<あれ?春の大型連休中 ほとぼりが冷めたので「いいとも」の先週に引き続き後半を話してみようスペシャル>
中居 「 どぉもこんばんは、中居です。 『放送されている地域によっては、春の大型連休中ですが今年はちっとも大型連休じゃないみたい。 4月29日がお休み。30日から2日までは平日・・』 あっ そうなの? ・・・で、3日休み、4日休み・・5日休み?6日が振替休日・・4連休じゃん。 『3日から6日まで4日間しか連休じゃない』・・これで“大型”じゃないの?・・・・あ、そうなの。 ・・意識したことがないから分からないね・・」
「 『とは言え、中居君は連休がなかなか取れないわけですが、今後「いいとも」がなくなってから連休が取れたりするのかな?』 大型連休の、時はァ・・僕らは申し訳ないですけど、仕事してたいんですよ。 結局、みんながお休みしてる時、休んでもどこも行けないから。 じゃあ、どこ行こうか?・・って混んでるのもあるけど、どこ行っても人がいっぱい居るからぁ ・・・・ 結局・・ おうちに走るね・・ もし、その連休がホントに僕らの連休だったら。」
「 『ちなみに“ゴールデンウィーク”というのは、1950年代に映画会社が作った言葉。 “ゴールデンウィークには映画を観に行こう”というキャンペーンから。 だから某NHKでは使わない言葉。 あくまで“春の大型連休”・・』 なんでNHK使わないの?・・そういうのあるんだ!?・・ さあ、先週に引き続き、じゃあ「いいとも」の話しましょうか・・ イエスウィアー。」
曲: Yes we are
~CM明け~
中居 「 先週どこまで話したんだっけ。 スピーチまで話したんだっけ?・・・(ペンで何かを書く音)で、え~・・3時間・・3時間以上の放送だったのかな?・・・うん・・・ さんまさんだァ、とんねるずだぁ、ダウンタウンだ~ ウッチャンナンチャン、ナインティナイン、爆笑問題・・ 一同に共演・・みたいのもありましたね。 ・・・・・・・で、スピーチの話ですよね・・? 先週からですけども ホントに全く緊張することもなく、話すことが出来たかな~・・って。」
「・・うん、自分がぁ タモさんに思ってること?・・うん・・。」
「まあま、僕がいつもバラエティで、あのー・・感じていることはお話ししたいな、と思って。 あの~・・歌の世界はやっぱり、ライブをやれば最終日があるし。 舞台をやれば千秋楽があって。 映画をやればクランクアップがあって。 ドラマがあればオールアップがあって。 でもなんかねぇ そういうのやってると、僕らの経験上、やっぱりドラマやっててもしんどい時もあるんですよ。」
「でも!やっぱり、クランクアップのために・・」
「映画やってても、やっぱり 朝から深夜まで・・ もう、クランクアップが何日、オールアップが何日、そこのために!頑張れる ってあるんですよね。 ライブやってても、やっぱりぃ 毎日毎日 絶好調じゃないですから、体調の悪い日もあれば「ちょっともう動かないな」ってあるけども、あと何日で終わる!とか。 やっぱり、その最後に向かう・・ことへの思いが、それがエネルギーになってぇ、出来たりするんですよね。」
「でも、バラエティってほんとに残酷だな、って。 ・・・・ 他のジャンルは終わるその・・ゴールに向かって そのゴールに向かう気持ちがエネルギーになるけども、ゴールが・・あったら・・ いけないジャンルっていうのかな。」
「ゴールを目指さないゴールですから・・」
「・・・・で、僕なんかがバラエティやってる時にぃ やっぱり必ず、やっぱり「いいとも」みたいに終わらない番組を作ろう・・っていうのが最初の目標なんですよね。」
「それがまあ、10年で終わるものもあれば、5年で終わるものもあれば、1年で終わるものもあれば。 ・・映画でも、うーん・・・ライブでも、終わる日っていうのは必ず来るんだけども、でもみんな、やり切った感っていうのはあるのかな。」
「でもバラエティっていうのは、・・・・あの~・・・“終わらないこと”をゴールに・・ ね? 歩いてるわけですもんねぇ~・・・・」
「それはぁ スタッフもそうですし、うん、バラエティやってる人っていうのは、そこの覚悟をやっぱり背負わないと・・ ・・・だってぇ バラエティの終わり って、どんな番組もやっぱり、凄く寂しいですからぁ」
「ドラマっていうのは、なんかちょっと また会えるし・・ドラマって まあ明るい打ち上げになるんですよ。 うん。 で、ライブなんかってのは、なんか知んないけど もぉ どんな内容関係なく、成功で終わってるという。 うん・・。」
