外出自粛・ステイホームが叫ばれてもうずいぶん経つ。
さぽつぴ家について言えば、平日は以前と全く変わりはないのだけれど、
休日は、多くの皆さんと同様、全員一歩も外に出ない生活を送っている。
もともと仲の良いさぽつぴ家、普段は三人とも居間で過ごしているのだけど、
この連休は、毎日1度の ”alone time”(アローン・タイム:ひとりっきりの時間)を設けている。
それぞれが別々の部屋で過ごし、一切の接触も干渉もしない時間だ。
2時間~3時間をひとりっきりで過ごすのだけど、これがなかなか良い。
いや、もちろん三人一緒は楽しいのだけどね(笑)、
「誰にも気を遣わない時間って大切だなぁ」
って思ったりしている。
また本題の前が長い(笑)
本題の『世代』の話し。
最近、母と同世代でスマホを使っている方々(80歳前後の方々)から、
「LINE通話は、どんなに話しても無料だから、LINEで電話をしている」
という話を聞くことが何度かあった。
LINE通話は、『無料通話』とうたっている通り、確かに通話料は無料だ。
ただし、通話にかかる『データ通信量』が発生する。
メールを送ったり、Webを見たりするのと同じだ。
使い放題のWi-Fiがお宅にある方は良いが、
ドコモ・au・ソフトバンクなどのデータ通信の契約のみの方は、
使い方によっては、通信制限にひっかかったり、データ料金が発生することもある。
しかも、LINE通話は『発信者』『受信者』双方にデータ通信量が発生する。
その話を聞いたスマホ世代のSapoは、
「全く無料だと思っちゃう方もいるんだね~」
と驚きを隠せない。
そんなSapoが、今朝、
「友達とLINE通話することにしたんだけど、彼女のところ、Wi-Fiがないんだよね」
とLINE通話にかかる友達のデータ通信量を心配していた。
なので、私が、
「それならSapoちゃんがスマホから普通の電話してあげたらいいんじゃない?
Sapoちゃんのスマホ、かけ放題だから、どんなに話しても無料だし」
と提案すると、Sapoは少し困ったような顔で言った。
「うん、私はいいんだけど、彼女がかけ放題じゃなかったら、困るでしょ?」
へっ???
どういうこと?
「Sapoちゃんからかけたら、相手がかけ放題じゃなくても相手には料金、かからないでしょ?」
と私が改めて言うと、Sapoはすっごく驚いて言った。
「普通の電話って、受信する人は電話料金、かからないの?!」
へっ???
Sapoちゃんは、それを知らなかったの?!
私は、「LINE通話を全く無料だと思っている人」がいることより、
「受信者に電話料金がかからないことを知らない人」がいることの方がよっぽど驚いた。
「私、電話したときに、”折り返しお電話しますね”って言われて、
どうしてわざわざかけ直すのかと思ってた。
あれ、かけた私に電話料金がかからないようにかけ直してくれてたのかぁ~」
と、つくづく感心するSapo。
これは世代差なのか。
それともSapoの個性なのか(笑)
ちなみに、この後、その友達に、
「かけ放題なのでこちらから電話をかける」
とLINEを入れたら、
「受信するほうの料金、確認しておくね!」
と返事が来たそうな。
世代なのか。
類は友を呼ぶなのか(笑)
下の写真は、金曜日、連休用の食料を買いに行った先に咲いていた桜。
北海道もやっと桜の季節。