今回は、『全粒粉』(カレールウ)を使って、スープカレーを作ってみた。
なぜ『全粒粉』かと言えば、モラタメさんの『モラえる』で、『全粒粉』を紹介しているのを見て、
以前、このルウを使ってカレーライスを作った時、
(SapoがTVのCMを見て「食べてみたい!」と言うので、買ってみた。)
「これで普通のカレーを作るだけじゃ、もったいないなぁ。」
と思ったことを思い出したから。
”これまでにない風味と刺激を味わうカレールウ”と銘打っているだけあって、
超スパイシーなこのルウは、絶対にスープカレーに合うはず。(相変わらず思いつきで作る・・・笑)
<材料3人分>
- 鶏手羽元6本
- 人参1本
- ジャガイモ(メイクイーン)大きいもの3つ
- 玉ねぎ1個
- アスパラ6本
- 水1000ml
- 全粒粉・中辛(カレールウ)3ブロック(およそ53g)
- 顆粒のコンソメ大さじ2
- ケチャップ大さじ1
- カレー粉小さじ2
- 黒こしょう・にんにくパウダー・塩各適量(鶏手羽元にかける分だけ)
- ローレル1枚
- 炒め用のサラダ油適量
(今回使ったルウとスパイス)
<作り方>
- ジャガイモは、皮をむいて半分に切ってしばらく水につけ、ザルにあげておく。
- 人参は、大きめの乱切り(できあがりの写真参照)にして、電子レンジで1分~1分半下茹でしておく。
- 玉ねぎは、皮と根の部分を取り、1/4に切っておく。(ばらばらにならないように、芯の部分は残しておく)
- 鶏手羽元は、骨沿いに包丁を差し入れ、反対側まで通したら(火の通りが良くなる)、パットに並べ、塩・黒こしょう・にんにくパウダーをしっかり振っておく。
- フライパンに油を敷き火にかけ、温まったらジャガイモと玉ねぎを入れ、切り口と側面に焼き色がつくまで、じっくりと焼く。ほぼ焼き色がついたら、人参も加え、焼き色がつくまで焼く。
- 鍋に分量の水を入れ、炒めた野菜を加えて火にかけ、アクをとりながら沸騰させる。
- 水が沸騰するまでの間に、フライパンに、再度油を敷き火にかけ、温まったら鶏手羽元を焼く。どの面にも焼き色がつくように、ときどき面を入れ替えながら、じっくり焼く。火が通っていなくても、全面に焼き色がついたらOKなので、沸騰した鍋に加える。
- 5分ほど中火で煮立てたら、コンソメ・ケチャップ・ローレル・カレールウ・カレー粉を入れていく。味をみて、「ちょっと辛すぎる・・・?」と思うくらい辛さの方が、最終的においしく出来上がるので、辛さが不足ならカレー粉で調節を。塩味が足りない様なら、コンソメか材料にはないが、塩少々で調節すると良い。
- 我が家ではシャトルシェフ(保温調理用鍋)を使っているので、この後、再度沸騰したらさらに5分ほど弱火で煮込んで、後はシャトルシェフで3時間程度、保温調理している。保温調理以外の方は、調味料類を入れる前に、30分ほどコトコトと煮て、材料に火が通ってから味付けをし、それから更に10分ほど煮込むと良い。
- カレーが出来上がる直前に、アスパラを半分に切って、電子レンジで1分ほど加熱し、盛り付けるときに彩りに添える。ブロッコリーとかカボチャとか、彩りの良い野菜であれば、何でもOKだけど、旬なので(つまり安い・・・笑)今回はアスパラ。
保温調理以外で作るときは、是非、できたらしばらく時間をおいて、
再度、温め直してから食べていただきたい。
できたては、旨味と辛さが分離しているので(それでもおいしいのだけど)、
時間をおいて味が馴染んでから食べた方がよりおいしい。
やはりカレーは二日目がうまい!(・・・ただし、必ず冷蔵庫で保存を・・・。)
スープカレーと言えば、野菜は素揚げにしたものを、
後でトッピングするのが一般的だが、今回はお手軽に一緒に煮込んで作った。
作り方を読み直してみたら、ほとんど普通のカレーライス・・・・苦笑。
ちなみに、ルウの名称にもなっている全粒粉とは、小麦全粒粉のこと。
一言で言えば「小麦を丸ごと挽いたもの」で、外皮や胚乳、胚芽をそのまま粉にするので、
食物繊維やビタミン、ミネラルなどが摂取できる。
これでスープカレーを作れば、ルウカレー
(北海道ではスープカレーに対し、普通のカレーはルウカレーと呼ばれる)に比べ
カロリーも低いし、食物繊維なども摂れるので、一石二鳥。
『全粒粉』、味はもちろん予想通り、そのスパイシーさがスープカレーにはぴったりだったが、
体にもよさそうだ。
Sapoは、「すっごくおいしい!!これ、まだある?」と絶賛だったが、
残念ながらちょうど3人分しか作らなかったんだなぁ~。
主人は、「うん、おいしいね。でも、もうちょっとスープに透明感が欲しかったなぁ~。」とのこと。
なるほど、そうかも知れない・・・・と思ったので、ブログタイトルは、
「スープカレー風カレーライス」(笑)
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