「いや~・・バラエティっていうのは、僕は残酷だな、と その話は・・あの しっかりしなきゃいけないなと・・ね?「いいとも」って、自分の中では終わるとは思わないので。」
「永遠に続くもんだろうな って勝手になんか自分の中に刻みこまれてる みたいなとこがあって・・」
「あ~・・目指してる・・ね?「いいとも」みたいに終わらない番組を目指してる・・模範になる番組が終わる寂しさ、っていうのは それはもうひとしおでしたよね~・・・・」
「自分でスピーチする時には、全然 泣く・・とか そんなのは考えてなかったんですけども。 まあ、自然とああいう風なスピーチになってしまったのかなぁ・・っていうのは・・」
「・・ホントに、そうねえ、アシストする、気持ちっていうのは、僕はこの20年で・・うん・・自分がねグイグイ、グイグイいって、やっぱりバラエティ出てれば、自分がなんかこう・・ 星をつかんでやろう!とか、自分が長いとこ取ってやろうとか、目立ってやろうとか、当初すごくあったんですよ、せっかく出て・・」
「で、何週やっても、そんなの出来るわけがない! 素人ですから。」
「ね?あの時も話しました。 ホントに人気もないし、知名度もないし、CDも売れてないし、ドラマにも出てないし、そんな僕たちを・・僕と香取ですよね、最初2人。」
「・・ジャニーズも初めてだったので、「いいとも」のレギュラーっていうのは。 まず、受け入れてくれた・・タモリさんへの感謝たるものは、もう・・なんのゆらぎも無い感謝ですよねぇ~・・・それは、その当時のスタッフもそうですよね。」
「たぶん、葛藤はあったと思うんですよね。 “なんでアイドルを入れるんだ?” みたいな。ましてや・・その時は光GENJI すごかったですから、先輩すごかったんで。 “なんで誰も知らないSMAP”っていうのを入れるんだ?みたいなこともあったと思いますし。」
「それからですね、やっぱりこう・・あー・・ただもう、面白いことあったら、うん・・笑うだけでも参加になるんじゃないかな、と。 うーん・・ただ振るだけでもいいんじゃないかな?とか。 そういうのを僕はこの20年で、学ぶことが出来たのかな~・・・って。」
「最高の二番手 じゃないですけども。 だから、最高のアシストが出来る・・うーん・・タレントになろう!っていうふうな・・」
「・・で、今もう 当たり前のように僕なんか番組持ってますし、うーん・・ 僕なんかの後輩も当たり前のようにやってますけども・・ やっぱり、「いいとも」は大きかったと思いますよね。 ウチの会社にとっても。うん。」
「で、会社の人が今までのジャニーズの歴史を振り返ってもやっぱり、歌の世界ではもちろん、最高のエンターテイメント出来るし、ドラマでも最高の・・ドラマみんな出てますし、ただ バラエティやってる人たちって居なかったので・・」
「僕なんかじゃあ、「いいとも」の・・ねっ?やらさせてもらう、って言っても ウチの会社はバラエティとしての育て方、ノウハウがゼロなわけですよ。」
「・・・で、僕は特にやっぱり 「司会」とか言うから MCやりたい、ってあったんで。」
「で、ドラマも 舞台も 映画も オーディションやってますけど、“司会のオーディション”って、まったく無いんですよね。」
「これはもう、現場に行かないと、現場で学ばないと・・始まらないんだろうな~・・って覚悟みたいのはあったかもしれないですよね。 だから、ずーっとアシスタント、だからちょうどSMAP・・「いいとも」が始まった時・・ちょうど 「OH!えるクラブ」ってのもやってたのかな。 「OH!えるクラブ」つって、土曜の・・ん~・・9時・・11時・・今の「王様のブランチ」みたいな番組。 情報番組なんですけど。 (笑)そのアシスタントやらさせてもらって・・。」
「なんか僕のコーナーとかあったのかな・・“中居の”なんか無いですよ。 「続いてのコーナーはSMAPの中居君がお届けしま~す」 「さあ、続いてはなんかロケ先でこんなところ行きました、ご覧下さいどうぞ。」 みたいな。まあアシスタントだよね。 そういうのから始めないと。僕なんかは学ぶところは無いな~・・と思いながらの「いいとも」だったので。」
「まあ、そんなのも・・そんな感謝の気持ちはタモさんにはしっかり、うん・・お伝えしたいな~・・って。」
「でも・・・ その日の打ち上げ・・2回あったその日の打ち上げと、その次の日もあって・・その日の打ち上げは7時ぐらいまであって。 その次の日は・・ うーん・・ 僕は12時ぐらいに帰ったかな。9時、10時ぐらいから参加して。 も~眠いっていうか、疲れてて。 また、タモさんとは改めて。」
