脱・転勤族ハーバリスト~イヌとネコをお供に

2019年脱・転勤族!
イヌ歴14年、ネコ歴12年。ハーバリスト歴は9年になりました。

「9月、秋は嵐と共に~そして今」

2018-11-26 | ラムとぼたん

風が冷たくなりましたが、みなさま元気にお過ごしでしょうか。

私、先週ブログを更新できませんでしたが…実はうっかり風邪をひいてしまいました

相方がいつも通り風邪をひいたのですが、これもいつも通りなんですが「風邪ひいてるのに何動いてんねん」と相方を見ていた私がイライラッとしてしまい風邪をひきました

↑解説しますと、相方が風邪をひいた時点で風邪菌は家中に蔓延しています。風邪菌を自分の中に入れないよう防御する為に私は心身のバランスをとるよう心掛けて過ごしていたのですが、ついついカーッとしてしまいエネルギーを放出、このエネルギー放出の際に心身の扉を不用心に開いてしまったので蔓延してた風邪菌がワァ~っと入ってきてしまった、という感じでしょうか

まだ治らん

またこの風邪、にきてるんですよ~ ウチは鼻系がホント弱いわぁ~

連載『9月、秋は嵐と共に』は今回で終わりです~。ここまで読んで頂きありがとうございました~

《10月半ばから現在》

9月の嵐は10月にはウソのように過ぎ去りましたビックリ

治療が終わって1ヶ月と2週間が過ぎました。まだ1ヶ月ちょっとしか経ってません。でもものすごく時間が過ぎたような気になります。それは、治療をしてからのラムがすこぶる元気だからからかもしれません。治療前までのヒドイ状況を振り返ると、今は夢のように感じるのです。

あれからゴハンを食べないという日は無い。たまに食べるのを中断してウロウロこちらに来て「なんかないの~?」という時が度々ありますが、これは食べなかった時期に、あの手この手として食い付きそうなものを“ふりかけ”て食べさせようとしたのに味を占めて…覚えてるんですね 病気前は「食べないなら食べんでもよろしい!」と残ったゴハンを取り上げてましたけど、今はもうできませんねぇ 食べてくれることが大事 それにこれは老犬・病気犬仲間と話したのですがいくら食べても体重が増えないウラヤマシー ラムは10.5キロまで減った体重を現在の12キロまで戻しましたが、最近は横ばいです。上半身はムッチリしたのだけど、筋肉が付いてくれないので後肢が細く見えます。

イイ顔してるでしょ?オヤツ待ち中。散歩でオヤツをもらう事を「仕事」と思っているようデス

もうちょっと増えてくれても良いんだけど、たぶん今の体重がベストなんでしょう。確かに病気と夏バテで筋力が落ち、足腰がちょっと弱った感じもしますが「体重が増えれば足腰の負担が増え立てなくなる事もありますから!」という事をポテンシャルの高いラムが分かってる気がしてならん…そう思えてしまうのも親バカでしょうかね

ご機嫌で散歩に勤しむラム 

来月2ヶ月検診があります。2ヶ月ごとの検診です。CT撮って確認ですわ

正直ちょっとコワイ

調子が良いとはいえ、寒くなってきてクシャミが多かったり、逆クシャミもたまにしたりで心配になります 

最近犬友と話して、犬はあまりクシャミしない事を聞いて驚きました。そーなんですか??

ラムは子どもの頃からスクーターの排ガスにはテキメンに反応したし、玄関から外に出たら1,2発クシャミするのは毎日だったし(特に関西に来てからは必ず)。もともと鼻は弱かったのね、と今更ながら知りました。

