SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

包む 結ぶ 遊ぶ いにしえに学ぶ

華鬘

2008-02-09 00:18:35 | 








うぐいす鳴く候となりました

梅に鶯、むめの梅も満開となりました。
旦那さまは早寝早起き、朝は6時前から起き出します。今まで暗かった朝もようようしらじらとしてきました。目覚めてすぐに分かる春の訪れです。

これはけまん結びです。華鬘、花鬘と書きますが荘厳の結びなので寺院などでよく見かけます。

先月海老蔵の舞台でこの結びを見ました。
前々から「四の切」など御殿の場でお殿様が着ているフリフリ襟の長羽織の結びはけまんだと思っていたのですが今回確認出来ました。(今回の御殿の主の衣装は定式でしたがあまり貫禄のない館の主でした~これはさておき)

この結びは総角などのように輪にしたものを左右に引いて結びます、つまり蝶結びをするように結べる結び方なのです。お殿様の威光を示すに相応しい豪華な結びです。

今月は羽織の紐を結んでみたいと思います。