強い馬づくりのための生産育成技術講義2018に行ってきた。
講師はNOSAIみなみの獣医さんと、JRAの獣医さん。
お題は「交配から妊娠初期における繁殖管理」と「疾患のある繁殖牝馬の飼養管理」
①「交配から妊娠初期における繁殖管理」
交配適期は排卵の48時間前から排卵12時間後
排卵促進剤は効果が出るのが36時間±4時間なので種付け前日に打つ方が良い。
獣医さんに直検してもらうとき、卵のサイズを2,5とかいう謎の数字で聞くよりも、実寸で聞いておいた方が良い。
その時のサイズは45mm以上だと、交配の適期。そして、子宮の浮腫もグレード1~5で判断してもらい、4になれば48時間以内に排卵する。
早期胚死滅の対処のしかたはボディコンディションを種付け時に上げるような飼養管理をしたほうが良い。
出来れば初回発情は種付けしない方が良い。
若い繁殖でシストのある馬は流産しやすい。子宮に血流の悪いところがある所以である。
双子をつぶすのは早期胚死滅に影響はない。
早期胚死滅は避けられないことなので、早期に発見して種付けしなおすように心掛ける。
たとえば4週5週と鑑定をする。
・・・つづく