今朝のNHK日曜討論で同志社大学 浜のり子教授が、議論の中で異彩を放っていました。相手は野村総研顧問増田寛也氏(元岩手県知事)、太田弘子氏(元安倍政権閣僚)、防衛大学校校長国分良成氏(元慶応大学教授中国政治が専門)などを相手にしての議論となりました。本当にNHKは公共放送としての自覚があるのかとも思える出席者構成です。自民党政権へのすりよりを明確にした対応です。これで公平な議論、政治討論となるのか考えたらと思える対応です。NHK中枢の政治思想を良く表しています。ふざけた出席者配置です。
その中で浜教授の主張、見解は優れていました。1つは今回の総選挙の結果評価です。自公政党、維新の会など主張は50年前に歴史を逆転させるような選挙結果である。彼らの主張は、自公政権がなぜ、政権政党から転落し、野党に下ったのかをまったく学んでいないと切り捨てていました。(本当だ!)
2つ目は、TPP協定に参加すべきとの浜教授以外は主張しました。その中で、浜教授は、TPPは自由貿易協定ではなく、地域限定排除協定であると読み替えるべきであり、日本の経済、世界経済の活性化、改善策にはならないと知るべきとの主張を行いました。また、WTOが機能しない問題を個別自由貿易協定で改善しようとする策(太田弘子氏が主張)は間違いであり、WTOを機能させるように努力することが筋であると主張しました。
3つ目は、新しい酒には、新しい酒袋を用いるべきである主張しました。自公政権が出来て、否定されたはずの自公政権政策を持ち出すのはまったく時代錯誤であるとの主張です。経済財政諮問会議の再稼動、超金融緩和(太田弘子氏の意見)などを主張する安倍氏の主張に疑問を表明しました。
4つ目は、超金融緩和政策です。浜教授は金融論が専門です。金融政策で金融緩和をここまで進めてきたがまったく成果が上がっていないのに、更に金融緩和を行って何が出来るのか。数十兆円もの金融緩和を行っても、資金は企業活動には利用されず、海外投資、為替取引などに利用されているだけで、国内経済の好転材料にはまったくなっていない。こんなことを続けても意味が無い。
なかなか興味深く、学問的にも優れた主張、見解を述べていました。自民党政権のちょうちん持ちの学者、自民党ムラの似非識者に批判を加えることが必要です。
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その中で浜教授の主張、見解は優れていました。1つは今回の総選挙の結果評価です。自公政党、維新の会など主張は50年前に歴史を逆転させるような選挙結果である。彼らの主張は、自公政権がなぜ、政権政党から転落し、野党に下ったのかをまったく学んでいないと切り捨てていました。(本当だ!)
2つ目は、TPP協定に参加すべきとの浜教授以外は主張しました。その中で、浜教授は、TPPは自由貿易協定ではなく、地域限定排除協定であると読み替えるべきであり、日本の経済、世界経済の活性化、改善策にはならないと知るべきとの主張を行いました。また、WTOが機能しない問題を個別自由貿易協定で改善しようとする策(太田弘子氏が主張)は間違いであり、WTOを機能させるように努力することが筋であると主張しました。
3つ目は、新しい酒には、新しい酒袋を用いるべきである主張しました。自公政権が出来て、否定されたはずの自公政権政策を持ち出すのはまったく時代錯誤であるとの主張です。経済財政諮問会議の再稼動、超金融緩和(太田弘子氏の意見)などを主張する安倍氏の主張に疑問を表明しました。
4つ目は、超金融緩和政策です。浜教授は金融論が専門です。金融政策で金融緩和をここまで進めてきたがまったく成果が上がっていないのに、更に金融緩和を行って何が出来るのか。数十兆円もの金融緩和を行っても、資金は企業活動には利用されず、海外投資、為替取引などに利用されているだけで、国内経済の好転材料にはまったくなっていない。こんなことを続けても意味が無い。
なかなか興味深く、学問的にも優れた主張、見解を述べていました。自民党政権のちょうちん持ちの学者、自民党ムラの似非識者に批判を加えることが必要です。
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