい」ことなんだよな・・と改めて思う
まあ、そうは言ってもファンは「お祝い」したかったり 「ありがとう
」って届けたかったりするし。
周りは、区切りの年に注目して、その意味について考えてみたくなったりするもんである(笑)
その中で、ファン目線から離れた人の目で分析した記事ってのは、マニアックな見方から離れた発見もあり・・・
または、マニアックな人間とそうじゃないファン以外の人の「共通」した認識にも気づき・・・
ここで、SMAPがいかにすべての日本人と繋がっているか・・と感じる。
それは、無意識なひとの中にもすり込まれている。
それぐらい、SMAPは誕生以来、私たち日本人の生活の様々な場面に寄り添い、入り込み、影響を与えている。
『SMAPの特徴としてジャンルを加速させるという側面がある。』
と、記事の中にある。
「ロンバケ」が88年から続いた、トレンディドラマのムーブメントをピークにもっていき。
バラエティでも、大物と柔軟に共演し、互いの世界に影響し合い、その「新しいもの」を視聴者が受け取る。
映画においても、『バブルとまで言われた日本映画のシーンをも牽引していくことになる』 と書いてある。
これを見て、いちファンが思うこと思い出すこと。
「非常識なことを 自分たちで常識化していく。 それがSMAPの最大の武器。」(by中居君)
現在、当たり前のように行なわれていることが
当初、非難を浴びたり 「その世界」の人にバカにされたり・・・だったこと。
そして、今だって 「その世界」の人にしてみれば・・SMAPは「本職」ではないのだから、ちょっと自分たちの方が優越感を持っているのかもしれなくて。
そう思って当たり前だし。
だからこそ 「俺たちはたいしたことない」(@プロフェッショナル) であり。
「やっぱり、実力のあるグループだとは思ってないから。 芝居にしろ、歌にしろ、ダンスにしろ、僕にとってはMCにしろそうですけど。」(by中居君) という言葉が生まれるのだと思う。
でも、これは卑下しているのでも 誰かにやらされているのでもなく。
SMAPの強みである。 というか、結果として「強み」に育て上げたのだ、5人それぞれが。
「だから考えますよね。 SMAPとしてのエンタテインメントを。 パファーマンスを。」(by中居君)
慎吾は
「いまはもう 3月11日以前のSMAPがどうだったか、思い出せないくらい。」と言い。
「自分たちの意味、SMAPの意味を、僕は初めて考えたかもしれない。 一瞬、笑顔になってくれる子供がいればいい、そう思えたのは初めて。」
「どこか、見えないところに向かってずっと走っていて、振り返っても誰もいない、そんな感じだった。 でもいまは光がある。 振り返ると、たくさん人がいた。 自分の足を止めない、というのはこれまでと変わらないけど、見えた光に向かって、みんなと一緒に向かって、みんなと一緒に走っていきたいんです、いまは」
SMAP が SMAPであることの意味。
SMAPは、もう「誰かのもの」でもなく 「みんなのもの」であって 無限で変化自在のもの
『5人それぞれの個は確立されている。けれどもSMAPという存在は、5つの個性が単純に混じり合ったもの、溶け合わさったものには思えない。 第6の、いや第7の独立した人格にも映る。』
と表現してくれたように。
それこそ、ずいぶん前から メンバーの職業は歌手でも俳優でもなくて「職業=SMAP」というのが広まってますが(笑)
世界中、「職業=SMAP」 と今、言えるのは5人だけ。 定員は5人。 だけど、無限に私たちを乗せてゆく。
おっきくて あったかくて まぶしくて やさしい。
「SMAPは自分であって自分じゃないから」(by吾郎ちゃん)
「掴みたくても掴めないみたいな。」
「尊敬する4人がいて、ほんとうについていけてないとマズイなと。 たとえばSMAPという大きな名前があるとして、その名前に見合うように、似合うように、恥のないように、成長しなきゃいけないっていう意識は大きい。」
「いくら探求してもゴールはないじゃないですか。 愛しても愛しても、掴みきれない。いつも追いかける。愛しているからこそ、掴めない。」 「だから追いつこうとして、愛されようとして、頑張るのかなと」
吾郎ちゃんのこの言葉は、私たちにも当てはまる。
もちろん、SMAPがスタート時点からこうした存在ではなかった。