逆にほとんどクシャミをしないコがするようになったら注意してあげて下さいね。

最近はラムのクシャミを気にしてたら、横にいるぼたんが青っぱなを出してるっちゅう ウチはみんな鼻が弱いなぁ

これからどんな展開があるのか分かりませんが、ラムを信じる事、これを肝に銘じて一緒に楽しんでいきたいと思います 

今はそれしか考えない。動物のように「今」だけを見て生きたいです。…とはいえ、そろそろ年末、そして年賀状を考えなくてはイケナイ人間の性

とりあえずヒト2+ラム&ぼたんで年が越せそうなことに感謝です

みなさま、年末頑張って行きましょー

…といっておいて、やる気をなくす猫写真を最後に

 

ヌクヌク日向ぼっこ

サイズが合ってないといくら諭しても頑張って入れる事を証明するぼたん…それもまたカワイイ


「9月、秋は嵐と共に~第4週から…」 

2018-11-16 | ラムとぼたん

いつの間にか「寒いね~」というのが挨拶になっている伊丹地方

日中の良い陽気のままで夕方散歩に出てしまうと、あっという間に日が暮れ寒くて居られなくなります。マフラー・手袋は必須です

夕暮れの中のラム。昨日は尻尾フリフリでご機嫌でした

もうちょっと落ち葉があると絵になるかなぁ~(いかんせん撮る方の腕がねぇ^^;)

 

連載『9月、秋は嵐と共に』ですが、ついに放射線治療が始まります

先週までは本当にやると思ってなかったんですけどね。運命ってどう進むかホント分からない

 

《9月4週目からの4週間》

実際に放射線治療を選択したのですが、先週説明を受けた時点で腹は座りました。もちろん不安はあります。が、“不安”自体は春から‘異常な状態’になった時から続いている事です。

でも何が違うかと言えば「このまま放置しても治ること無く悪くなるだけ」ということがCT画像を見てハッキリし、ある意味“終わり”を知った事です。

親の介護でも、子どもの学校内でのいじめ、家庭内暴力の最中の親子なども同じでしょうが、「いつまでこの状態が続くのか?」が分からない事は相当なストレスになり、自分自身を追い詰める事になりまねません。実際聞いた話しですが、ペットの介護の中で多いのが「食べてくれない。いろんな物を試したけどどれも食べてくれない。今まで大好きだった○○さえ食べてくれない。もう何をあげればいいのか分からない」と追いつめられる飼主が多いという事。この話は私が同じような状況、ラムがゴハンを食べなくて途方に暮れていた時に犬友さんが聞かせてくれました。ちょっと気が楽になりました(ありがとう)。だから“終わり”がある事が分かるだけで、前向きに進むことができるんだと思いました。そこへ向かう最善策はなにか?と。

健康であっても生命体である限り“終わり”は来るのですが、私達がラムに対して「どういう終わり方をさせてあげられるか」という時間をもらったと思いました。過程は多少の違いはあるものの、最終的な考え方は相方と相違なかったので、これから悪くなる一方なら、それを‘変えられる’かもしれない選択をしようとなり、それは唯一の治療法「放射線治療」だったワケです。あくまで緩和治療の範囲を考えているので‘完解’という奇跡を現実の目標と定める事はしません。恐くてできませんヨ ‘変えられる’かもしれないのは、腫瘍が縮小して少しでも楽な状態を維持させる事ができるかもしれない、という事。こう考えられたのもハーブやら中医学やバッチフラワーレメディなどのホリスティックな健康法を学んできたからだと思います

 

緩和的(消極的)放射線治療は「毎週1回を4週間、短時間・少量の放射線治療」という内容で行いました。

大学病院なので平日しかやってないのですが、相方が夏休みを残しておいてくれた+有給休暇でイケると判断し実行できたワケです。そして重要ファクターである「お金」ですが…ぶっちゃけ結構な出費です!ただラムがウチに来た頃からこういう事に為にとコツコツと溜めていた貯金があり遂に役立つ日が来た訳です!これも広島で診てもらってた獣医さんからのアドバイス「転勤で都市部に住んだらペット保険に入った方が良いです。治療費が広島とは違って高いからね」。動物病院はいわゆる自由診療のようで、特異性に地域性もあるようです。13年前はペット保険も種類が無かったのでその分貯めとくか、という事になったワケです。

