我が家のトイレには、日めくりカレンダーがある。
これは、毎朝Sapoがめくっている。
なので、Sapoが旅行へ行ったり、留学していたときには、
このカレンダーはSapoが出発した日のままになっていた。
「Sapoが無事に帰って来てまたカレンダーをめくるまでそのままにする」
という願掛けを兼ねているわけだけど、それ以外はきちんと毎日更新される。
Sapoは意外と几帳面なのだ。
今朝、ふと気づくと、居間のカレンダーがまだ4月のままだった。
GWの準備(6日間家に籠るための買い物など)で忙しくて、めくり忘れていた。
いつもなら、家族の予定がたくさん書き込まれるカレンダーだけど、
4月は外出自粛で、予定は3つしかかかれていなかった。
「旦那さんの部屋もまだ4月かも」
と思って見に行くと、カレンダーはちゃんと5月だった。
旦那さんも意外と几帳面らしい。
私の仕事スペースのカレンダーを見に行くと、そこはまだ3月だった。
3月は、私の会社でもコロナ感染対策で交代制の在宅勤務が始まった。
毎日がコロナで慌ただしくて、めくり忘れていたのだろう。
ついでに書斎のカレンダーを見に行った。
私が好きな画家さんのカレンダーだ。
2月・・・。
そう、2月はコロナの感染が始まって、毎日が慌ただしく・・・。
それで、めくり忘れていたのだろう。
・・・きっと・・・。
このあたりで私は、カレンダーのめくり忘れが、コロナのせいではない気がしていた。
「ひょっとしたら、私がだらしないだけなのじゃないだろうか?」
それでもなお、「いや、これはコロナのせいに違いない」
と一縷の望みを持って、最後のカレンダーが待つ和室へと向かった。
1月かぁ~・・・。
日本で最初のコロナ感染が確認されたのは確か1月・・・
心の中で一度は頑張ってみたものの、
どう考えてもコロナのせいにするのは無理だと悟った。
でも、こうなると考えてしまう。
こんなにたくさんのカレンダー、我が家に必要なのだろうか。
いや、根本的に私にカレンダーは必要なのだろうか?(笑)