先日、滝川市が軍事パレードを行ったと報告しました。ところが、名寄市でも戦車まで参加した軍事行進が行われたとの報道です。本当に、何かが狂っている。狂い始めているのではないかと思わざるを得ない出来事です。安倍、自民党右翼政権が、橋下の慰安婦発言を引き出し、歴史認識の改ざんなどを公然化させる中で、右翼勢力はわが世の春が来たと「踊り」始めているのかもしれません。
失業、貧困化など、経済的な疲弊、閉塞感が増大する中で、株高宣伝、景気がよくなるかもしれないなどのまやかしの宣伝でごまかされないようにしないととんでもない社会に誘導させる可能性があります。世界の歴史が間違いなく、戦争をしない、民主主義の徹底、戦争回避・平和実現に向かっていることを理解し、受け止め、日本がどうあるべきかを考えるときにきていると思います。中国、韓国との領土問題、北朝鮮の核開発などを利用した、日本の軍事大国化、思想統制、政治の右傾化を押しとどめることが必要です。
<自衛隊の軍事パレード>
陸上自衛隊名寄駐屯地(岡部勝昭司令)の車両パレードが16日、名寄市中心部の市道で59年ぶりに行われた。市民が沿道で見学する一方、市民団体が抗議活動を行った。
名寄駐屯地の創立60周年を記念し、記念行事協賛会(会長・加藤剛士名寄市長)が装備などについて知ってもらおうと企画、駐屯地が開催した。
市道約1キロを通行止めにし、上富良野駐屯地(上川管内上富良野町)所属の戦車1台、名寄駐屯地の155ミリ自走りゅう弾砲1台、人員輸送車両など計117台に隊員が乗り、約1時間かけてゆっくり走行した。