「や・・次の日、その当日はタモさんには近寄れないよな~と思って。偉い人がいっぱいいるんで。 だから、次の日「あの~僕 仕切るんで」つって・・あの~・・来れる人は・・つったら、けっこー来て! タレントさんも多かったんで。 あ、またタモさんに近づけないな・・と思いながら。」
「でも、グランドフィナーレの・・日、打ち上げん時に・・ 爆笑問題の太田さんから、僕 手紙もらいまして。」
「・・・・・・・・内容はもちろん、話せないですけども、ものすごく嬉しい手紙をいただきまして。 ・・・や、太田さん、みんなにあげてるのかな?みんなにあげてる・・それも分かんないですけどぉ ・・・・・ ちゃんと真面目な「いいとも」に対する・・なんか 僕の・・位置みたいな。」
「ま、変な話ですけど、太田さんが僕に「よく頑張ってくれたね」みたいなことですよね。 「ほんと感謝してるよ」って。・・みたいなことが書いてあって。 それはまた、それでまた・・ねえ? もの凄く!嬉しくて。」
「そのやっぱり、それこそホント評価なんて、手柄、見返りなんて求めてやってるわけじゃないんで、あれですけど・・ その僕の位置っていうのは・・ほんと、タモさんがやってるわけですから・・ 「特大号」もそうですし、「春祭」とか「秋祭」とかってあったじゃないですか、昔。」
「そん時はタモさんがいて、僕・・ま、2人でやる事が多かったので。 ・・・そういうのを見てかどうか分かんないですけどぉ・・そこの評価をもらえるっていうのは・・で、見てくれる人が・・また、太田さんが見てる、っていうのは・・ねえ? あんなバカなことばっかりしか・・ バカなことしか言えない人じゃないですか。太田さんがぁ・・・」
「で、その時もらって、その時はこれ読まないで 「家に帰って読みます」つって、家に帰って~・・読んでだら、それこそまた涙が出そうになって。」
「えー・・ こういうところで見てくれる人がいるんだぁ って。 ん~・・」
「ましてや、太田さんが。太田さん、そんなとこ見えない人じゃないかな、っていう(笑)ハハハッ 田中さんからだったら、なんとなく分かるけどぉ。 あ、それでやっぱりなんか嬉しくて。 うーん・・ ああ、こうやって見ててくれてる人がいてるんだ~・・と思って。 うーん。」
「ま、お返事しようかなぁと思うんですけど、それまたちょっと・・もう、ねえ? あの~・・時間も経ったり、もう恥ずかしい返事になっちゃうので、なかなかですけども。 今度、太田さんと会った時には・・直接、お会いした時に、お返しさせてもらおうかなと思いますけどもね・・。」
「ま、最後のタモさんの挨拶もね、うーん・・ まあ、言葉のチョイスとか、もう・・タモさんの言葉ですよね。 僕に価値を付けてくれた人、への感謝・・みすぼらしい僕に衣裳を 綺麗な衣裳を着させてくれる・・感謝・・ あんなの出てこないよね。 ・・・うーん・・・。素晴らしかったよね。」
「・・・・やー・・・・ でも、終わりましたねえ・・。」
「火曜日って、僕 「いいとも」やって、大体「いいとも」終わった後に、ラジオ録って、TBSの歌番組か、え・・「仰天ニュース」かどっちかなんですけど。隔週で。 あのー・・ この間、「仰天ニュース」って、「いいとも」やってから「仰天」じゃないですか!? 「いいとも」がなくて「仰天」っていうのは、今まで一度も無かったんですよ! というのも、例えば正月とか、年末とか・・「いいとも」はもう放送終わったけど、「仰天ニュース」はまだありますよ。・・・って、いうのも無かったんですよ。」
「必ず!「いいとも」があって!「仰天」だったんですよ。 「仰天」も13~4年やってんですけど。 一回も!ダイレクトで僕「仰天」やったこと無かったんですよ。 で、この間・・初めてですね。 家から直接、日テレ行ったんですよ。 ・・これが気持ち悪くて・・・・「あれぇ!?」みたいな。」
「・・今日もそうでしょー・・・ まだ、慣れてないですねぇ~・・」
「でも、この間 タモさん「Mステ」で話したら、「まだ慣れてない」って。うん。 まだ・・よ・・ようやく違和感を感じてきた、っていう。」
「 「Mステ」出た時も、タモさんと・・またご飯行く約束して。 んでねぇ、香取と草なぎくんも誘って。 ちょっと4人で食べれたら・・「いいですか?」つって。 「ああ~、いいよ、いいよ」って。「一回もないな そんなの」って。 ちょっと4人で行かせてもらって・・まあ、香取くんも草なぎくんも・・ 一回、タモさんと行くか~・・って。 打ち上げとか行ってんだけども、話してないから。 「ああ、いいよ」つって。」