しかし今回の治療で…毎月13年間貯めた金額の半分が一気に飛んできましたけどぉ~~ 残りはぼたんの為にとっておきたいんだけどなぁ

 

放射線治療がどういうものかについては一応説明を受けたものの、放射線治療は見れないし、ラムがどんな感じで受けているのかサッパリ分からないという不安が最初はありました。しかしこちらの不安をよそに、獣医さん、特に専門の病院なので先生にしてみれば「いつもの治療」に過ぎないんだという事を実際行ってみて思い知らされました。それはいつも通り良い意味で“淡々と”“普通”の対応なので安心感にも繋がりました。そして前にも書きましたが、担当医師が「アーティストのゆずの岩沢さん似」というのも大きいかも 

また放射線治療の効果は治療後~2,3ヶ月にかけて出てくるとのことで、今日の治療で何か驚くような事はすぐに起きる事はなくアワアワしてもしょうがないってコト

とはいえ1歳になる前に避妊手術を受けた時以来の「麻酔」がどうなのかという心配は多少ありましたが、CTの時も大丈夫だったし、事前に聞いてた麻酔の考え方「だいたい大きな病気をするのは高齢になってからなので、高齢犬を前提とした麻酔を考えてやっています」も納得してたので、まぁ大丈夫かなと。もう一つの心配はゴハンを食べずに痩せたので体力が持つか?という事でしたが、「ゆずの岩沢さん似」の獣医さんが大丈夫っていうなら大丈夫

そして治療後、ラムさんと再会の時。またポテンシャルの高さにまたまた脱帽ですよ

本来持っている「お仕事犬」モード全開で「やってやりましたよ!」という感じで達成感満載の顔で出てきました 元気過ぎてこっちが心配になるぐらいです。

麻酔自体は10分+αぐらいのもので、よって治療時間もそれ以内。2時間という時間は治療・麻酔あけの様子を見るために取っているとの事。麻酔空けのポヘェ~とした状態があけてからの再開だし、ラムは寝てるだけだから治療については知らないし、そりゃぁテンションで出てくるワケだ

そして驚いたことが2つ。

まずあれだけ食べるのを拒否してたゴハンを帰宅後に食べた

おそらく初回治療後は「やってやりましたよ!」という充実感で食べたのだと思うけど、次の日の夜から全然食べないという日はありません。それは今日まで続いています

そしてもう一つは、上あごに出っ張ってた腫瘍がへっこんだ

治療後3日後には散歩中に“嗅ぐ”ようになり(この時、やっぱり鼻が利いてなかったと再実感)、5日目ぐらいに気づけば腫瘍の出っ張りが無くなり平らになっていました そして2回目以降の治療後はキューキューなるオモチャを鳴らしたり、タオルを口にくわえて持ってくることもするようになりました。驚きです カイヌシ涙ものでした

この傾向は回を重ねるごとに顕著に現れ、病院に行き治療をする事が「お仕事」のごとく、毎回終了後には「やってやりましたよ!」という顔で出てくる そして家に帰ってゴハンを食べ、公園に行って犬友に褒められオヤツを頂き…なんだろう?あんだけ心配していたのにすかされた感じ?! うれしい誤算つくづくラムのポテンシャルの高さに感服 そしてカイヌシ“白旗”という想いをあらためて思うのです

ただ治療最終回の再説明時に釘は刺されました。

「治療の効果が思ったよりも早く出てる。このような場合は再発するスピードも速い場合があります」と。

医者としては言わなければイケナイ事です。言葉自体はショックもありましたが、病気~治療の一連の中でラムのポテンシャルの高さを思い知らされたので、ラムを体を信じようと思えました

《次回最終回》

 

