こんにちは、蜂助です。
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梅雨に入っているのに仙台市は今日も雨が降りません。水不足が心配です。
今日の我が家の花は、また野菜の花です。これは雌花で、花の元にきゅうりが見えています。
きゅうり 漢字では胡瓜と書きます。胡とは古い中国にとっての、新疆ウイグルのあたりを指すと昔学びました。胡弓、胡麻、胡椒、これらは西方から伝わって来たのでしょう。確か、きゅうりの原産地はインドの奥地だと思いました。そこから伝わったきゅうりは、ヨーロッパに到着する頃には皮がツルツルのピクルスにするようなずんぐりタイプになりました。中国の南の方に到着したきゅうりは「四葉(すーよう)」という細長いいぼいぼきゅうりになり伝わりました。これは「きゅーりのきゅーちゃん」のようなポリポリの食感のきゅうりです。中国北部には、私たちになじみの深い形と食感のきゅうりとして伝わりました。これを「河北系きゅうり」と言うと記憶しています。日本では、きゅうりはほとんど生か漬物で食べますが、中国では炒め物、酢豚などにも入っていますにも使われます。農村では、子どものおやつにもなります。
平和市長会議という世界組織があります。1982年に当時の広島市長がニューヨークの国連本部で開かれた第二回国連軍縮特別会議で、世界に対して核兵器廃絶に向けて提唱しました。現在はこの組織に加盟している都市は世界で156ヶ国5645都市となっています。私の住んでいる宮城県も、35自治体のうち24が加盟し3分の2を超えています。今年になって、大川原町、涌谷町、大郷町、丸森町、大崎市、塩釜市が新たに加わりました。
アメリカでも平和市長会議に加盟している都市はたくさんありますが、それとは別に人口5万人以上の都市の市長が参加する「全米市長会議」(2011年で170都市を超えているとネット上にありました)というのがあります。ここで6月24日に開催した第81回年次総会で、全世界の核兵器を廃絶し、軍事費を削って国民の必要な分野に回すべきだとしてその指導性をオバマ大統領が発揮するように求める決議が採択されました。
その決議の一文に「推定17300発の核兵器が存在し、その94%は米国とロシアが保有している。核兵器の先制使用の脅迫は、両国の国家安全保障政策の中心であり、中東や東南アジア、朝鮮半島での核をめぐる緊張は、核戦争の可能性が現在もあることを想起させる。」「軍事費を削減し、国内の貧困と格差の是正、社会的なセーフティーネットの修復、雇用の創出、インフラ整備、地方自治体への支援を行うよう求める。」とあります。
驚きました、これがアメリカの影響力のある全米市長会議の文章なのです。反核団体や日本の原水爆の集会のものではありません。
世界の主流は、核兵器のない世界へと確実に動いていることを改めて実感する清々しい朝です。