先日、主人とミュシャ展へ行ってきた。
(公式サイトから拝借↑)
1860年にモラヴィア(チェコ)で生まれたミュシャの誕生からデビュー、
宗教とのかかわりや、祖国愛が、作品とともに展示されている。
彼の作品の多くがポスターであるためなのだろうか(一点物と違って)、
作品数が他の作家と比べると、すごく多かったように思う。
今まで見てきた道立近代美術館で開催された他の特別展より、
見て回るのに時間がかかったように思う。
私は芸術については、全く疎いので、ミュシャが良いとか悪いとか、
そう言う感想は全く持てないのだけど、絵を描くことが好きな人間として言わせてもらえらば、
この人は、どんな根気をしているのだろう?
細部にわたる描き込が、あり得ないほど細かく精密!
気が遠くなるほどの作業を、延々としていたのが見て取れる。
もちろん、絵もポスターもとても美しくて、感動に絶えないのだけど、
細部の美しさは、本当に感心してしまった。
商用に作られたポスターが多く、同じ作風の物が多いため、正直、見ていてちょっと疲れたが、
ミュシャと言う人物の生涯をしるには、とても良い展覧会だった。
ゆっくり時間のある時に、のんびり見に行くのがおすすめ。
6月15日まで(札幌)