昨晩、ついにヒーターを点けました

さっそくきたね

寝る時は腹巻も付けてます。朝には脱げてるケド。

朝夕はホント寒いと感じますね。

時々ラムの鼻が詰まったような状態になりドキッとするのですが、ぼたんも同じ様な状態になってたので寒さが原因か、とちょっとホッとしてしまいます


誕生日、感慨深く

2018-11-06 | ラムとぼたん
本日11/6でラム14歳になりましたーーー
ヒト年齢だと83才ですって
こんなに想いを寄せる誕生日というのも、ウチの家族になった年以来でしょうか。
夏頃は今ラムがここにいるとは思っていなかったからなぁ
現在、全般的には穏やかに過ごしております。なんだかお婆ちゃんという感じが強くなってます それはそれでカワイイのですが、「ドリフのコントで志村けんが演じてたお婆ちゃん」を彷彿させる事も多く、都合の良い事は聞こえて悪い事は聞こえない、本当は聞こえてるやろという事が多い気がします
カイヌシとしては、可能な限りラムのポテンシャルを活かしてあげたいという想いただ一点でございます。それは決して“長生きしてほしい”という具体的なものではなく、ラムがラムらしく犬として自然に寿命を全うして欲しいという感じでしょうか。病気になる前はラムの高いポテンシャルからみると相当長生きするだろう、そしてワガママ・頑固ババァになって私達を悩ませるだろう、と思ってたんだけど…さてどうかな?

ぼたんの誕生日は10月末(想定)なので、いつも通りラムとぼたんの合同誕生日会を先週末にしました

食べるのはラムなのでラムの名前しか入れなかった

ガーン
とはいえ、昨年までケーキ(ワンコ用)を食べさせたことがほぼ無かったので、食べ方がわからず、ゆえにテンションも上がらないラム

じゃぁ「ボクが食べる」とばかりに

猫がケーキを
ラムが食べる物はチャレンジしたくなるぼたん。舐めただけだけど~
やっぱり肉だよね、肉

肉食女子のラムさん

良い食いっぷり なんだか嬉しいねぇ

今年はここまでラムの事で一杯一杯だったけど、ぼたんも12才ですからね(ヒト年齢64才)。相変わらず甘えん坊ですがオッサンです 
2才までに2回膀胱炎になったという事でずっと処方予防食を続けていましたが、食としての内容が良い訳ではない、と最近思うようになりました。猫はその生態的に腎臓を悪くしやすいので、正直、処方予防食はありがたい。けどそれを食べていれば病気にならないという訳ではないし、商品が手に入らない状況になった時には困る。
この食の見直しのきっかけは、年を重ねて代謝が落ちたのか、食べる量は全然変わらないのに体重だけが増えていく今日この頃 7キロ越を軽くオーバー 獣医さんからも「糖尿病には気をつけて上げて下さい」と言われ、ぼたん飯を見直す事にしました。
ラムが病気になってからずっと、ぼたんはラムを見守り続けています。逆にそれがストレスになってしまわないように、カイヌシも意識してぼたんに応えるようにしていますが…とうかな?

ラムとぼたんがいるからこその幸せを味わう、今年のフタリの誕生日です

「9月、秋は嵐と共に~第3週・後編」

2018-11-02 | ラムとぼたん
部屋にいても寒いなぁと感じる今日この頃。
ラムも丸まるようになってます。

クッションに挟まるラム

ブサイクでカワイイ今日この頃

では昨日の続き3週目後編、CT検査本番です!
《9月3週目・後編》
検査自体はラムがするのでカイヌシは6時間ぐらい放置(待ち時間)です 大阪りんくうタウンというエリアに病院はあるのですが、近くには関西空港、そして観光客を目当てにしてる(?)アウトレットモールもあります。けど、さすがに行って楽しもうとは思えなかったなぁ 思い返すと…なにしてたっけ??

正直、検査後は大変でした。細胞検査をする為に腫瘍組織を取ったので出血するわけです。もちろん事前に説明も受け、2~3日の出血はあるかも、と言われてました(聞いただけで私のテンションはでした)。ただ止血はしているので解放された時は止まってました。が、その直後に興奮して大クシャミをした際に再出血 出血量は多くは無いけどずっとタラタラ~ 帰りの1時間のドライブ中もずっと鼻にティッシュを当ててたので腕が固まっちゃって参った
それとCTを取るために口から“管”を入れてたそうなんですが、その違和感からか3日間ぐらい空咳のような「喉に違和感があるものを吐き出したい」という感じの咳が続きまして、それがツラそうでした
そんな感じだったのでその3日間はもちろんゴハンは食べませんでした~ でも公園で犬友からもらうオヤツは食べるっちゅう…

検査の詳細は後日にお知らせが来るという事でしたが、CTにはハッキリと、というかガッツリ腫瘍が写ってて、先生からは「ステージⅢ・悪性腫瘍の可能性大」と言われました
こんなガッツリ分かりやすく写るぐらいならもっと早く検査すれば良かった、その方が体力(体重)もあっただろうに…と思うも、じゃぁどの時点で?と振り返ってみると、やっぱり“今”しか選択できなかったと思う。そう思うとカイヌシとラムの「運命」なんだろうな、と感じてしまうのです。
ステージⅢってどんなん?とお思いでしょうが、聞くと(そして改めて活字を見ても)恐ろしく「腫瘍が骨を突き破ってる」状態でほっとくと1,2ヶ月でそうとう辛くなるそうで…そりゃそうだろう、という画像です

ここで最終判断、ファイナルアンサー!(←懐かしいフレーズ)
放射線治療やりますか?やりませんか?(←これは最近の家を探すという某番組のフレーズ似)
ここで獣医さんから放射線治療についての詳しい説明を聞きました。ここで医学の進歩を目の当たりにしました。
放射線治療には「積極的」という治す事を目的とする治療方法と、「消極的」と言われる緩和を目的とする方法があるとの事。違いは放射回数と間隔。「積極的」は週に3~4回放射して一気に叩くので放射量も多くなります。「消極的」は週に1回×4回(計4週間)で1回10分程度の治療。副鼻腔の場合4方向から当てます。
そして何よりの違いはこの大学病院は人間用の機械を使っているので照射精度が高いということ。動物の放射線治療に関しては「工業用」の機械を元々使っていたそうで、その場合は表面に強く照射され肝心の内部の腫瘍には3割ぐらいしか照射できないので回数も増え結果皮膚がただれるという事があったそうです。今はだんだんと「人間用」のものに替わっていってるそうです(チャレンジする場合は事前に聞いた方がいいですね)。
そして残念ながら、カイヌシが望む「延命は望んでないけど、できるだけ最後まで穏やかに辛くないように」という事に対応する治療方法はこの「消極的放射線治療」しかない、と言われました。そう言われたら…答えは1つしかないって事じゃん
そして早くも次週からこの放射線治療がスタートする事となるのです

オマケ
ぼたんがいます。どこでしょう?

このまま4時間います


「9月、秋は嵐と共に~第3週・前編」

2018-11-01 | ラムとぼたん
早いもので今日から11月。今年は例年以上にあ!っという間に時が過ぎている感じです。
そして昨日までのハロウィン狂想曲からクリスマスに街は模様替えが始まるんですね。そして年末年始の慌ただしさも来るワケで
ハロウィンは終わったけどせっかくなので「カボチャとぼたん」を

ラムの公園散歩ではハロウィンモードの子ども達に絡まれないように気をつけました。
日曜日の公園で、ハロウィン仮装した小学中学年ぐらいの子ども達の集団がおりまして、その中の男の子が楽しそうに「あっちに犬がいっぱいいますよー」とわざわざお誘いに来てくれましてね コレ関西特有公園のワンコ達に遠慮なく話しかけ撫でにくる子ども多し。今回はラムと同じ気の強い婆さんワンコと一緒でしたので丁重にお断りしました こっちの子どもはフレンドリーで良いんだけど無知識で平気で近寄ってくるから気を使うわ~

