牧場の日記~競走馬生産者の日々~

競走馬の生産牧場の現状と考察

初顔合わせ

2012年10月04日 | 牧場の生活

親子でうちの牧場に来た。

親子といってももう離乳しているので、親と当才ではあるけれど。

親馬は一日違う放牧地で過ごした後、親の群れにいれた。

今回来た馬は比較的フレンドリーな馬で、特にいざこざもなくスムーズになじむことが出来た。

しかし、子馬のほうは親子2組と離乳した当才5頭の群れに入れたのだが、まだ離乳していない親馬が新しく来た子馬を拒絶し、追い掛け回したり、厳しく威嚇したりした。

 

なかなか群れの中に入れてもらえず、1頭でぽつんとすごしていた。

もう離乳する時期でもあったので、残っていた親も離乳してしまった。

すると、子馬だけになったら、すぐになじんでやっと寂しい生活からお別れできた。

馬の個性もさまざまなので、いつもがこうとはかぎらない。

予想も出来ないこともおこってくる。