つよぽんの「SMAPは育てられてきたし、いまも育てられている。」や、中居君の「求められて成長した、それだけのことだと思うんですよ。」 ・・・・と。
様々な“めぐりあわせ”で 育てられてきたSMAP
わたしたちファンも、もちろん「見合うように、似合うように、恥のないように、成長」してゆきたい
「愛するが故」 自己中心的になるのではなく 「愛するからこそ」 彼らをバックアップする存在でいたい
彼らの自分の存在を消すかのような
「SMAPが素敵であればいい」(by中居君)
「うちらバンドじゃないから」(by木村くん)
・・は、SMAP愛
FIVE RESPECT し合いながら、ひとつの宝物を磨きあげているような・・
自己愛ではなく 「バンドじゃない」(by木村くん) 「いわゆるアーティストじゃない」(by吾郎ちゃん)だから・・・
みんなが触れらる・・みんなと繋がっている
「一瞬、笑顔になってくれる子供がいればいい」(by慎吾) という心持ちが根底にある
でも、ボランティアじゃない
プロフェショナルなのが、SMAPである。
この意識に到達した、実績と経験を兼ね備えた、たくさんの人に知られているSMAPこそ「国民的」という言葉が大げさにならない稀有な存在。
今ね、「国民的」なんて言葉、掃いて捨てるぐらい誰にでもくっつけてるけど(笑)
これは、売れればいい・・というレベルのものではない。 そう思う。
そうして。
こんなヘボな分析 感傷とはかんけーなく SMAPは今日も未来だけ見てる
『SMAP以前と以後というものがこの世には存在していて、
SMAPは多くのもの(それは価値観と言ってもいい)を破壊し、多くのものを産んできた。』
『あらゆるジャンルの加速装置であるSMAPは、触媒のような存在であり、触れることで他者もSMAP自身もより大きくなる。 あるいは変わっていく。』
記事のこの部分。
すごく、言い表してるなあ・・・(笑)なんて。
そして、あらゆる触れたものは・・・変化したあと、それが「当たり前」になり・・「常識」になり・・・SMAP以前を知らない、今の子供や若い人たちがフツーに過ごしていて・・ 面白い。
太田さんが
『口に出したら野暮ったいメッセージがあると思うんだけど、それを言って、かっこ悪くならないのもSMAP』 と。
『でも、それは誰にも真似できないことだから。』
それは、歌だけじゃないものね。
どー考えてもカッコイイとは言えないコントだって、なんだって「かっこ悪くならない」のがSMAP。
それは、太田さんの言うとおり 『前例がない』。
『(前例がないから)SMAPの未来って全然見えない。 でも、だからこそ、ど真ん中にい続けてほしいし、それをずっと見ていたいよね。』(by太田光)
そうね。
それには、並みの精神力じゃあ 無理ね。 でも
「前線から逃げない人。 最前線から。 前に進み続ける限り前線にはいられるから。 いたいなぁと思う。 風当たりが強いけど」(by木村くん@プロフェッショナル)
ここまで、ありがとうSMAP
「この仕事に就けたのは、すごく幸せなことだなと、僕は思ってます。」
「ここからが、本当に一緒に旅に出る、っていうことだと思うんですよ。 これから20年やるのって、なかなか大変だと思う。それこそ未知の世界で、予測不可能ですよね。 誰でも歳はとるし、体力は落ちるし。 新しいものを見せていかないと、これからの5年、10年は続かないでしょう。」
「ただ、それを続けていけば、いまとはまた違う輝きになっていると思う」
「その時こそ、大変なグループになっている。 もしかしたら僕も、そのとき初めて“SMAPってすげえな”って言ってるかもしれない。」 「あと10年経ったら、言えるかもしれないですね。」(by剛)
風当たりの強い最前線で
前人未到な未知の世界
これについていくのも「勇気」です(笑)
「勇気のあるやつだけついておいで」(by中居君) ですね(笑)
偉業が偉業にならない 過去の人にならない 「いま」を生きるSMAPに乾杯
・・あと。
この楽しい記事を「ファン目線」で惜しかったのは・・線グラフ。
あれさ、習慣でさ、色で見分けちゃうんだよ~(笑) 色が合ってるのは木村くんだけじゃあーねえかッ。 で、つよぽんは「草」だから緑なのか?安易~(笑) まぎらわしっ
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