精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

先週末のできごと

2008年05月26日 10時56分58秒 | 手話サークル
  金曜日の午前、西部塵埃処理組合具会の研修会が開催された。2月に精華町と組んでいる隣の木津川市長が「清掃センター建設断念」を表明したことを受け、今後の方向性や具体的進め方を議会としても調査・検討するためのものです。現在の処理施設は、精華町の北稲という地区にあるが、30年近く新施設の建設約束が果たされないできた。木津川市長は「21年3月末日までに建設計画を提示する」と地元地区と覚書を交わしていた。研修会では、「建設計画の定義・内容」や「具体的スケジュール」が中心に議論された。いまいち具体性に欠け、この研修会は継続することが確認された。
  金曜の午後は、衆院京都6区代表の浜田氏と、地域回りをする。今の政治に対する不満や、91歳の戦争体験者からは実体験を基にさまざまな意見を聞かせていただいた。
 夜は、京都内で開催されたイラク訴訟の報告集会に参加する。全国各地で展開されてきた「イラク訴訟」、損害賠償請求や自衛隊の撤退など裁判所に求めていた本体はことごとく認められていない。しかし、京都訴訟の控訴審(08年2月大阪高裁)では、平和のうちに生存する権利を国民が有しているとし、場合よっては訴えが認められる可能性があることを示唆した。また、4月の名古屋高裁判決では、イラクでの航空自衛隊の活動内容を、米兵を中心とする多国籍軍の輸送が大半でイラク特措法が禁じている「戦闘地域」にあたり、憲法第9条に違反していると認定し、この判決が確定している。画期的なものであり、今政府などが検討している、自衛隊の海外派兵を恒常化する法律案(今までは1つ1つの紛争に対して特別法があった)を成立させてはならないと考えます。
  土曜日は、午後から「議会報告会」を開催する。あまり多人数の参加ではなかったが、継続することが肝心である。役所が作る文書は、正確さを優先するあまり、理解しにくい面が多々あると実感。改善を求める必要があります。
 夜は、地元集会所の改築に向けて、具体的検討を進める委員会が結成されるので参加しました。
 日曜は、終日京都市内で開催された「京都手話サークル連絡会」の定期総会・学習会に参加。各地のサークルが悩んでいることや、聴覚障害者が手話サークルに期待していることなどを学びました。福知山や舞鶴など北部で活動している方とも顔合わせ。10年以上ぶりの再会の方もあったが、お互い覚えていました。それにしても、最近のボランティア活動は、中心が中高年というか高齢者層となり、20年ほど前のような20代30代メンバーは貴重な存在。依頼を受けてコミュニケーション保障にたずさわる「手話通訳者」になるためのカリキュラムも増え、数年の年月を要するなど、後継者問題が急浮上しています。ニートなど自分の生活維持に精一杯ということもあるかも知れませんが、私たちが活動してきた手話サークルでは、「ボランティア」という表現を、「共に歩む」と表します。決して「誰かにしてあげる」とか「労働力を無償で提供する」といったレベルの活動ではありません。言い換えれば、障害があろうがなかろうが、「仲間」として連帯すること、おかしなことがあれば、力を合わせて変えていく活動です。楽しい活動も多々ありますので、ぜひお近くのサークルの扉をたたいて下さい。「どこに連絡すればわからない」と悩んでいる方は、遠慮なく問い合せてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする