梅雨明けが遅かった分と言っていいのか、明けたとたんに猛暑MAXといった感じですね
猛暑に負けてませんかー
ご報告です。
8/5(水)朝7時に、ラムさん次にステージへ旅立っていきました。
ペット飼い的には「虹の橋を渡りました」
15才と9ヶ月で享年16才。中型犬としては優秀な方かと思います。
いやぁ、よく頑張った。というか、生き切った
副鼻腔ガンなんて、“美人のラム”にとんでもない病気を与えたものだと誰ともなく恨みましたが、最期はただただ心臓が止まった、いわば老衰で逝ったのですから、親バカですが大したものです。アッパレです
「鼻血」という症状が初めて出たのが2018年正月、約2年半の闘病は正直カイヌシはかなり消耗しましたが、ラムは飄々と過ごしていたように思います。もちろんシンドイ時は多々あったと思いますけど、その日その時を実直に淡々と生きてたのではないかと。
放射線治療後の予後は「半年」だと、つい最近聞きました
もちろん放射線治療の前にその後の経過や副作用など聞いていました。確かに再発の兆候が出たのは治療後半年以内の4か月目でした。けど結果は1年9ヶ月位生きたのですから、説明された副作用想定内を越えてしまった。この数ヶ月はその想定外の反応が出てラムのエネルギーを消耗してしまったけど、“長生きした結果”だと。
かかりつけ獣医さん、漢方薬や鍼をしてくれたホリスティック獣医さん、放射線治療をしてくれた獣医さん、みなさんに驚いていただき、褒めて頂きました
ラムさん…
こんなにしてもらって、あなたそんなに
みんなと仲良かったっけ??
どちらかというとクールでみんなと遊ぶなんてなかったラムですが、最期が近づくにつれ犬同士の“絆”が見えました。
犬友、先生から、たくさんのお心遣い頂き心に沁みます
<最期>
私はいつも朝6時半に目覚ましを鳴らすのですが、起きた直後にラムの息が荒い事に気づき様子を見守りました。
その2週間ぐらい前からは朝起きると手足が冷たく、これは内臓を守る為に血液が集中しているのではないか?? なんて思っていたのですが、その日の朝は手足は暖かく…というより熱いと感じるぐらいで、だからといって耳や頭は熱くなかったので脳の炎症ではない(腫瘍の成長によって‘てんかん発作’は予想されていた)、歯茎は薄いピンクでいつもと変わりない。ただ呼吸が53回/1分と平常の倍以上早い…それだけといえばそれだけ。 これは様子を見るしかない。ここで病院に連絡しても様子見と言われるだけだし、と。
30分ほどたった頃、「ケッケッ」と咳き込むようなそぶりをしたので、痰が絡んで咳き込んでいるのかと思って(副鼻腔ガンの影響で鼻炎症状がずっとあった)、「ケッしなさい、ほらケッケッ」とさすりながら言ってたのですが…それが最期のサインでした。
後で聞いたら、最期はそんな感じなんですね 知らずに魂が出るのを急がしてしまったかも
(マンガで口から魂が出る様子が描かれたりしてますが、そんな感じだったのかも?!)
荒い息が落ち着いたな、とホッとしたのも束の間。あれ?なんか静かすぎる…生きてる?あれ?歯茎っていうか舌が白いじゃん 死んでるよぉ〜(ToT)
慌てました
でもラムはスッと逝けたので良かった。本当に眠っているかのように逝けたのでホッと、感動さえしてしまいました。
ラムはクールで構われるのキラーイ!自分の距離感をもっているコだったので、きっと私達が留守の時や寝入っている時にサッと逝ってしまうんだろうな…と想像していたけど、ちゃんとみんなが揃っている時に見守られて逝ったのには意外にも思いましたが嬉しかったです。
病気が病気だっただけにシンドイ別れになるんじゃないかと思っていたけど、ホッとしたり感動したり嬉しかったり…と全体的にはポジティブにお別れできたような気がします。
(で、今、疲れがどっと出て相方寝込んでます)
カイヌシにも労いを頂きました。嬉しすぎる
ラムを愛でて応援して下さった方々、ありがとうございました。カイヌシ、ラムに代わって心より感謝申し上げます
ザッと経緯を書きましたが、今後しばらくは詳細…というより印象に残っていることや実際やってきた事が書ければいいかな。
【今日のシメ。】←初めてじゃん!
ペット達は長生きするようになりました。同時にヒトと同じような病気も増えました。そして動物医療も日々進化しています。獣医さんによって考え方や治療方針はかなり違うとも感じました。
情報量も増え、カイヌシの悩ましい時間が増えました。
だからこそ直接のコミュニケーションがとても大切だとつくづく思いました。
もしラムと同じ病気で悩んでおられる方が、このブログを見たら私の経験した事ならなんでもお伝えするつもりでいます。が、
実際の話し、治療の地域差はかなりあるし、信頼できる獣医さんに出会えるか、そして重要なのが投資力がどのくらいあるか。参考になるようでならない、かもしれない…という事は逆に参考にして下さい!
しばらくゆっくり休んで“鼻炎”治そう