「で、ドラマやってる、何々やってる・・とか言うから・・「この曜日だったらいいんじゃない?」って話して・・ ちょっと4人で行けたらいいのかな~・・と思いますけどもね。」
「・・・ということで、さあ これから、いいとも青年隊の「ウキウキWATCHING」を聴いていただきたいんですが。 よぉ~く聴いて下さい。 これ、名曲ですから。ウキウキWATCHING!」
曲:ウキウキWATCHING
~エンディング~
中居 「お別れの時間です。 さあ今後ですね、えー・・ハガキが読まれた方には・・このステッカーを・・あげるんですね・・ち・・ち・・ぴーすあんどらぶ・・ えー、縦3㎝、横10㎝ぐらいの・・・ これ、ビクターさんが作られたんですか? え・・これね! もう俺ね、どんなことがあっても!使わないねっ。 ・・クク(笑)」
「これさあ! これ、零点じゃん!っていう。」(スタッフ 爆笑)
「この零点に対して、ねっ? これを作るにあたってもさ、みんないい大人が集まってるワケでしょ? そん時にこれ誰もNG出してない感覚が信じらないっ!また来週っ。(笑)」
(笑いながらハガキを読み始める)
「今週のおまけハガキ~・・東京都の〇〇さん・・・ この人にこのステッカーが?」(スタッフ 大笑い)
おまけハガキ 「笑っていいともが終わってから、初めてのミュージックステーションがSMAPでほんとに良かったです。中居君もタモさんもほんとに嬉しそうで、2人ともいつもよりよく喋ってましたね。 どこかでタモさんと中居君2人で新しい番組出来たらいいな~と思ってます。」
中居 「タモさんは大物中の大物ですから、簡単に番組なんかできません。 また来週ぅ~ このステッカー、零点のステッカー、差し上げます。」
えっとォ・・・ステッカーの話はおいといてぇ~(笑)・・・
「いいとも」に対する思い、タモリさん、今まで関わったスタッフの方々ふくめて・・・中居君の愛は私には計り知れないものがあるんだな。
改めてずっしり
「最高の二番手」の言葉を・・・「プロフェッショナル」で聴いた時とはまったく違う印象に感じたなあ。
何も出来なかった自分
コツコツ、「笑うだけでも」・・気の利いたことを言えなくても、面白いこと出来なくても、その番組を盛り上げたり空気を作る一員・・からやってきたのよね。
ドラマや舞台にはオーディションがあるけど、「司会のオーディションは無い」って・・・
フツーの人はそんなこと考えもしないよね。
MCを目指す中居君にとって、毎週の生放送で鍛えられ、盗める「いいとも」は大変であったけど、きっとキラキラしたものだったんだろうな。
「春祭」でも 「秋祭」でも 最初は、タモさんのアシスト・・・って感じだったけど、最後はタモさんの中居君への信頼たるや、いち視聴者が見ていてもよく分かったよ。
それって、スゴイことだよね。
アシストする立場をずっと守りながらも、新しい風をどんどん、タモさんの番組に入れる役目を担ってた中居君。
タモさんもそれはよく分かっていらっしゃったと思う。
世間からは色々言われることもあるでしょうけど・・爆笑問題の太田さんだけでなく、見てる人はちゃんと見てる・・・はず。うん。
ジャニーズ事務所の目指す本質は「舞台」だ「ミュージカル」だ、とバラエティ路線は王道じゃない・・的な記事を読んだことがあって・・・私は内心思ったんだよねぇ。
「邪道がこうして、汗だくで繋いで、繋いで、今があるから」
・・だから、ジャニーズもでっかくなった。もし、王道路線(キラキラ王子様)だけでやっていたら、テレビの露出が少なかったら・・・ジャニーズはここまで大きくなったかどうか・・・今の勢いがあったかどうか。両輪なんだよな・・。
たとえ汚れ役、叩かれ役だとしても、邪道でも、チームでしょ。
どちらかだけではここまでこれなかった、と思う。
まあ、記事なんてたいてい なんかの圧力がかかって書いてるのかもしれないから、その時は流して読んだけど。急に甦ってきたよねー。中居君のアシストする「笑うだけでも」・・・というエピソード聞いてね。
スマシプだけでなく・・SMAPじたい、バラエティ班みたいなもんだからね(笑)
でも、中居君は会社に対しても愛情が深くて、恩返しというか・・・「ノウハウ」を得られた・・・と考えているんだよね。・・うん・・
私のグチグチなんて、なんも意味はないな(笑)うん、SMAPが切り開いた道は確実に繋がってるよ。
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