冷ややかなラムさん

やっとラムさん9月3週目です。早いなぁ~ 長いので前後編にしました。今日は前編です
《9月3週目・前編》
ついに検査の週です。
以前からお世話になっている獣医さんは「腫瘍」と分かった時点でこれから成長して悪さをしていく腫瘍に対してその都度対処していくという姿勢でした。この背景には「①高齢で麻酔や積極的治療のリスク」「②放射線治療は皮膚がただれるリスク」「③完治の可能性がほぼ無く予後が悪い」という考えがありました。私も腫瘍が現れた時点でもう酷くなっていくのをただただ見守るしかないと思っていました ゴハンを食べず痩せていっているのに、今から治療のしんどさに耐えられるのだろうか?と思ったから。
でも相方は違っていて、とにかく「正体を暴いてから対応できるならしていく」という考えで、夏から診てもらっている獣医さんと基本的には同じ方向。カイヌシにとってどちらが後悔しないか、という視点で考えた時、後者の「正体を暴く」そして「我々ができる範囲の全力を尽くす」しかないなと、私も納得してCT検査する事にしました。
後日談としては、この時点で相方はまだ「100%悪性腫瘍」とは思っておらず、違う可能性もあるんじゃないかと思っていたようです
ここまできたらまた一つ腹を括るというか、白旗をあげるというか…もうキレイ事は無し
ラムの為じゃない、我々カイヌシの為に検査をする
という事。ラムにとって楽な治療なんて無い。病院行くのだってイヤだもんね。診察台で震えちゃってるし(病院出ると「やってやりましたよ!」というドヤ顔で元気になるんだけど)。
ここで「ペットを飼う」という覚悟と責任の持ち方を教えられたように思いました。最近は‘ペット’‘飼う’という言葉を使わないで‘家族’という範疇で話しを聞く事が多く私もそうしていたけど、やっぱり人間の《責任》で《飼育》するという事実は事実で、カイヌシが全ての判断をしなけれないけない、それがペットを飼う責任を負う事。そうガツンと思いしらされました。

そしてCT検査をしに関西空港近くにある大学病院まで高速含め片道1時間のドライブ
大学病院なので平日しかやっておらず、相方が夏休みを残しておいてくれてホント良かった
実はこの時点では「放射線治療」するかは決めていませんでした。とりあえず「悪者の正体を暴く」という考えでだったし、前に書いたように相方は悪性腫瘍自体まだ疑ってたし
ただ放射線治療を前提にするなら“歯型”も取るとの事だったので、さてどうしたものかと。私は放射線のリスクを心配してたから歯型要らないんじゃない?と内心思ってたけど、相方は「もし放射線治療せず使わなかったら記念に貰っていいですか?」と聞いたもんだから面白いから取っとこうという事にしました。結果、良かった
ところで今どきの若い獣医さん(30~40代?)の特徴なのか?たまたまなのか分かりませんが、アーティストのゆずの岩沢さん似の先生(30代)は、ラフな雰囲気だけどよく話しを聞いてくれました。もしかしてカウンセリングの勉強もしているのでは?と思うような、まずは話を聞き、決して相手を否定せず、相手の本心や方向性を見極め、獣医としての見解を話す、という事がとても良くできている印象でした。この大学病院を紹介してくれた先生(40代)もこの点は似てますね。逆に前の先生(50代)は決めつけて話す所が見られ、素人のカイヌシとしては「先生に従う」しかない感じがしました。けどそれが悪いかというとそうも言いきれない。カイヌシは素人ゆえ判断しろと言ってもなかなか決められない。そういう意味では経験を積んでいる頼りになる先生と見えるでしょう。合う合わないは出てくる。前にも書きましたが、動物病院はヒトの病院と違って比較的簡単に替えられるのが良い点です
さてラムはというと、元々好奇心旺盛なタイプなので新しい事は好き それは初めて来た病院でも同じでして、連れていかれる時もこちらを振り返らずに意気揚々と去っていきました…たくましい
《9月3週目・後編につづく》

オマケ

ぼたんのデカ尻にカボチャ たまらん