特別な練習が行われたわけではありません。すっかり秋らしくなった空気の中での練習でした。暑くもなく、寒くもなく、ちょうど良い感じです。個人的には、年中、こんな感じで良いんですけど、、、
遅ればせながら、、、ですが、今年度の講習が始まりました。
毎年、日曜日を利用して、一年かけて、柔道をやる意義、礼法から始まり、基礎運動、立技・寝技の技術の講義、練習を行っていきます。
(合同練習や試合などで、予定通りには進まないのが実情ですが、、、)
柔道の創始者であられる嘉納治五郎師範(今日の講習でお名前が出てきましたね)は柔道の修行内容について「形と乱取、講義と問答」としています。
本当は「講義」というのは、柔道以外の様々な知識や教養を「講義」という部分で指導し、人格面の形成に役立たせるということを意味しているようです。柔道の面でも「講義と問答」は役立つと思いますので、この毎週日曜の講習の場を「講義と問答」の一つとして、先生の「講義」を聞いて、わからないことは「問答」を通して明らかにしていってもらいたいと思います。
篠栗道場での講習を始めて、かれこれ7,8年くらいになるのではないかと思います。
キャリアの長い子は、毎年同じことをやるわけですから、あきてくるかもしれませんが、大切なことですので、あきるくらい聞いて、しっかり頭にすりこんでもらいたいと思います。
そして、しっかり刷り込みができたら、こんどは、後輩たちに、教える側に回ってください。
教えることによって、知識が整理でき、より理解が深まることでしょう。
(柔道に限った話ではないと思います)
さて、講習がスタートしたばかりですが、秋めいたところで、一部の試合の申込用紙が届いてきています。
来週の日曜日は、団体戦メンバー決めのための部内試合を行います。休まないようにしてください。