心細いような、心許せないような、
こんな嵐の夜には、どこからかあ
の人の声が聞こえてくる。
時間も距離もかるがると超え、わ
たしはあの頃に連れ戻されてしまう。
―――大丈夫だよ。キミはなにも、
心配しなくていいから。
―――俺に任せておいて。何もかも
ちゃんとするから。
―――キミは俺の大事な宝物。簡単
に別れないよ。
わたしを弄んだ、なつかしい、わた
しの昔の恋人。
心細いような、心許せないような、
こんな嵐の夜には、どこからかあ
の人の声が聞こえてくる。
時間も距離もかるがると超え、わ
たしはあの頃に連れ戻されてしまう。
―――大丈夫だよ。キミはなにも、
心配しなくていいから。
―――俺に任せておいて。何もかも
ちゃんとするから。
―――キミは俺の大事な宝物。簡単
に別れないよ。
わたしを弄んだ、なつかしい、わた
しの昔の恋人。
“愛は事(じ)なり」といえり”
「愛とは、相手に合わせる心で
ある」
恋愛中は、彼女(彼氏)の
趣味や行動に自分を合わせる
ことがまったく苦ではありま
せん。
たいくつな恋愛映画を観に
行って二人で感動したり
します。
ところが、結婚して10年も
経つと、結婚当時の熱い思い
もさめてきて、お互いに相手
に合わせることができなく
なります。
「愛」とは、恋愛や夫婦愛ば
かりでなく、親子愛、師弟愛、
友愛など、さまざまであるこ
とは言うまでもありません。
また、「事」とは、同事の心です。
同時の心とは、自分の立場を
捨てて、相手と同じ境遇に
なって協調できる心のこと
です。
社会生活で言えば、立場が上
の者や弱者を守ることです。
たとえば、医者で言えば、患者
に対して専門家の義務を
果たしながら、患者の目線
になり治療をすることです。
これは、親が子に対して、
教師が生徒に対して、上司
が部下に対して、役人が
市民に対して、
あらゆる人間関係において
必要なことです。
もしも今、夫婦関係が停滞
気味でしっくりいかなくて
も、セックスレスでも
お互いに同時の心を実践す
るだけでもそれは改善でき
る。
「愛は事なり」といえり。
“愛は事(じ)なり」といえり”
「愛とは、相手に合わせる心で
ある」
恋愛中は、彼女(彼氏)の
趣味や行動に自分を合わせる
ことがまったく苦ではありま
せん。
たいくつな恋愛映画を観に
行って二人で感動したり
します。
ところが、結婚して10年も
経つと、結婚当時の熱い思い
もさめてきて、お互いに相手
に合わせることができなく
なります。
「愛」とは、恋愛や夫婦愛ば
かりでなく、親子愛、師弟愛、
友愛など、さまざまであるこ
とは言うまでもありません。
また、「事」とは、同事の心です。
同時の心とは、自分の立場を
捨てて、相手と同じ境遇に
なって協調できる心のこと
です。
社会生活で言えば、立場が上
の者や弱者を守ることです。
たとえば、医者で言えば、患者
に対して専門家の義務を
果たしながら、患者の目線
になり治療をすることです。
これは、親が子に対して、
教師が生徒に対して、上司
が部下に対して、役人が
市民に対して、
あらゆる人間関係において
必要なことです。
もしも今、夫婦関係が停滞
気味でしっくりいかなくて
も、セックスレスでも
お互いに同時の心を実践す
るだけでもそれは改善でき
る。
「愛は事なり」といえり。
突然、災害で家が半壊した。
突然、両親が離婚した。
突然、転勤の命令を
受けた。
突然、、入院した。
突然、親が亡くなって、
家を継がなければなら
なくなった。
転機は、決して、幸運と
いう形で訪れなかった。
あとから振り返ってみる
と、あれがあったおかげ
で、
今の成功があるのだという
ことがわかるのです。
たぶん人間の心の中には、
自分でも手の届かない
深海のような場所があり、
眠っていた感情、または
昇華しきれなかった
心の澱(おり)のような
ものが、ある瞬間に吹き
出すことがあるだろう。
水に何を書きのこすことが
できるだろうか
たぶん何を書いても
すぐ消えてしまうことだろう
だが
私は水に愛を書く
たとえ
水に書いた詩が消えてしまっても
海に来るたびに
愛を思い出させるように
僕たちは夢をみた
何千回も夢をみたが
何旋回も夢からさめた
そして 夢をみていたことを
ひたかくしにした
楽しいことは何もなかったが
忘れたふりをしていると
わけのわからないおそれを
忘れることができた
そしてきみ出会えた
きみはあの光りかがやく希望の中に
生きていた
その人を思う気持ち以外に
何もいらない
そんな人にどうして
なれないのだろう
矢のようにすぎていく
油断するとあっという間
こんなに大切なことが
知らないうちにどんどん
流されていくとは知らなかった
気をひきしめなくては
油断したまま終わりがきそう
誰かを思い
せつなくなる時
その気持ちを大事にしよう
心の奥まで歌が届く理由に、
童謡や唱歌には四分音符の
一つ一つに言葉がついて
いくことが多い。
「さいたさいたチューリップ
の花が」といったように四分
音符に一つずつ言葉がつくと、
一種の独特のリズムができます。
よくヒーリング系の曲に使わ
れる「癒しのリズム」なのだ
そうです。
「赤とんば」といえば、阪神
淡路大震災のときのエピソー
ドが思い出されます。
ある十階建ての建物が倒れ
八人が生き埋めになってしま
いました。
そのうちの一人の主婦が、助け
を待ちながら「赤とんぼ」を
歌ったそうです。
生き埋めになった人たちはみな、
その歌に励まされた。十時間後、
八人のうち七人が無事に救出さ
れたそうです。
なつかしい歌には人間を鼓舞(こぶ)
する力もあるのです。
この場合、三木露風作詞、
山田耕作作曲の「赤とんぼ」は
童の歌というより生命の歌
です。
赤とんぼは幸せのとんぼなの
です。