買い物に行った帰り、マンションのエレベーターで上の階に住む女性と一緒になった。
小さな女の子が二人いるおかあさんで、私の2階上に住んでいる。
お天気や子供の話をしていると、エレベーターのドアが開いた。
「それじゃあ、失礼します」
と先にエレベーターを降りた私は、部屋のドアの前に置いてある傘に気が付いた。
黄色い子供用の傘だ。
「誰の傘だろう?何でうちの玄関に置いてあるんだろう?」
とよく見ると、傘の下には水を受けるためのパットが敷いてある。
「わざわざパットを敷いて、傘を置いてくって・・・なんで?」
よくよく考えても理由が思いつかない。
さらによく見ると、表札の名字が違う。
「えっ!!家が無くなってる!!!」
「私の家はどこに行ったの?????」
私はちょっとしたパニックに陥った。
何かヒントを見つけようと、焦って周りを見渡して気が付いた。
「ここ、違う階じゃん・・・・・」
エレベーターに一緒に乗った女性が、自分の階のボタンを押すついでに、
私の階も押してくれた・・・はずだったのだけど、その階が間違えていたらしい。
そういえば、エレベーターのボタン、2つ並んで点灯してたわ・・・・。
彼女は2階上なので、正しく押せば2つ並んで点灯はしない。
(そこで気が付かないかい、自分・・・。)
とうとうボケて自分の家を間違うようになったかと思った・・・(笑)
しかし・・・。
「家が無くなってる!!」
って、そんなわけないじゃん・・・・。
十分ボケてるわ・・・・。
↑私をパニックに陥れたエレベーター(笑)